最近ツーリストの利用者も増えているといわれている公共の路線バス、ザ・バス。定額料金でオアフ島のどこまでも行けるので、これはもう利用しないわけにはいきません。今回はまず、ザ・バス利用にあたっての基本をご紹介します。
(Aloha Express140号)

ザ・バスで郊外へも出かけてみよう!
ザ・バスに乗る前に準備しておきたいのはこれ!
乗る前に用意するもの、入手しておくものをチェックしましょう。まず、停留所には時刻表やルート表示は一切ないので、アラモアナセンターでルート別時刻表を入手しておきましょう。また、バス料金は日本のように釣り銭が出ません。$1札と25¢コインを準備しておきましょう。
バス料金は、1回の運賃が一律$2.50(6~17才$1.25)です。1日乗り放題の1-DAYパスは$ 5(6 ~17 才$2.50)なので、2回以上乗るなら、小銭を準備する必要もなく、パスが便利でお得です。1-DAYパスは、購入当日の深夜0時1分~27時間有効です。パスはABCストア、セブンイレブンで買えます。

写真上:バス番号別に分かれ、時刻表とルートMAPが記載されています。
写真左下:ルートマップはアラモアナセンター1階の
ゲストサービスで入手できます
写真右下:ハンディサイズなので持ち歩きにも便利。
ザ・バスに乗ってみよう!
★乗る時★
小銭、またはパスを用意したらバス停へ。バスは前方ドアから乗車し、料金箱に金額を入れるか、パスをドライバーに提示します。降りる停留所がわからなかったり、不安な場合は、行き先をドライバーに告げて、教えてほしいと伝えるのも手です。
*Could you tell me when I get to(行き先)?
(行き先)に着いたら教えてください
★注意点★
車内は冷房が強いのでカーディガンやパーカといった羽織るものがあると重宝します。また、夕方前、できれば16~17時までに必ず帰りのバスに乗車しておきましょう。夕方になると人通りが少なくなるので、バス停で待ったり、うろうろと町中を歩くのは、知らない土地では避けましょう。

写真左:お札とコインは別々に投入を。
ドライバーに聞きたいことがあればこの時に。
写真右上:車内は日本のバスと同じような感じです。
写真右下:椅子などもリニューアルされました。
★降りる時★
目的地に近づいたら、窓枠沿いのひもを引くか、またはストップボタンがあれば、押します。運転席の上部の「STOP REQUESTED」と赤いランプがつくと、停車するというサインです。停車場所をデジタル表示し、アナウンスするバスもあります。降車は前後どちらのドアからでも可能で、バーに触れると自動で開きますが、後方は手動の場合もあります。

写真左上:ひもを引っ張るタイプと、ボタン式があります。
写真左下:車内前方に止まるサインが点灯しました。
写真右:バーを軽く押せば、ドアが自動で開きます。
スマホ活用するならこのアプリを入れておこう!
海外でもスマホ活用は当たり前、という人におすすめなのが、ザ・バスのアプリ「DaBus」です。自分のいる停留所から、乗りたいバスが今どこを走っていて、何分後に到着するのかがわかる、すぐれものです。App StoreやGoogleplayから無料でダウンロードできるので、ハワイに着いたら位置情報をオンにして、さっそく使ってみましょう。

写真左:「Find~」から近くのバス停を探し、
「Search~」にストリート名かバス停ナンバーを。
写真中央:バス停番号(バス停のプレートに記載されています)を入力すると、
停まるバスの運行状況がわかります。
写真右:乗りたいバス番号をタップすると、
どのルートで現在どこを走っているか一目瞭然です。
The Bus http://www.thebus.org
All Bus http://www.allb.us
ザ・バスの基本を覚えたら、あとは自由に乗って降りて楽しむだけ。
次回は、ザ・バスで行けるローカルタウンを紹介します。
元気に遊ぼうさん said on 2017年10月21日
ザ・バスは安く移動できるので重宝しています。運行時間など毎年変わっているようなのでこれまでルートマップを毎回アラモアナで入手していましたが、アプリがあればどこに行っても、帰りの時間が計画できるのであんしんです、アプリ情報助かりました。乗り継ぎ券の廃止はちょっと残念な気がしますが、1日パスは無くさなければ有効と思いますね。
匿名 said on 2017年10月20日
1日パスは当初バスドライバーから買えるとありましたが、いちいちABCストアなどで買わなくてはいけないのですか?