ワイキキ・ナタトリウムの改修、3500万ドルを投じ2027年8月完了予定
ワイキキ水族館に隣接する歴史的建造物であるワイキキ・ナタトリウム（ワイキキ戦勝記念プール）の改修が、大きく前進しました。
ワイキキ・ナタトリウムは「第一次世界大戦に従軍した約1万人のハワイ兵を称えるため、1927年に献堂された海水プール（全米歴史保存協会ウェブサイト参照）」ですが、老朽化により約40年に渡り閉鎖されていました。
記念碑としての役割を担ってきたナタトリウムの改修計画は、長年に渡り変更を繰り返してきましたが、KHON2ニュースの報道によりますと、ほぼ元に近いデザインでの改修計画が承認され、ホノルル市も同意しています。
官民提携の一環として進められている改修計画の総費用は約3,50万ドル（約50億円）と見積もられており、市が設計段階での資金を負担し、残りの資金はワイキキ・ナタトリウム協会が連邦助成金などを通じて調達する予定です。
最終プランは2025年秋に承認される見通しで、順調に進めば2027年初頭に着工し、ワイキキ・ナタトリウム献堂100周年となる2027年8月までの完了が見込まれています。
KHON2 Newsより
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