私の西オアフの在住歴はかれこれ15年プラスです。ハワイに移住してきてから2年間、私が一番最初に住んだ土地が西オアフのカポレイにあるKalaeloa（バーバーズポイント）でした。

当時のカポレイは現在からは想像がつかないほど殺伐としており、大きなショッピングセンターどころかお店やレストランもほとんどなくて、日本から越してきたばかりの私にとって車でワイキキまでの通勤がすごく遠いものに感じられ、超不便な場所。早くそこから抜け出して「都会」に住みたいとばかり思っていました。

また、当時住んでいた家の近くにはシュガーケーン（サトウキビ畑）があり、収穫のためにサトウキビを燃やす時期になると、たまに古い建物の隙間から巨大なケーンスパイダー（蜘蛛）が家へ侵入してくるのです。ベッドルームで寛いでいる時にそれを発見しては「ギャー！」と叫び声をあげたものです。

いったん引っ越した際には「もう絶対この場所には戻ってこない」と誓いましたが、コオリナが開発されカポレイの街にも家が建ち、今またこの街に住んでいます。しかし住めば都、私のハワイでの歴史を最初から知るカポレイの街になにか運命的な出会いさえ感じる今日この頃です（笑）。

今では、立派な市庁舎やライブラリーも建ち、お店やレストランも増えて25年前のあの頃からすると画期的な都市化ぶりをみせているカポレイ。ショッピングセンターやコストコも出来て日本人旅行者の姿も見られるまでに。

そんなマイホームタウンで、先日は最新ショッピングセンター「カポレイコモンズ」の取材をしてその素晴らしさに感動しています。また記事にして色々お伝えしたいと思いますのでお楽しみに！

<ワイキキまで遠いのは今も変わらないけどね...   　　　Eriko>