サンタバーバラから来たシロテテナガザル
Hawaii News Nowによりますと、ホノルル動物園に新たな仲間として、42歳のオスのシロテテナガザル「ボノ」が加わりました。
ボノはサンタバーバラ動物園から迎えられ、48歳のメス「ジャパン」とのペアリングを目的に来園しました。2頭はそれぞれ以前の伴侶を亡くしており、現在は高齢とされる年齢。そんな彼らに、晩年に再び絆を育むチャンスが訪れました。
シロテテナガザルは野生では一夫一妻制で知られ、生涯を通じてパートナーと強い絆を築く習性があります。
園長のリンダ・サントス氏は「ボノが動物園のオハナ(家族)の一員になったことを嬉しく思います。新しい環境にも仲間にもよく馴染んでいて、2頭が黄金期を迎える姿は心温まるものです」とコメント。
2頭は7月から慎重に対面を進めてきており、現在では非常に良好な関係を築いています。スタッフは共同の展示スペースでの生活を開始し、来園者もその様子を見学できるようになりました。
副園長ジャッキー・ピラー氏は「スタッフが裏方での紹介や移動準備を見事にこなし、2頭が快適に過ごせるようにしたことは素晴らしい成果です」と語っています。
ホノルル動物園では今後も2頭の様子を注意深く見守っていく予定です。詳細や動画は、ホノルル動物園のFacebookページで公開されています。
(Hawaii News Nowより)
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