ホノルル動物園、一部展示の改修を完了。次はジャイアントパンダ招致を目指す

カバとアフリカンペンギンの公開を再開、改修規模は約100万ドル(約1.54億円)

ホノルル動物園は、1年にわたって進めてきたカバとアフリカペンギンの展示改修を完了し、9月初旬から一般公開を再開しました。改修は約100万ドル(約1.54億円)規模に及び、カバの「ルイーズ」と「マラ」の住まいには、高い処理能力を備えた最新式の水ろ過システムが導入されました。

次の目標は中国からのジャイアントパンダ招致

一方、市は新たな目玉としてジャイアントパンダの受け入れを目指し、中国との協議を進めています。ベリー園長は、ワシントンD.C.のスミソニアン国立動物園でリンリン、メイシャン、タイシャンなどのパンダを担当した経験があり、その知見を生かしながら準備を進めているとしています。

市長と園長は動物園内の候補地を視察しましたが、最終的な場所は中国側の承認が必要なため公表されていません。提案されている展示エリアは約12万平方フィート(約2.5エーカー)で、冷却水や冷たい洞窟など、パンダが快適に過ごせる環境を整える計画です。冷却設備についてはハワイ大学と連携し、子ども向けの学習スペースも設ける予定です。

パンダ誘致の取り組みは、4月から5月にかけて行われた中国への訪問を受けて進展したもので、ブランジアーディ市長、夫人のカレン・チャン氏、アメリカのファストフードチェーン「パンダエクスプレス」共同創業者のアンドリュー・チャン氏、アラウンファームのアレック・ソウ氏らが参加しました。訪問団は成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地を視察し、ハワイでパンダの主食となる4種類の竹が栽培可能であることも確認しています。

一般的に、2頭のパンダを10年間貸し出す契約は約1,000万ドル(約15.4億円)とされていますが、ホノルル市は具体的な金額を明らかにしていません。市長は民間からの寄付を募る方針を示し、パンダが展示されれば動物園の年間入場者数が3倍に増えるとの見通しを語っています。

(参考:Hawaii News Now、2026年9月2日投稿 、ホノルル動物園公式Facebook