ハワイの歩き方編集部Maki(以下Maki):はじめまして。まずは今年の春のコレクションについて紹介してもらえますか?
レベッカ・ミンコフさん(以下レベッカ):こんにちは、レベッカ・ミンコフです。 2013年春のコレクションは、写真家のスリム・アーロンからヒントを得ています。彼は60年代~70年代に活躍した写真家で、スリム・アーロンと言えば、プールサイドにいる女性を表現した「プールサイド・グラマー」が有名ですね。だから今回は彼の作品からたくさんの色やプリントの影響を受けています。ハワイのような南国のプリントもありますよ。
Maki:デザインをするときはどこからヒントを得ているんですか?
レベッカ:デザインのヒントはいつもいろんなものからもらっています。 例えば、この春はスリム・アーロンを参考にしたし、秋のコレクションでは宇宙からヒントを得たこともあります。だから毎回何を題材にするかその時にならないとわからないけど、いろいろ調べたり追求したりするのがとても楽しいんです。
Maki:ハワイから影響を受けてデザインしたコレクションはありますか?
レベッカ:今回の春のコレクションはハワイらしいイメージをたくさん取り入れていますよ。今私が着ているものもそうだし、他にも多くのプリントで、ハワイのようなトロピカルなデザインを取り入れているんですよ。
Maki:お子さん(1才半)がいらっしゃるとお聞きしました。仕事もしながら、どのようにお子さんとの時間を両立しているんですか?
レベッカ:息子は早起きなので、朝6時半から9時までは一緒に過ごして、私は会社のオーナーとして毎日午後6時にはオフィスを出ることにしています。夜11時までオフィスで仕事をすることもできるけど、子供が生まれてからは午後6時にオフィスを出ることに決めたんです。息子が寝る8時半か9時頃までは一緒に過ごして、その後に家で仕事をしているんです。
仕事と育児の両立は大変だけど、自分の子供に会う時間がないなんていうふうにはなりたくないから、上手く時間を組んでなるべく一緒に過ごすようにしているんですよ。
Maki:ハワイに来る前に日本を訪れていたそうですね?
レベッカ:そう、ついこの間日本へ行ってきたんです。銀座に店があって、1周年記念のお祝いで来日しました。 それから3つの大きなイベントがあって、1つは東京ファッション・ウィークで、1万5千人もの人が来場した大規模なファッションショーに参加してきたんです。 次の日の夜はメディアやバイヤー向けのイベントが店であって、3日目の夜は「ガールズナイトアウト」といって、ここハワイでもやるような、女の子たちがみんなで楽しみながら買い物する夜のイベントをしたんです。
Maki:では最後に、日本の読者のみなさんへメッセージをいただけますか。
レベッカ:日本の読者のみなさん、ファンの皆さん、日本は私の好きな国の一つなので、今回行くことができてとても嬉しかったです。それに日本の人たちのファッションが大好きで、一番の楽しみは、みんなが私のコレクションの服やバッグをどんなふうに組み合わせて使っているかを見ることなんです。とても新鮮で楽しいんですよね。 日本のすべてが大好きなのでまたすぐにでも日本に行きたいです!
Maki:レベッカさん、本日はありがとうございました!
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