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Izumi

ハワイ訪問者の消費総額が2019年のレベルを超える

投稿者: Izumi 更新日:2022年12月30日

Visitor spending in Hawaii surpasses 2019 levels

11月の日本からの訪問者数はパンデミック開始以来2番目の多さ

ハワイ

ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によると、2022年11月のハワイ訪問者数は73万5,340人で、州ビジネス・経済開発・観光局(DBEDT)が現地時間2022年12月29日に発表した暫定的な訪問者数統計によると、パンデミックが始まる前の2019年同月の訪問者数の91%程度にあたるということが分かりました。

訪問者数はまだ少ないですが、2022年11月の旅行者による消費総額を2019年同月と比較すると13.7%(インフレによる調整なし)増加の15億2,000万ドルという結果でした。

同様に2022年1月~11月までの訪問者数(837万5,977人)は2019年の同時期(943万4,232人)に比べて11%減少していましたが、旅行者による消費総額は9%アップの174億ドルであったことがDBEDTの報告で明らかとなりました。

DBEDTによると、先月11月の米国西部からの訪問者数は41万5,610人で、2019年同月に比べ10.8%増加。彼らの消費総額は8億2,150万ドルで、2019年同月の5億6,380万ドルと比較すると約46%増加したことになります。また先月11月の米国東部からの訪問者数は16万6,327人で、2019年同月に比べ10.6%増加。彼らの消費総額は約29%アップの3億9,480万ドルでした。

米国国内からの訪問者数は増加を見せる一方、国外からの訪問者数回復は依然遅れています。 DBEDTの報告によると、2022年11月の日本からの訪問者数は2019年同月の13万1,526と比較すると、79%ダウンの2万7,898人でした。消費総額も同様に減少し、2019年同月の1億8,940万ドルと比較すると、75.5%ダウンの4,630万ドルでした。

しかしDBEDTのディレクターであるクリス・サダヤス氏は「先月の日本からの訪問者数2万7,898人というのは、パンデミックが始まって以来2番目に多い月間数字であり、2022年1月~11月までと2019年同時期との訪問者数を比べると、88.8%にまで押し上げました」と述べています。

11月における訪問者のハワイ滞在日数平均は9.05日で、2019年同月の平均滞在日数から9.1%増加。また先月のある一日の訪問者数は22万1,809人で、2019年11月と比較すると僅か1%少ないという結果でした。

以下は、ハワイの主要4島の訪問者数、消費総額を各島ごとに見た結果です。

●オアフ島:11月の訪問者数39万2,683人。2019年同月比16.2%減少。消費総額は10.5%アップの7億1,190万ドル。1日の平均訪問者数は9万3,958人でした。

●マウイ島:11月の訪問者数22万8,803人。2019年同月比1.5%減少。消費総額は15.2%アップの4億3,520万ドル。1日の平均訪問者数は6万2,204人でした。

●ハワイ島:11月の訪問者数12万7,032人。2019年同月比3.6%減少。消費総額は19.6%アップの1億9,230万ドル。1日の平均訪問者数は3万5,491人でした。

●カウアイ島:11月の訪問者数10万6,390人。2019年同月比2.5%の増加で、4島の中で唯一訪問者数が増加した島です。消費総額は1億6,170万ドル。1日の平均訪問者数は2万6,876人でした。

(ホノルルスターアドバタイザーより)

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