「極めて稀」と専門家ら
海水浴客で賑わうワイキキビーチ沖で先週、ジンベエザメが出没し、大きな話題となっています。
KHON2ニュースの報道によりますと、出没したのはジンベエザメの幼魚で、7月19日(金)にボートツアーのオペレターやシュノーケルツアーのガイドらからの目撃情報が相次ぎました。
目撃者の話では、ジンベエザメは体長20フィート(約6メートル)ほどで、ボートとボートの間を自由に泳ぎ回っていたといい、ツアー客らは“一生に一度”と言われる稀な体験に大騒ぎだったということです。
ハワイ諸島海域で2017年からジンベエザメの調査を続けているHawaii Unchartered Research Collectiveによると、ジンベエザメの目撃情報は1991年以降、州全体で718件に上りますが、ワイキキ沖での目撃は9〜10件程度で、関係者は「ワイキキ沖で見られるのは極めて稀」と話しています。なお、これまでに記録されたジンベエザメの最大全長は約60フィート(約18メートル)と報告されています。
ジンベエザメは主に動物や植物プランクトンを主食とし、危険性はなく、ハワイでは一緒に泳ぐことは違法ではありませんが、専門家は「もし見かけても触れてはいけません」と注意を呼び掛けています。
(KHON2 Newsより)
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