ロイヤル・ハワイアン・センターのカウラニ・ヘリテージ・ルームでハワイの歴史に触れよう
“Kaulani Heritage Room” Opens at Royal Hawaiian Center
■ハワイと先住ハワイ民族の歴史について学べる場所
ロイヤル・ハワイアン・センターの1階、ロイヤル・グローブ脇に、「カウラニ・ヘリテージ・ルーム」がオープンしました。カウラニ・ヘリテージ・ルームは、ハワイと先住ハワイ民族の歴史について学ぶことのできる場所です。同センターが提供している無料カルチャープログラムの一環として一般に公開されるもので、毎日午前10時から午後10時まで、3本の短編映画が常時放映されています。また、ネイティブハワイアンの画家ソロモン・エノス氏による壁画も展示されています。 「ハワイの文化、歴史を日本の方にも知っていただけたらと思っています。冷房の効いた快適な室内で短編映画を楽しんでくださいね」と、ロイヤル・ハワイアン・センターの文化ディレクター、マヌ・ボイド氏。 3本のフィルムは各7分。内容は以下の表の通りです。お買い物の合間に、ハワイの歴史を勉強できる良いチャンスですね。 |
タイトル | 内容 |
ハノハノ・ヘルモア(Hanohano Helumoa) – 高貴なるヘルモア
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現在のロイヤル・ハワイアン・センターとシェラトン・ワイキキ、ロイヤル・ハワイアン・ホテルが位置し、かつてハワイの王族が住んでいたヤシ林のあった場所「ヘルモア」 にまつわる歴史を紹介しています。ヘルモアというこの土地の名前は、ハワイ語で「鶏が引っかいた足跡」という意味で、カアウヘレモアと呼ばれる神話上の雄鶏と17世紀オアフを統治したカクヒヘヴァ酋長の伝説に由来しています。
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「イ・ムア・カメハメハ (I Mua Kamehameha)
– 進め、カメハメハ」 |
ハワイの島々を統一した偉大なカメハメハ大王とそのひ孫にあたるバーニース・パウアヒ・ビショップ王女についての物語です。1884年、パウアヒ王女はここヘルモアで、ハワイアンの子供達の教育を行うカメハメハ・スクールズを設立することを遺書に託しました。ロイヤル・ハワイアン・センターは、カメハメハ・スクールズが所有するプロパティの中でも最大の資産で、その収益はハワイアンの子供達の教育に充てられているそうです。
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ハワイ・マウ・ア・マウ (Hawai‘i Mau a Mau)
– ハワイアンよ、永遠に |
今日のネイティブハワイアンの人々のあり方やハワイの文化や習慣がどのように継承されているかを紹介しています。
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◎カウラニ・ヘリテージ・ルーム ◎ロイヤル・ハワイアン・センター
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