豪華なディナーショーやフラダンス、ディナークルーズ… その他にもハワイには楽しいアクティビティがいっぱい。このコーナーでは、ハワイ旅行をもっと楽しくしてくれるアクティビティ情報をご紹介します。今回は特別編として、ウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサートの様子をレポートします。
Dream Together! ウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサート
ハワイ最大のウクレレの祭典であるウクレレピクニック・ウィークエンドの一環として、2月9日(土)午後6時より、第1回ウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサートが、ヒルトン・ハワイアンビレッジのグレート・ローン・エリアで開催されました。このコンサートの収益金はカカアコ・ウォーターフロント・パークに建設予定のウクレレ・ミュージアムのために使われます。地元ハワイと日本のミュージシャンによる美しい調べが夜空に漂い、皆の心が一つになった、素敵なコンサートの模様をご紹介しましょう。
◎アロハスピリットあふれる楽器、ウクレレの博物館を!
ハワイを代表する楽器といえば、なんといってもウクレレ。いまや日本のみならず、タイや韓国、中国、ヨーロッパ各国などにも愛好者が増え、その人気はとどまることを知りません。ウクレレピクニックインハワイ、エグゼクティブ・プロデューサーの関口和之氏は、「ハワイを象徴するこの小さくて、スイートでアロハ・スピリットあふれる楽器」の発祥の地ハワイに、ウクレレ博物館を創設するために奔走しておられます。関口氏は、ジョン・レノンの言葉、「A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is reality.(一人で見る夢は夢に過ぎないけど、みなで一緒に見る夢は現実になる)」を引用し、ウクレレ博物館実現のためには、人々の理解と協力が一番大切であると語ります。その言葉の通り、今回のコンサートに集まった人々は、夢が現実に向かって勢い良く加速していく瞬間を目の当たりにすることができたのではないでしょうか。
◎BEGINにインタビュー!
ウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサートには、スペシャル・ゲストとして日本からBEGINの3人が登場しました! コンサートの前に各メディア向けに質疑応答の時間が用意され、すごく間近でお話を聞くことができました。
私にとってBEGINの皆様に会えたのはこれが2回目。さかのぼること9年前、2004年に沖縄フェスティバルの会場で行われたコンサート以来でしたが、当時とまったく変わりなく、最高の笑顔で様々はお話を聞かせてくださいましたよ。関口氏いわく、「日本で一番ハワイが似合うグループ」のBEGIN。沖縄とハワイという、島ならではの共通点が感じられました。この記者会見の模様は、近々別記事で詳しくお伝えしようと思います。お楽しみに!
◎ゆったりとウクレレの調べに癒されたコンサート!
いよいよ夕陽も傾き、コンサートのはじまりです。まずは日本から登場の、キヨシ小林&ウクレレ・オーケストラの皆様。生き生きと楽しそうな演奏が素敵です。
続いて登場は、ベテラン中のベテラン、ベニー・チャン&バイロン・ヤスイのお二人。聴かせてくれます。最高に格好良いですね。いぶし銀の魅力を感じました。
フラガールにはおなじみの、ホオケナが登場。美しいハーモニーに身をゆだねましょう。フラダンサーも登場し、会場を魅了します。
そして、ライアテア・ヘルムが登場。まるで妖精のような可愛らしさ。透き通ったファルセット・ボイスがたまりません。会場でもニコニコと写真やサインに応じていましたよ。
ジョン・クルーズ登場。相変わらずのイケメンぶりです。名曲「Island Style(アイランド・スタイル)」が流れると、会場のボルテージは最高潮に!
満を持してBEGINの登場です。「三線の花」や「島人ぬ宝」、「オジー自慢のオリオンビール」など、名曲が続きます。比嘉栄昇さんのやわらかく包み込むような歌声がハワイの空気に甘く溶けていくようです。最後はもちろん大カチャーシー大会で〆。ハワイ沖縄県人会の人々の、腰の入った力強く美しいカチャーシーが会場のあちこちで見られました。
今年初めてのウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサート、皆の夢が一つになった素晴らしい瞬間に立ち会え、とても幸せでしたよ。
●ウクレレ・ミュージアム・ベネフィット・コンサート2013
ウェブサイト:www.ukulelepicnicinhawaii.org/benefit_concert2013.html
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