編集部: かわいらしいウェアがたくさん並んでいますが、サオリさんがデザインするときのコンセプトは何ですか?
サオリ・サントスさん(以下敬省略): 最初に、海で作れるウェアを作ろうと思ったんです。だから海がコンセプトですね。あとは、ビーチタウンでも着れるようなウェアを作っています。 私がデザインしている「Gillia」の服は、あまり高いヒールを履かないでも、ペッタンコのサンダルでも合うような、ディナーにおしゃれして出かけるときにも、とにかく女の子がかわいく見える服を作りたいなと思っているんです。
編集部: それは、まさに「ハワイ」ですね! 東京でもデザイナーとしてお仕事されていたそうですが、そのときから同じようなものを作っていたんですか?
サオリ: 色は同じようなものを使っていましたが、東京なのでデニムやジャケットなんかもデザインしていましたね。
編集部: 「ハワイで暮らしながらデザイナーとして活躍」だなんて、夢のようなストーリーですが、何をきっかけにデザイナーになったんですか?
サオリ: ファッションがもともと大好きで、販売員をしていたのですが、今度は洋服を作るほうに憧れるようになったんです。もともとカリフォルニアなどの西海岸のようなイメージの洋服が好きで、カリフォルニアの洋服のライセンス企画の仕事もやらせてもらっていたんです。そのときからカリフォルニアやハワイを行ったり来たりしていて、デザイナーは気づいたらやっていた、という感覚です(笑)。
編集部: そんな風にデザイナーになれるものですか(驚)?!
サオリ: デザインの学校にも行っていないし、全部独学なんです。好きな洋服を見つけたら、どこで作られているんだろう?ってすごく研究しますし、知らない土地でもかわいいものを見つけたら「どこで作ってるんですか?」って聞いたり。好きなものを追いかけていったら、今の自分になっていた、という感じなんです。
編集部: もともとファッションのことが好きなんですね。
サオリ: そうなんです、大好きなんです。いつも女の子がかわいく見えたらいいな、と考えています。
編集部: では日本の女性に、「Gillia」の服をどんな風に着こなしたらいいか、コーディネートのポイントを教えてください。
サオリ: そのまま海に行くなら、水着を着てその上に洋服を羽織って、ビーチサンダルを履いてそれでOKですね。 夜のお出かけなら、中に何か着てもいいですし、デニムショーツを履いていいですね。そのままヒールを履いてもおしゃれですよ。
編集部: サオリさん、本日はありがとうございました!
|
コメントを残す