ハワイアン航空、国際線への影響はなし

ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、ハワイアン航空は、連邦航空局(FAA)の減便要請により、11月7日(金)に予定されていた島間便4便をキャンセルしたことが分かりました。
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キャンセルされたのは、ホノルル〜マウイ間およびホノルル〜コナ間の往復便です。
– HAL1078:ホノルル発コナ行き(11:19発)
– HAL1067:コナ発ホノルル行き(12:38発)
– HAL1066:ホノルル発カフルイ行き(13:52発)
– HAL1155:カフルイ発ホノルル行き(15:32発)
フライトアウェアによりますと、サウスウエスト航空の便も2便キャンセルされています。
SWA3096:コナ発ホノルル行き(8:08発)
SWA2839:ホノルル発コナ行き(9:54発)
ハワイアン航空を含むアラスカ航空グループは声明で、「住民や観光客が島間便にどれほど依存しているかを理解しており、ホノルル〜マウイ間で20往復、ホノルル〜コナ間で15往復の便を含む充実したスケジュールを維持します」と述べました。影響を受けた乗客は、次の空き便への振替または全額返金を選択できます。
なお、ハワイアン航空およびアラスカ航空の米本土との便や国際線は、今回の減便の影響を受けないのことです。
ハワイ州運輸局長のエド・スニッフェン氏は、商業、医療、国家安全保障、観光経済において航空以外の代替手段が乏しいハワイの特殊事情を理由に、トランプ政権に対して減便免除を要請したとのことです。スニッフェン氏は、米運輸長官ショーン・ダフィー宛の書簡で、ハワイの航空管制官やTSA職員の給与・福利厚生を州が前払いする用意があると述べ、安全な人員体制とサービスの継続を確保したいとしています。
FAAの命令には国際線は含まれていませんが、航空アナリストは乗り継ぎ便の変更による波及効果を懸念。「国内線と同様に、国際線にも影響が出ます。たとえばオクラホマからロンドンへ向かう場合、東海岸やシカゴなどのハブ空港で乗り継ぎが必要ですが、便が遅延・キャンセルされると接続が困難になります」と航空アナリストのブルース・メイズ氏。
FAAは、安全性に関するデータが改善されるまで減便措置を継続するとしています。
今週末や来週に旅行予定の方は、フライトの状況をこまめに確認し、予備の計画や旅行保険を用意しておくと安心です。
(ハワイ・ニュースナウより)





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