ハワイ州知事、州内ホテルの空室提供を提案
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した大規模火災により、多くの住民が家を失い避難生活を余儀なくされている中、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事が被災者支援の一環として、州内ホテルでの受け入れを提案しています。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、グリーン知事は壊滅的な被害に直面しているカリフォルニア州を支援するため、州内ホテルの空室を被災者の一時的な宿泊施設として利用する案を示しています。
同知事は受け入れ案について、現時点では検討段階に過ぎないと指摘していますが、ハワイ州観光局と協議を進め、実現の可能性を模索していることを明らかにしました。
昨年11月にハワイ州観光局がまとめた報告書では、州内ホテルの稼働率は約70%で、残りの30%に相当する空室の利用が可能です。グリーン知事は「州全体で少なくとも5,000室の空室が見込まれ、手頃な価格で活用できれば、被災者を支援できる」と話しています。
また、過去にハワイが自然災害に見舞われた際、カリフォルニア州が支援の手を差し伸べてくれたことに言及し、「今回はハワイが助ける番です。可能な形で支援したい」と述べ、意欲を示しました。
(Hawaii News Nowより)
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