星を指針としする古代の航海法を用い、3年にわたって世界を巡ってきたカヌー「ホクレア号」が、ついに故郷のハワイに帰ってきました。6月17日(土)、アラモアナビーチパーク内のマジック･アイランドにはホクレア号専用の船着場が用意され、大きなテントが張られ、大々的に歓迎祝典が行われました。「ハワイの誇りのホクレアを迎えたい」との気持ちで、集まった人々はなんとのべ5万人。私たち夫婦も、朝の7時から出かけました。

ホクレア号に先駆けて、ポリネシアやハワイからたくさんのカヌーが港に詰めかけ、ヨットやスタンドアップパドルでお迎えする人々も。ついにホクレア号が入港したときには、地鳴りのように歓喜の声が鳴り響き、誰もが満面の笑顔になりました。

その後は歓迎式典が行われマスターナビゲーターのナイノア･トンプソン氏による挨拶には、じーんと胸が熱くなってしまいました。海と海、島と島、人と人のみならず、過去と未来をもつなげるという大偉業をやってのけたのに、とても慎ましくアロハスピリットあふれるその言葉に、今更ながらハワイの素晴らしさを再確認した私大です。

午後からはホオラウレア。たくさんのミュージシャンやバンドが出演し、豪華なコンサートが繰り広げられました。映画「モアナと伝説の海」でモアナの声を演じ、一躍スターダムに躍り出たハワイの高校生、アウリイ･クラヴァーリョさんも登場。澄んだ美しい声と可愛らしさに圧倒されました！

＜いまだに感動覚めやらない 明子＞