Pidgin now recognized as official language
■アメリカ国勢調査局が発表

ハワイで使われている「ピジン英語」と呼ばれる独特な言葉が、正式なピジン語(クレオール語)として、このほどアメリカ国勢調査局によって認められました。
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ハワイのピジン英語は、1世紀以上前にプランテーションで働く日本や中国、フィリピン、ポルトガルなどからの移民労働者たちが、互いの意思疎通のために使った各国の言葉を混ぜた独特な言葉です。
国勢調査局によりますと、2009〜2013年にホノルル、ハワイ島、マウイ島で実施された国勢調査に参加した1390人が、ピジン英語を使用していると回答しているそうです。
言語学について研究する専門家は、ピジン英語が英語とはまったく異なる言葉であり、またスラング(俗語)とも一線を画していると強調。ようやく国勢調査局によってピジン語と認められたことを歓迎しています。また地元の人たちも多くが「単なる話し言葉ではなく、ハワイのローカルスタイルの象徴です」と、ピジン英語に特別な思いを抱いています。
(Hawaii News Nowより)
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