青い空とエメラルドグリーンの海をバックに永遠の愛を誓う。そんな夢のようなロマンチックな海外挙式を実現できるのがハワイの魅力。今回のウエディング情報では、ハワイの海辺で行われるビーチ・ウエディングを特集します。オアフ島カハラ地区にあるワイアラエ・ビーチが愛と感動に包まれる結婚式場へと変わります。
ハワイの青い空と海のもと、大自然に祝福されたビーチ・ウエディングはローカルだけでなく、近年はハリウッド・セレブの間でも人気を博してきました。2007年の夏、オアフ島カハラ地区の高級リゾート、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」に隣接する優雅なワイアラエ・ビーチで憧れのハワイアン・ビーチ・ウエディングを実現したカップル、健次郎さんと容子さんに編集部が密着しました。
ハワイのビーチで、花嫁はセクシー水着のウエディング!
ハワイが大好きで年2回はハワイに来るという健次郎さんと容子さん。今回のビーチ・ウエディングは、花嫁の容子さんのかねてからの希望で実現しました。「ジューシー・マガジンなど、アメリカのファッション誌でセレブたちがセクシーな水着のドレスを着て結婚式を挙げているのを見て、ずっと憧れていました。大好きなハワイのビーチで水着がモチーフのドレスを着て、型にはまらないオリジナルな結婚式を挙げるのが夢だったんです」と容子さん。実はこのビーチ・ウエディングは、すんなり実現したわけではなかったのだとか。
当初、友人の紹介で銀座のウエディング・コーディネート会社に依頼したところ、「ビーチでのウエディングは取り扱っていませんし、水着のドレスで式を挙げてくれる牧師さんなどいません」との答え。そこで、健次郎さんと容子さんは、妥協してダイヤモンドヘッド近くのガーデンチャペルを挙式の半年前に予約。しかし、その後も、どうしても夢を諦めきれずに独自にリサーチをし続けて、挙式の1ヶ月前にインターネットで大阪のコーディネート会社「ジョイフル・ウエディングズ・イン・ハワイ」を検索。早速、電話で問い合わせると、「ビーチ・ウエディングも水着ドレスもまったく問題ありません」とのこと。そこで、ガーデンチャペルをキャンセルし、こうして半ば諦めていたハワイでのビーチ・ウエディングが実現することになったのです。 |
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■ロマンチックな手作りのビーチ・ウエディングが実現! ハワイ挙式当日は最高にいいお天気の中、新郎の健次郎さんのこだわりで、特注のクライスラー・リムジンが到着。2007年5月に明治神宮で親族のための挙式をすでに行なっているため、今回は17名の友人のみが参列。晴天のワイアラエ・ビーチパークにて、日本語の話せるマック牧師の案内でリハーサルを済ませ、ビーチへ移動。 健次郎さん&容子さん:牧師さんもカメラマンさんも初対面な上にアメリカ人なので、ちょっぴり不安はありました。でも、マック牧師が流暢な日本語でしかもジョークを交えながら気さくに対応してくださって、とても安心しました。リハーサルはあっという間でしたが、本番もまったく問題なかったですね。 白い砂浜で青い海を背景に、水着風のウエディング・ドレスを纏った新婦と、ハワイでは平和のシンボルとして特別な意味を持つ「マイレレイ」を付けた新郎の入場です。優しい声で歌われるハワイアン・ソングが流れるなか、マック牧師の言葉、祈り、そして指輪交換と結婚式は滞りなく進んでいきます。誓いのキスが終わり、2人を結ぶレイの交換から証明書のサインへ。 |
■ハワイアン・ソングと波の音がハワイならではの挙式を演出!
健次郎さん&容子さん:波の音とハワイアン・ソングが絶妙で、挙式中は終始リラックスしていました。お互いの額をつけた祈りやレイの交換は「ハワイならでは」という感じで、とてもロマンチック。泣くつもりはなかったのですが、友人たちが涙ぐんでいる姿を見たとき、思わずこみあげてくるものがありましたね。その後、すかさずマック牧師がティッシュを渡してくれましたが、それが何だかおかしくて笑ってしまいました。 その後、ピンクの服を着用した華やかな参列者たちを入れた撮影会や、カメラマンのスザーンによるアルバム用写真撮影を経て、最後に友人の山田さんの音頭による乾杯、そしてケーキ入刀となりました。ビーチでの挙式を終えた新郎新婦と参列者は、隣接するザ・カハラ・ホテル&リゾート内にある「プルメリア・ビーチ・ハウス」で行われるレセプションへと向かいます。 健次郎さん&容子さん:一生に一度のことだから、妥協しなくて本当に良かったです。最初のウエディング会社のままだったら、念願のビーチ・ウエディングは実現しなかったですね。オプションをいろいろつけると、料金も合計で100万円弱かかるところでした。ひと月前という急な依頼にも関わらず、「ジョイフル・ウエディングズ・イン・ハワイ」ではスタッフの方々が本当に良くしてくださって、感謝しています。値段についても、写真撮影やブーケ、シャンパン付きウエディング・ケーキにハワイアン・シンガーやレイなどのオプションを含めて20万円弱と、ビックリするほどリーズナブルでした。カメラマンのスザーンは、椰子の木を入れたり島をバックにしたり、ビーチならではの雰囲気のある写真をたくさん撮影してくれていたので、今からアルバムを見るのが楽しみです。友人たちの間でも初めてのビーチ・ウエディング。みんな「とっても自然ですごく良かった」って言ってくれました。最後にマック牧師から「幸せな結婚のための10か条」をプレゼントに頂いたので、ビーチ・ウエディングの素敵な思い出と一緒に、大事にしていきたいと思います。 |
■ドレスも指輪もすべてがオリジナル! 参列者すべてが「絵になるカップル」と今回の健次郎さんと容子さんの晴れ姿を大絶賛。それもそのはず。ドレスも指輪も2人が徹底的にこだわって、あらかじめこの日のためにトータルコーディネートしたものだからです。 2007年3月末に容子さんは友人でニューヨーク在住のウエディング・ドレスデザイナー、佳代さんに白い水着を持参して「全部まかせるから、この水着でカワイイの作ってね」とドレスのデザインを依頼。ニューヨークの佳代さんと東京にいる容子さんは完成まで3ヶ月間、時差を考えながらメールや電話でやりとりして、世界でたったひとつのウエディング・ドレスを一緒に作り上げていったそう。 「完成したウエディング・ドレスはラッピングして、ニューヨークから手荷物で大切に運びました。ハワイ到着後さっそくフィッティングをしたところ、仮縫いなしだったのにサイズもピッタリ! 挙式当日は、ドレスを纏った最高に綺麗な容子から『ありがとう』の言葉をもらい感無量でしたね」と佳代さん。 結婚指輪は、通常エタニティ・リングで周りにダイヤを散りばめたデザインはデリケート過ぎるのであまり作られていないため、友人で「NATANYA」という宝石ブランド店オーナーである紋谷さんに特注しました。婚約指輪と結婚指輪とも周囲にダイヤモンドが散りばめられたオリジナル指輪が完成。 すべてにおいて思い描いた通りのビーチ・ウエディングをハワイで実現させたお2人。ハワイでの思い出を胸に末永く、お幸せに! |
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(2007年7月取材)
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