カタツムリとモルモット展示を一新
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、ホノルル動物園は、カタツムリとモルモットの展示を改装し、キッズ・ズー・バーンを再オープンしました。再オープンは11月26日（水）に行われ、園内の「ハワイ固有カタツムリラボ」では新たに樹上性カタツムリと地上性カタツムリの2種が公開されました。
この取り組みは、ハワイ固有のカタツムリの絶滅を防ぐための州全体の「カタツムリ絶滅防止プログラム」の一環です。教育スペシャリストのニコラス・グージョン氏は「土地・天然資源局やビショップ博物館と協力できることを誇りに思います。このラボはカタツムリを守るだけでなく、ハワイの生態系における彼らの重要性を示す役割も果たしています」と語りました。
当局によると、かつてハワイ諸島には最大750種ものカタツムリが生息していましたが、外来捕食者や生息地の喪失、気候変動の影響により、その多様性の約90％が失われたと推定されています。動物園は今後、飼育下で個体群を増やし、将来的な自然環境への放逐を目指すとしています。
また、モルモット展示も新たに改装され、一定の温度を保ちながら快適な環境を整え、来園者が観覧できるスペースを確保しました。副園長のジャクリーン・ピラー氏は「これらの展示は、人々が動物とより近くで触れ合う機会を生み出すと同時に、舞台裏で行われている重要な活動について学ぶ機会にもなります」と述べています。
さらに、動物園は先月、新しいオンラインチケットシステムを導入し、チケットは公式サイトから購入できるようになりました。
（ハワイ・ニュースナウより）
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