ハワイの子どもたちの夏休みはとても長いのをご存知ですか? 通常5月~8月まで、3ヵ月ほどの夏休みがあるのです。日本では新学期は4月から始まりますが、ハワイでは8月から始まるので、この時期は皆、新しい学年に進むための準備に追われます。大きな量販店などでは「バックトゥースクールセール(学校に戻るセール)」と呼ばれる、学用品やこども服などのセールが一斉に行われます。お子さんがおられる方は、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう?
ハワイでは一定年令以下の子どもだけでお留守番することはできません。だから、夏休みの間、働くお母さんたちは大変なのです。子どもを夏休みのプログラムに入れたり、家から仕事をしたり、ベビーシッターを雇ったり、子どもを職場に連れてきたり、それでもどうしても都合が付かない場合は仕事を休んだりしないといけません。学校が始まったら、ホッとされるお母さん方も多いと思います。長い夏休みも良し悪しですね。
今週、ザ・チェンジ・アカデミーという青少年のためのプログラム終了式に参加してきました。このプログラムは、ハワイで設立された非営利教育団体「ローカヒファンデーション」が未来のリーダー的存在を育成するために昨年から行っているもので、参加者は日本とハワイの高校生です。
修了式では、日本各地からこのプログラムに参加するためにハワイへきた子どもたちと地元の子たちが、約2週間の間に学んだことを発表し、修了証書を受け取る様子などをみました。子どもたちの生き生きとした笑顔をみて、みんなそれぞれ短期間に学び自身の成長を体感していることが感じられ嬉しくなりました。
印象深かったのは、日本からサポートでシャパロン(旅の付添人)として参加した社会人の人たちも発表されたのですが、皆さん生徒たちと同じくらい(もしかしたらそれ以上に)このプログラムから学び心を動かされていたことです。発表しながら感極まり涙ぐんでいる方もいて、きっと多忙な日常を過ごされている中、今回ティーンの世話を通じて自分のことを見つめ直す良いチャンスだったのかな、と思いながら見ていました。いくつになってもチェンジは可能ですね。
学校でやる勉強の他にも、ハワイの自然や文化の中で人々との出会いを通して学べる事は大きいと思います。ザ・チェンジ・アカデミーについては、Myハワイで記事にもしていますので興味がある方はぜひご覧下さい。
<来年も楽しみです えりこ>