Ocean's Love Visits Polynesian Cultural Center
特定非営利法人「Ocean’s Love(オーシャンズラブ)」とは、モデルでプロサーファーのアンジェラ・磨紀・バーノンさんが、知的障がいを持つ子どもたちのために、2005年に始めたサーフィンスクールです。サーフィンやボディボードを通じて、コミュニケーションを養い、自然と触れ合うことで感動し、感情あふれる健やかな成人となってほしいとの願いが込められています。このオーシャンズラブが今年10周年を迎えます。それを記念して子どもたちがハワイを訪れ、ポリネシアカルチャーセンターで楽しいひと時を過ごしました。
「オーシャンズラブ」の子どもたちがポリネシアカルチャーセンターで遠足!
オアフ島北東部ライエにあるポリネシアカルチャーセンター。太平洋のポリネシア(ハワイ、ニュージーランド、イースター島に囲まれた三角形の海域)にある7つの国や地域の文化を一度に体験できる楽しいテーマパークです。ここに、日本から、アンジェラ・磨紀・バーノンさんに率いられたオーシャンズラブの子どもたちがやってきました。今日はサーフィンではなく遠足です。まずは元気でキュートな日本語ガイドさんとご挨拶。それではさっそく出発しましょう。
アオアテロア村にやってきました。アオテアロアとは、ニュージーランドのこと。ここではニュージーランドの先住民族、マオリ族の入墨体験とティティトレア(スティックダンス)を体験しました。入墨といっても、石鹸で洗い流せるから安心です。スティックダンスでは、2人が向かい合って、マオリ村のお兄さんの合図に従って棒で地面をたたいたり、向かいの人に棒をそっと投げ渡したりします。リズムに合わせた楽しいダンスに、子どもたちも満面の笑顔です。
スティックダンスで盛り上がっていたら、カヌーショーの時間が迫ってきました。さっそく川べりに移動。カヌーショー「レインボー・オブ・パラダイス」では、カヌーの上で次々と各地域の力強いダンスが繰り広げられます。地域によって音楽も踊り方も違うのが面白いですね。ダンサーの人たちの笑顔につられ、観客も皆ニコニコです。
見ごたえたっぷりのカヌーショーのあとは、トンガ村へ。優しいお姉さんの指導のもと、やしの葉っぱで魚を作りました。出来上がった魚には、釣竿を付け手遊ぶことができます。可愛い~。素敵なお土産ができました。このように、ポリネシアのクラフトを体験できるのも良いですね。
フィジー村では、酋長さんの家を見学。フィジー伝統の武器も持たせてもらいました。その昔フィジーでは髪の毛に神様が宿るとされていて、酋長さんは決して他の人に髪の毛を触らせなかったとか。そんな豆知識も教えてもらいました。
ハワイ村では、フラを教えてもらいました。にこやかな先生の合図に合わせて、右へ左へ。皆さん、なかなかいい感じ。思わず笑顔があふれます。アンジェラさん、とっても優雅ですね。
取材をする前は、「ハワイの自然の中で、子どもたちが癒され笑顔になってくれればいいな」と思っていた私ですが、実は子どもたちやオーシャンズラブ関係者の皆様のすばらしい笑顔に私のほうが癒され、心があたたかいもので一杯になりました。短い時間ではありましたが、アンジェラさんはじめ皆様の想い、子どもたちの心からの笑顔に、たくさんのことを気付かされ、すばらしいひと時を過ごすことができました。
オーシャンズラブの活動については、こちらのページをご覧ください。ボランティアも募集中です。 ◎オーシャンズラブ ◎ポリネシア・カルチャー・センター |
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