いよいよ年の瀬ですね。12月は師走と呼ばれますが、普段はめったに小走りするこのないハワイの人々も、この時期はどこかせわしない雰囲気です。いつもはゆったりと余裕がある、アラモアナセンター3Fの駐車場も、この時期は午前中から満車に。アラモアナセンターでクリスマスのお買い物をする方が多いのですね。日本では暮れと言えば大掃除ですが、ハワイではこの時期大掃除をするという習慣はあまりないようです。ただ、クリスマスのデコレーションをしたり、親戚や友人を呼んでパーティーをする人も多いので、何かと片付けの機会は多いようです。
クリスマスや大晦日で忙しい12月ですが、我が家には12月生まれが2人、そして周りにもなぜか12月生まれが多くて、12月は誕生日ラッシュです。子どもたちは今月3つの誕生会に招待されています。プレゼントを用意するのも大変だ・・・。
さて、先週末あった長男の同級生の誕生会。テーマは「マッドサイエンティスト」。科学の実験?面白そう!と思いつつも、9才ともなれば親は一緒にいなくてもよいだろう思い、送り迎えだけするつもりで連れて行きました。
初めて行くお宅だったので、道に迷ってしまい少し遅れて到着。「ちょうど今から実験を始めるところだったのよ。」とドアを開けてくれた同級生のママ。既に他の子どもたちはゴム手袋をしてキッチンのアイランドを囲んで準備万端でした。せっかくだから少しだけ見ていこうと写真を撮り始めました。
最初の実験は牛乳に酢などを混ぜてプラスチックを作るというもの。大きなボールに入った牛乳に皆スポイトを使って酢を少しずつ足していきます。「腐った牛乳みたいなニオイ!!」皆鼻をつまみます。固まるはずが、まさかの失敗!「最初の実験は失敗よ!」用意してあったリストと説明書を手に潔く次の実験に移るママ。なんか先生みたいだ!
その後も、歯磨き粉にイーストを混ぜて膨らませたり、数日間酢に漬けておいた生卵の観察、重曹と酢とパチパチ音がするキャンディを混ぜて火山を作ったり、ペットボトルに水と油、グリッター、魚のおもちゃを入れてスノードームを作ったり、楽しい実験が続きました。液体がこぼれたり、油が飛び散ったり、誰かが生卵を落としちゃったり、アクシデントだらけでまさに実験室のようで、子どもたちも皆大はしゃぎ。結局私も子どもたちを手伝ったり、物がこぼれるたびにテーブルや床を拭いたり、いつの間にかアシスタントとして最後まで参加しつつ楽しませていただきました。
<楽しい誕生会の計画&準備をしたご両親、素晴らしい! カナ>