観光潜水艇の送迎船、けが人・燃料漏れなし
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8月9日(土)午前8時30分ごろ、ホノルルのケワロ湾ハーバーで「ディスカバリー・シャトルボート・アトランティス」が波に押し流され、リーフに座礁しました。
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ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、全長約75フィート(約23メートル)の同船は、ワイキキ沖で運航される観光用潜水艇への送迎船で、10日(日)の時点では、防波壁に固定され、引き上げ業者による回収計画が進められています。
運航会社のアトランティス・アドベンチャーズ社の説明によれば、座礁時に乗客はおらず、乗員2名にもけがはありませんでした。燃料やオイルの漏れはなく、9日夜にはパシフィック・エンバイロメント社がディーゼル燃料約2,000ガロン(約7,570リットル)と油圧オイル約36ガロン(約136リットル)を除去しました。
ディスカバリー・シャトルボートは沿岸警備隊の認証を受け、定期的な検査を実施しています。また、ワイキキ沖の潜水艇までの送迎を担う船長は、十分な訓練を受け、沿岸警備隊認定の資格を所持しています。
ケワロ湾の保全活動に取り組む市民団体「Friends of Kewalo」は、人的被害がなかったことに安堵する一方で、座礁によるリーフや海洋生物への影響に懸念を示しています。
(Hawaii News Nowより)
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