フラの祭典「メリー・モナーク・フェスティバル」今年も盛り上がる!
The 46th Merrie Monarch Festival
■今年栄冠に輝いたのは?
フラ最大の祭典、そして、最も権威のある競技会、メリー・モナーク・フェスティバルが4月12日(日)〜19日(日)まで、ハワイ島のヒロで開催されました。15日(水)にはエキシビションが開催され、フラを初め、サモア、マオリ族の踊りも披露。16日(木)からの競技会では、ケアリー・レイシェルのハラウ、ケアラオカマイレが初出場、ラエ・K・フォンセカのハラウ・フラ・オカヒキラウラニが復帰、ハワイの伝統文化、古典フラを重んじ次世代へと継承する、パット・ナマカ・ベーコンとキモ・アラマ・ケアウラナが審査員として参加と、今年のメリー・モナーク・フェスティバルは開催前からとても注目されていました。 4月16日(水)には、「ミスアロハ」の競技会が行なわれ、見事なハワイ語と確かなフラを披露した初出場のハラウ、ケアラオカマイレのチェリサ・ヘノヘアナプアイカヴァオケレ・カーネが「ハワイ語賞」と1064点という断トツの成績で、2009年の「ミスアロハ」に輝きました。 カヒコでは、クム・ケアリーは静かに登場し、チェリサが舞台の幕を明けたのが新鮮。アウアナではケアリー自身の大ヒット曲、カ・ノホノ・ピリカイを歌いはじめると、会場中が高揚、チェリサも素直でのびやかな演技を見せました。 2位は1038点、ハラウ・オ・カムエラのカリ・マエ・カヴァイレフア・ケアロハ、3位は1027点で、ハラウ・ナー・マモ・オ・プウアナフルのカホロ・カヒキピイラニ・パーヌイが受賞しました。 グループ演技は17日(金)にカヒコ(古典フラ)、18日(土)にアウアナ(モダンフラ)が開催され、古典を重んじる審査員を意識してか、カヒコの演技は全体的にレベルが高かったようです。 カネ(男)のグループ演技では、オ・ブライアン・エセル率いる、ケ・カイ・オカヒキのダンサー達が鍛え上げた肉体を衣装とし、力強い演技で優勝。ワヒネ(女)のグループでは入賞の常連、サニー・チンのハラウ、ナー・マモ・オ・プウナフルが今年も表現力を評価されたようです。 総合優勝は、イケメン・ハラウのケ・カイ・オカヒキが受賞しました。 より、古典と伝統を重んじる方向に進んでいるメリー・モナーク・フェスティバル、今後の展開が楽しみですね。 |
●第46回メリー・モナーク・フェスティバル 日程:4月12日(日)〜4月18日(土) 場所:ハワイ島ヒロ市内各地。下記の3イベントはエディス・カナカオレ・テニス・スタジアムにて。 4月16日(木) ミス・アロハ・フラ ◎メリー・モナーク・フェスティバル事務局 |
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