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■3期も知事を務めた正義と高潔の人
1959年8月21日、ハワイ州はそれまでの属領という立場から、アメリカ合衆国の一州へと昇格しました。今年2009年は、ちょうどハワイがアメリカ合衆国の一州となってから50周年という記念すべき年で、記念イベントも多数用意されています。

このハワイ立州の立役者とでも言うべき人物が、ジョン･A･バーンズ元知事(1909〜1975)です。ハワイ州2番目の知事で、その後3期を務めました。バーンズ元知事は1954年のデモクラティック･レボリューション(民主主義革命)の中核となった人物で、これにより属領時代は共和党が支配していたハワイを、民主党が覆すことになりました。その2年後には、代議員に選ばれハワイ立州のために働くことになりました。

高潔で情け深い人物として今でもハワイ州民から愛されており、日系アメリカ人とも親交の深かったジョン･A･バーンズ氏の生涯を描いたテレビ番組が、8月20日(木)、ハワイの公共放送PBSにて、午後8時30分より放映されます。この時期にハワイの歴史を学べる良いチャンスですね。

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