カリヒまでの第2期は完成間近、全線開通は2030年予定
ハワイで進められている最大規模のインフラ事業「スカイライン鉄道プロジェクト」で、このほど第3期工事に着手したことが分かりました。
KHON2ニュースの報道によりますと、第3期工事ではミドル・ストリート駅からシビックセンター駅まで、約3マイル(約4.8キロ)の高架区間を建設し、新たに6つの駅を設置します。総工費は約14億ドル(約2,030億円)です。
8月11日(月)には、カカアコにあるシビックセンター駅予定地で、安全と成功を祈るセレモニーが行われました。初期段階では、イヴィレイ地区から橋脚を支える杭の掘削作業を開始。作業は月〜金曜日の午前6時から午後5時までで、必要に応じて土曜日も実施される予定です。
ホノルル高速鉄道輸送公社(HART)のロリ・カヒキナ代表は「これまで多くの方の協力と努力によってここまで進めてきました。これからもこの取り組みを継続し、予算内・予定通りに完成させ、ホノルルの皆さんに利用していただけるようにします」と述べています。
第3期工事期間中は、カリヒ、イヴィレイ、ダウンタウン、チャイナタウン、カカアコ地区周辺で道路閉鎖が予定されています。なお、第2期工事は完成間近となっており、全線開通は2030年を予定しています。
(KHON2 Newsより)
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