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ハワイ歩き方事務局

ハレアカラ山で見る星空&日の出ツアー!

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年11月01日

ディナーショーやフラダンス、ディナークルーズ… その他にも、ハワイには楽しいアクティビティがいっぱい。このコーナーでは、ハワイ旅行をもっと楽しくしてくれるアクティビティ情報を順次、ご紹介します。

ハレアカラ山で見る星空&日の出ツアー

雲の中から見える朝日を指差すハワイの
歩き方編集部員達

東の彼方がゆっくりと朝焼けに染まっていく
様子を大パノラマで見る

こんな綺麗な雲、初めて見ました
朝日が作り出す美しい光のグラデーション
  マウイ島にある標高3055メートルのハレアカラ山はハワイ語で「太陽の家」を意味し、古代ハワイアンが聖地として崇めていた神聖な山です。最近では、パワースポットとしても脚光を浴びるようになりました。パワースポットとは、スピリチュアルな意味で地球の良いエネルギーを強く感じることができる場所のこと。ハワイのパワースポット初体験のハワイの歩き方編集部員、カオリが「神秘的な自然のエネルギーを体全身で感じてみたい」という思いを持って、「プアラニ・アドベンチャーズ」が催行する「ハレアカラで見る星空&日の出ツアー」に参加しました。


防寒ジャケット、懐中電灯、双眼鏡の3点を持って準備万端

ハレアカラ山の3つの顔を見てスピリチュアルなパワーも3倍!?
今回参加した「ハレアカラ山で見る星空&日の出ツアー」は、天体観測、日の出観賞、ハレアカラ山のクレーター内を歩いて見学すると言う、ハレアカラ山の3つの顔をみることができる充実した内容。それぞれに異なる自然のパワーを体感して、エネルギーも3倍得られるかもしれない、なんて考える欲張りな私にはもってこいのツアーです。ツアーの出発時間は午前2時半。日の出の前に星空を見るためには、夜中から出発しなければなりません。これも美しい満天の星空を見るため。ちなみに、夏場は日の出時刻が早いので、ツアーの出発時刻も早くなります。この日のツアーガイドは、ヨッシー小暮さん。ツアー参加者に「ヨッシー」と呼ばせるとてもフレンドリーな彼は、早朝にも関わらず人一倍テンションが高いベテランのツアーガイドです。ヨッシーさんの運転するバンでツアー参加者全員をホテルに迎えに行ってから、ハレアカラ山まで約一時間のドライブ。車の中では、ヨッシーさんが今日のツアーの予定からマウイ島に関するマメ知識まで、話は途切れることなく続きます。眠気も一気に吹き飛ぶ話術に聞き入っているうちに、ハレアカラ山7合目に到着。ここではトイレ休憩と、防寒ジャケット、懐中電灯、双眼鏡などこれからツアーで使う道具を渡されます。双眼鏡の使い方も事前に丁寧に教えてもらえるので、山頂での天体観測の時に慌てる心配もありません。頂上ではなくても気温がかなり下がっているので、私はここでマフラーと帽子を装着して完全防寒で山頂へ臨みます。準備が整ったら目指すは山頂。

3055メートルの頂上地点で宇宙を近くに感じる


ここがハレアカラ山の頂上、標高3055m地点。美しい星空を見て寒さも忘れてしまいます

7合目のビジターセンターから車で標高3055メートルの頂上まで一気に車で登って、いよいよ天体観測です。車を降りると、7合目よりも顕著に気圧の変化が感じられます。空気が薄いので、走ったり急な運動をすると高山病になるおそれがあるので、ゆっくりと気圧の変化に体を慣らしましょう。ここでは標高が記された看板の前で記念撮影をした後、待ちに待った天体観測を行います。ここで先ほど手渡された双眼鏡の出番です。双眼鏡なんて普段使わないので最初は星にピントを合わせるのが難しいですが、しばらくすると使い方にも慣れてきます。山頂から見る星空は、辺りに街灯など一切ないのでとても綺麗。普段あまり見ることができない流れ星や人工衛星もここではごくあたりまえに見られるのです。3055メートルで天体観測をしていると、心なしか森羅万象を含む天地の全体である宇宙に少しだけ近づいた気分。そんな神秘的な気分に浸っていると、隣にいるヨッシーさんがおもむろに何か不思議な物を取り出しているではありませんか! それはスーパー・レーザー・ポインターと呼ばれる、星座の場所を示すための強力なレーザー光線を出す機械。これを使って何の星座がどこにあるのかを指しながら説明してくれるので、星座の知識が全くない私でもレーザーで照らしてくれた星を追いながら、星座を見て楽しめます。

 


花を咲かせる時だけ茎を2m近く伸ばす銀剣草


天体観測を行う頂上地点の駐車場の周辺では、銀剣草を見ることができます。銀色に輝く剣のように強い葉を持つ銀剣草は、標高の高い山にしか生息しないとても希少な高山植物。ヒマラヤ山脈、ハワイ島のマウナケア山、ここハレアカラ山など、世界中でも限られた所でしか見ることができません。銀剣草は10数年の生涯のうち、たった一度だけ向日葵に似た鮮やかな紫と黄色の花を咲かせて枯れていきます。左の写真はちょうど花を咲かせ終わった銀剣草。あいにく真っ暗でよく見ることは出来ませんでしたが、暗闇の中でもそのスラッとした立ち姿に涼とした美しさと強さを感じました。ハレアカラ山では、このような普段見ることのできない、珍しい高山植物を観察できる場所でもあります。

天体観測が終わると、今度は場所を移動します。ヨッシーさんによれば、ほとんどのツアーや観光客はこの頂上地点から日の出を見るのだそう。そのため日の出時刻ともなると多くの人が押しかけて、ゆっくり日の出鑑賞どころではない、というのも頷けます。このツアーの良いところは、日の出鑑賞を頂上地点で行わず、人があまり来ない特別な場所へ移動して大パノラマで日の出が見られるところ。古代ハワイアンも崇めていたハレアカラ山の神聖な日の出を、他の人の肩越し眺めるなんてあまりにも悲しいですもの。両手を思う存分広げて、体中に日の出のエネルギーを感じることができると思うと、私のテンションもどんどん上がっていきます。

いよいよ聖地、ホワイトヒルを目指してトレッキング
 頂上地点から今度は念願の朝日を見るために、ホワイトヒルと呼ばれる場所を目指します。ホワイトヒルは200メートル程の小高い丘のような所で、その小高い丘全体がヘイアウ(神殿)であり、古代ハワイアンが儀式を行ったり祈りを捧げる場所として使われていました。ホワイトヒルへは山頂から少し下った地点にあるビジターセンターから歩いて登ります。懐中電灯で足元を照らしながらゆっくりと進み、15分程度で頂上に到着。そこは周りにさえぎる物がなにもない、360度綺麗に見渡せるすばらしい眺め。頂上に登ってまもなくすると、絶妙なタイミングで辺りの風景が刻一刻と変り始めます。空全体が真っ暗から深い藍色のような色に変っていき、そこから東の空が赤く染まり始めると、日の出が近いしるし。今日は雲が多く、朝日が雲の中にいてなかなか出てきません。私の想像としては、雲ひとつない空の遠く遥かの地平線からまん丸な朝日がポコっと顔を出すとばかりに思っていました。しかし、心のなかの「私の思い描いていた感動の日の出が見られないよ〜!」という考えもどこへやら、雲の中にある太陽が作り出す幻想的な光と雲のグラデーションに目が奪われてしまいます。「なんて美しいのだろう」と、大自然が作り出す神秘的な光景を眺めながら、自然に対する畏れにも似た不思議な感情が沸き起こります。自然の美しさと言うのは、絵に描いたようなものだけではないんですね。人間が決して創り出すことの出来ない、神々しい光景が目の前に広がります。一日の始まりである日の出を見て私の体はエネルギーを得たのか、とてもリフレッシュした清々しい気分に。毎日こんなに清々しく一日が始まったらどんなに幸せだろう、なんて考えてしまいます。

日の出の強力な陽射しをバックに
真っ赤な朝焼けに空一面が染まっていきます
雲がなかったらこんな美しいグラデーション
も見られません

 まるで別の惑星に来たかのようなクレーター内
日の出鑑賞を心行くまで楽しんだ頃には辺りもすっかり明るくなり、次はクレーターの中に入っていきます。ホワイトヒルを下りて、しばらく歩くともうクレーターが目の前に。細い一本の小道がクレーター内にはてしなく続いています。このツアーでは往復で20分程度歩くだけなので、普段運動不足の方でも大丈夫。折り返し地点となる場所からは、クレーター内や遠くに広がる山々、そしてその山にかかる雲が一面に広がる雄大な光景。ちなみに映画「2001年宇宙の旅」の最初のシーンはここで撮影されました。そんな風景に圧倒されていると、ヨッシーさんが「皆さん、話を止めて音がない世界を体験してみましょう」と言ってツアー参加者全員が一斉に話を止めます。すると、見事に無音の世界がそこに広がります。普段様々な音に囲まれて生活している私たちにとっては、これは筆舌しがたい全く初めての体験。風の音すらないので、まるで自分が月にでも来てしまったのではないかという感覚に陥ります。流れる雲以外、全ての物が止まってしまったかのよう。私はそこで目を閉じて、前に広がる自然を心の目で観じてみます。なんて静かで穏やかなのでしょう、それは自分の中にあるイライラした気持ちや不安な気持ちも静かに溶けてなくなっていくかのよう。体が自然と一体化して私の感情も中和されたという表現が合うかもしれません。そしてその感覚を体そのものが喜んでいるかのように、体の奥底から感動が湧き上がってきます。気が緩んだら涙がポロリと流れてきそうですが、周りに人がいるのでここはぐっとこらえます。こんな体験は生まれて初めて。今回のハレアカラツアーの中で、一番パワーを感じて感動したのはこの場所でした。そんな現実とかけ離れた体験をたっぷりと堪能した後、来た道と同じ道を戻ってトレッキングは終了です。他のツアー参加者が続々と列をなして歩き始めているというのに、私は「このままずっとここにいたいよ」、という後ろ髪を引かれる思いでしぶしぶその場を去るはめに。歩いている最中も、「今度はいつハレアカラに戻って来れるかな、ここで何もしないで一日中座っていたいよ」、なんてことばかり考えてしまいます。

この長細い道を一列になってトレッキング
クレーターの中は音一つしない世界
水墨画のような風景に大感動

このツアーでしか体験できない意外な特典も!?


グラビア撮影会!? と思うほどの気合の入ったヨッシーさんによる写真撮影

これだけ雄大な自然を目の当たりにすると、この感動の一瞬を写真に上手く収めたいと誰でも思いますよね。今回お世話になったツアーガイドのヨッシーさん、実はとっても写真を撮るのが上手なのです。絶景ポイントではツアーに参加した人達を次から次へと写真に収め、ポーズの決め方から立ち位置までトータルコーディネート。左の写真もクレーター内でヨッシーさんが撮ってくれたもの。モデルはハワイの歩き方編集部員なので、モデルの質の良し悪しはさておき、なかなかサマになっていますよね? この写真以外にも、今回の記事に載せた朝日をバックにした写真や、日の出を指差す写真などもヨッシーさんが撮ってくれたものです。いろんな所でポーズを決めて写真を撮ってもらえるので、モデル気分も味わえます。やはり上手な人が写真を撮ると、その違いは歴然! ヨッシーさんによる写真撮影もこのツアーの特典です。「ハレアカラ山で見る星空&日の出ツアー」は、クレーター内のトレッキング後、ビジターセンターで休憩を入れてからハレアカラ山を後にします。この頃にはお腹もペコペコ。ツアーは美味しいレストランで朝食をして終了です。

パワースポットと一言でいってもその感じ方は人それぞれ。私は、聖地として古代ハワイアンに崇められてきたハレアカラ山に登ってみて、なぜ彼らが車もない大昔に標高3055メートルの山を登ってまでここに来て、儀式を行ったり神に祈りを捧げていたのかが少しだけ感じ取れた気がします。ハレアカラ山を後にして下山する時、私は不思議と感謝の気持ちで心が満たされていました。自然の神秘を体感して世界観が少しだけ変わった、私にとってとても意味のあるツアーでした。

 

 

防寒ジャケットも貸してくれますが、寒さ対策は万全に

「ハレアカラ・スターサンライズ・トレック」では、日中でも冷え込むハレアカラ山に夜中に行くので、当然冷え込みます。防寒ジャケットを貸し出してくれますが、それでも寒さはかなりのもの。せっかくのハワイ旅行で風邪を引いたり体調を壊したりしない為に、十分に厚着をして行きましょう。ちなみに、寒さにかなり弱い九州育ちでオアフ島在住の私は、この時厚手のセーターを含む4枚の洋服プラス防寒ジャケットを着込みました。ちなみに帽子、マフラー、厚手のソックスも用意したという気合の入れよう(笑)。それでも寒かったので、ハレアカラ山がよほど寒かったのか私がとても寒がりなのかは分かりません。私のように寒がりな人は特にしっかりと着込んでいきましょう。

もう1つ注意したいのが、デジタルカメラの充電。標高が高くかなり冷え込む場所では、バッテリーの消費量が普段よりも多くなるそうなので、ツアーに参加する前に充電を充分にしておくことをオススメします。バッテリーの予備があれば、それも持って行きましょう。


●ハレアカラスターサンライズトレック
主催:プアラニアドベンチャーズ
所要時間:約 9時間程度
出発時間:01:45〜02:45(夏期)、02:30〜03:30(冬期)
到着時間:09:30〜10:30(夏期)、10:30〜11:30(冬期)
電話:(808)879-5270
含まれるもの:送迎、日本語ガイド、高倍率コンパクト双眼鏡、懐中電灯、厚手のジャケット、ハレアカラ国立公園入園料、朝食とお飲物
送迎:マウイ島内の主要ホテルから

 

(2006年11月取材)

この記事が属するカテゴリー: オプショナルツアー, その他の観光ツアー, マウイ島, 離島案内
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