1月のハワイは、あたたかい気候の中で日本の伝統が根付いた、ハワイならではのお正月を体験できる特別な季節です。初詣や福袋販売、太鼓イベントなど、日本のお正月文化がハワイ流にアレンジされ、南国にいながら日本の新年気分を味わえるのも魅力のひとつ。さらに、サーフィン大会の開催やホエール・ウォッチングのハイシーズン到来など、ハワイらしいイベントも盛りだくさんです。
この記事では、旅行者が気になる1月の天気や服装のポイントをはじめ、イベント情報、ショッピングの最新トレンド、そしてグルメ情報まで、年末年始～1月のハワイ旅に役立つ情報をまとめてご紹介します。
【目次】
・天気：日本の真冬を抜け出して、1月はハワイで常夏体験
・服装：基本、夏服でOK！上着を数枚準備
・年末年始のハワイの過ごし方
・以降の1月イベント
・グルメ：ウルフギャングの特別コース
天気：日本の真冬を抜け出して、1月はハワイで常夏体験
天気：ハワイの気候は一年を「乾季（5〜10月）」と「雨季（11〜4月）」に分けており、1月は本格的な雨季かつ冬季にあたる時期です。ですが、冬といっても南国らしい暖かさがあり、平均気温は日中で25〜27℃、夜間でも20℃前後と快適に過ごすことができます。
降水：雨季といっても、日本の梅雨のように一日中降り続けるわけではなく、「シャワー」と呼ばれる短時間のにわか雨が降る日が多くなるのが特徴。雨が降った後には晴れ間が広がり、虹が見られることもあります。念のため、小さな折りたたみ傘や、水を弾くジャケットを持参しておくと安心。
海水温：約25℃前後。晴れた日の日中であれば十分遊ぐことができます。シュノーケリングツアーなどで午前中に海に入る場合は海水が冷たく感じ体が冷えることも。ウェットスーツをレンタルできると安心です。ラッシュガードは日焼け対策にはなりますが、保温効果は期待できません。
波予報：1月のオアフ島は12月に続き、ノースショアに大波が押し寄せるサーフィンのベストシーズン。ただし、波は非常に高く流れも強いため、一般の方が泳ぐには大変危険です。海には近づかず、迫力ある波を安全な場所から鑑賞しましょう。冬の海水浴は、穏やかなワイキキなど南側のビーチがおすすめです。ハナウマ湾では、一年を通してシュノーケリングを楽しめます。
服装：基本、夏服でOK！上着を数枚準備
服装：日中はTシャツ、ハーフパンツ、ワンピースなど夏服でOK。ハワイのスーパーマーケットやレストランでは、冷房が効き寒く感じることがあります。また、朝夕の涼しさに備えて、カーディガンや薄手の長袖も数枚あると便利です。突然の雨に備えて、水を弾く上着やレインジャケット、小さな折り畳み傘があると安心。
足元：ビーチサンダル、街歩きやレストラン用のきれいめサンダル、ハイキングをする方はスニーカーの3足があれば十分。シーンに合わせて快適に過ごせます。
ハイキングを予定している方は、汚れても良いスニーカーを持参するのがおすすめです。ダイヤモンドヘッドは赤土のトレイルで靴が汚れやすく、また雨季にあたる1月のマノアの滝トレイルはぬかるみやすいため、滑りにくい靴があると安心です。
年末年始のハワイの過ごし方
ハワイの年末年始は、常夏の気候の中で日本の伝統も楽しめる、他にはない特別な時間です。大晦日にはワイキキで年越し花火やカウントダウンイベントが行われ、元日にはショッピングモールに福袋を求めて朝早くから並ぶ人々の姿も見られます。また、出雲大社ハワイや金刀比羅神社では初詣ができ、ハワイにいながら日本のお正月気分を味わえるのも魅力です。
さらに、ワイキキビーチやアラモアナビーチで迎える初日の出は、南国らしい穏やかさと神秘的な美しさが広がり、新年の幕開けにふさわしい特別な体験ができます。
12月31日（水）ワイキキの年越し花火
ハワイの大晦日といえば、ワイキキビーチ沖で打ち上げられる壮大な年越し花火が最大の見どころ。新年の幕開けとなる0時ちょうどに夜空いっぱいに大規模な花火が打ち上げられます。ワイキキビーチやビーチ沿いのホテル、またマジックアイランドなどからも鑑賞できます。
1月1日（木）元日
ハワイの元日は、多くのショップや観光施設が通常どおり営業します。ワイキキのレストランやお店、アラモアナセンターなど観光客が集まるエリアは、ほとんどがオープンしています。一方で、一部の施設では休業や営業時間の短縮があるため注意が必要です。特に人気スポットのダイヤモンドヘッドは元日が休園となり、入園できません。新年の始まりには、ワイキキビーチやアラモアナビーチでハワイらしい初日の出を楽しむのもおすすめです。2026年1月1日のオアフ島の日の出時刻は7時10分です。
◎ダイヤモンドヘッドの詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。
ダイヤモンドヘッド登山 初心者ガイド最新版（予約方法など）
1月1日（木）新春福袋の販売
大型のショッピングモールでは、お得で魅力いっぱいの福袋が販売されます。アラモアナセンターでは、お土産に人気のビッグアイランド・キャンディーズやアロハコレクションなどの福袋も登場（詳しくはこちら）。インターナショナルマーケットプレイスは、12月31日と1月1日の2日間に渡って福袋を販売（詳しくはこちら）。
1月～3月 ホエール・ウォッチングのハイシーズン
毎年12月〜4月頃まで、ハワイ州各地で、アラスカから出産と育児のためにやって来たザトウクジラを見ることができます。特に1月〜3月はクジラとの遭遇率が高く、各社がホエールウォッチングツアーを多数開催しており、参加すればボートに乗って海の上からクジラを間近に観察できます（※100ヤード／約91m以上は近づけない）。また、陸からクジラを見つけられることもあり、ハイキングで人気の東海岸・マカプウ岬やノースショアなどでもその姿を観察できます。
◎関連記事／絶景のマカプウ岬（ライトハウス）ハイキングコース
ショッピング
1月は、お得で魅力いっぱいの福袋やニューイヤーセールが各モールでスタートし、ハワイでも“お得に買い物を楽しめる”特別なシーズンが続きます。さらに各モールでは、ショッピングの合間に立ち寄れる無料イベントも開催され、1月のハワイは楽しみが満載です。
【アラモアナセンター】
ハワイ最大のショッピングセンター、アラモアナセンターでは元日から福袋販売、太鼓のライブパフォーマンスなど、日本文化が根付くハワイならではの正月イベントが開催されます。
● 福袋の販売
販売日：2026年1月1日（木）
50以上のテナントが参加し、販売価格の2倍相当の商品が入った福袋を元日限定で販売。ビッグアイランド・キャンディーズ、アロハコレクション、マリエなどのハワイ発ローカルショップの福袋も登場。詳しくはこちら。
●太鼓のライブパフォーマンス（1月1日午後1時と午後3時から、センターステージにて開催）
●12月5日～1月4日まで営業時間を延長。月〜土曜：午前10時〜午後9時、日曜：午前10時〜午後8時 ※1月1日（日）は午前10時～午後9時
●JCBカード利用でYETIタンブラーがもらえるキャンペーン開催中（現在～2026年2月15日まで）
イベント情報は、アラモアナセンターの公式日本語サイトをご覧ください。
【インターナショナルマーケットプレイス】
90以上の人気ブランドと22以上のローカルブランドが集まるインターナショナルマーケットプレイスでは、12月31日と1月1日の2日間に渡って、福袋が販売されます。
また、館内で使える割引や特典が掲載されている「ショッピングパスポート」が、2025年12月31日まで、ハワイ州外からの旅行者に無料配布されています。まずは1階カスタマーサービスで、これをゲットしてからショッピングを楽しみましょう。対象店舗など詳細はこちら。
● 福袋の販売
販売日：大晦日12月31日、元日1月1日
特典：福袋販売には、ABCストア、ビラボン、ホノルア・サーフ・カンパニー、MCM、ミツワ・マーケットプレイス、ヴェラ・ブラッドリーなどの店舗が参加します。参加店舗の全リストは、インターナショナルマーケットプレイスの公式ウェブサイト にてご確認ください！
●20ドル分のギフトカードをプレゼント
12月31日、1月1日に販売の福袋を200ドル以上購入すると20ドル分のギフトカードがもらえます。5ドル〜199.99ドルの福袋購入の場合は、ティキマグやインターナショナルマーケットプレイス限定タオルなどの素敵な景品が当たる抽選会に参加できます。
引き換えは1階のカスタマーサービスデスクにて。購入した福袋とレシートをご持参ください。ギフトは在庫がなくなり次第終了となります。
詳しくは、インターナショナルマーケットプレイスの公式日本語サイトのイベントページをご覧ください。
【ロイヤル・ハワイアン・センター】
ロイヤル・ハワイアン・センターでは、1月1日（木）に、通常価格の最大半額で福袋を販売。ディーン＆デルーカ、カハラ、トリー・バーチなど、人気のブランドやレストランが参加。また、元日の朝9時には、センター内のロイヤルグローブにて太鼓パフォーマンスも開催。
以降の1月イベント
1月4日（日）～16日（金）サーフィン大会「ダ・フイ・バックドアシュートアウト」
1月のノースショアは冬の大波シーズンの真っ只中。世界的に注目される「ダ・フイ・バックドアシュートアウト」はエフカイビーチパーク（バンザイ・パイプライン）で開催され、チーム戦形式で行われるユニークな大会です。トップサーファーたちがバックドアやパイプラインの巨大波に挑みます。
1月12日（月）～18日（日）ソニーオープン・イン・ハワイ
毎年1月前半に、カハラにある由緒あるゴルフコース、ワイアラエ・カントリークラブで開催されるPGAトーナメント。世界のトップゴルファーが参戦し、2025年はカナダのニック・テイラー選手が優勝しました。賞金総額は約790万ドル、優勝賞金は約142万ドルです。
ソニー株式会社は1999年から本大会のスポンサーを務めており、ハワイ最大級のチャリティイベントとしても知られています。大会収益は毎年、地元ハワイの子ども、女性、高齢者、低所得者を支援する非営利団体に寄付されています。
1月16日（金）～17日（土）ジョシュ・タトフィ、ブルーノート・ハワイ10周年記念ライブ
ワイキキ中心部で、夜でも安心して楽しめる人気のナイトスポット「ブルーノート・ハワイ」は、2026年にオープン10周年を迎えます。これを記念して、ナ・ホク・ハノハノ・アワードを複数受賞しているハワイを代表するアーティスト、ジョシュ・タトフィが、特別ステージのためにブルーノート・ハワイへ再び戻ってきます！
その他の1月出演注目アーティストは以下の記事をご覧ください。
◎関連記事／ワイキキの中心で音楽を楽しむ新年のハワイ旅、人気アーティスト続々登場
1月18日（日）～28日（水）サーフィン大会「サンセット・プロアマ」
プロとアマチュアが同じ舞台で競い合う大会。会場となるノースショアのサンセットビーチは、冬季に世界屈指のパワフルな波が押し寄せることで知られ、その大波を舞台に繰り広げられる迫力ある戦いは観客を魅了します。
グルメ情報
ウルフギャング・ステーキハウス
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ハワイの人気高級ステーキ店「ウルフギャング・ステーキハウス」 から、ホリデー限定メニューが登場。12月24日～1月3日まで、シャンパンからデザートまで揃ったフルコースが$125で提供されます。午前11時からオーダー可能。年末年始をハワイで過ごす方におすすめです。日本語予約はこちらから。希望日の3日前まで受付しています。
【コース内容】
グラスシャンパン：モエ・シャンドン・インペリアル、前菜：ミックスグリーンサラダ、メイン：12オンス ニューヨークサーロインステーキ、ジャンボガーリックシュリンプ添え、デザート：ニューヨークチーズケーキ
いかがでしたか？年末年始の休暇を利用して、ハワイでお正月を迎える方も多いことでしょう。温かな気候と特別なイベントに包まれたハワイで、どうぞ2026年の素敵なスタートを迎えてくださいね！
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