気付けばもう9月も終わり、日本は明日から10月ですね。10月といえば最終日に行われるのがハロウィン。子どもたちにとって、ハロウィンは特別な日。魔女やお化けなどに仮装した子どもたちが、「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)!」と唱えて近隣の家を回り、お菓子を貰います。
大人にとってもハロウィンは、コスプレを楽しめる特別な日ということで、いまや街中にはハロウィン限定のお店が次々とオープンし、ありとあらゆるコスチューム(衣装)や飾りなどが販売されています。私たちの職場でも昨年は仮装コンテストが行われ、たくさんの人々が衣装を来て出勤し、楽しい一日を過ごしたんですよ!
先日、ハワイの老舗アパレルメーカーの工場を見学しました。私も愛用しているアロハウェアが生まれる場所が見られるということで、大張り切りで出かけました。工場に入ると、驚くほどたくさんのオリジナルプリントの生地やファスナーがずらり。ここでは裁断やサンプル作りが中心で、実際の縫製は外注しているとか。人気レストランやホテルのユニフォームもずらりと並んでいましたよ。
そこで黙々と手を動かしておられた上品な年配の女性、もう50年以上も働いておられるそうなんです。毎日毎日、ずっと素敵な洋服を作ってこられたのだなと思うと、なんだかジーンときて、おこがましいけれど「継続は力なり」という言葉が浮かびました。私がいる業界は、新しいことも次々登場し、常にいろいろなところにアンテナを張っておかなければなりません。だから、若手の人々にどんどん進出して頑張って欲しいと思っています。でも、私も、なんらかの道を切り開きつつ、年配になっても社会の一部を少しでも担っていたいなとしみじみと思ったのでした。
<素敵な先輩に元気をもらった 明子>