5月13日、マウイ島で「日本のためにジーンズをはこう!」の日を実施
May 13th is “Wear Jeans for Japan Day”
■ジーンズは東日本大震災への寄付の証 マウイ・カウンティー(郡)のビジネス業者、団体、学校は、5月13日(金)に「日本のためにジーンズをはこう!」と呼びかけ、マウイ全島をあげて、東日本大震災支援のチャリティー・キャンペーンを行います。 マウイ・カウンティーと私立校カーデン・アカデミーの共催で行われるこのキャンペーンは、「5月13日に日本のために募金した人たち全員がジーンズをはき カジュアルな格好で仕事や学校に行ける」というものです。つまり、普段はビジネス・ウェアや制服で過ごしている人々が、寄付することで、堂々とお咎めなし でジーンズをはいて一日過ごせる、というわけなのです。いくつかのマウイ郡の部署やローカル業者は、もうすでにこのチャリティーを実施しているそうです よ。 カーデン・アカデミーの118人の生徒たちは、3月にこれと似たようなイベントを行い、1日で1,000ドル以上の義援金を集めたそうです。 これらの義援金は、Japanese Cultural Society of Maui(マウイ日本文化協会)が行っているキャンペーン「アロハ・イニシアチブ」へ寄付されます。 また、このチャリティ・キャンペーンで一番多くの義援金を集めた団体は、ハワイ大学マウイ校で5月14日(日)に開催されるマウイ祭り・フェスティバルで、アラン・アラカワ市長から表彰されます。 また、子供がカーデン・アカデミーに通う歌手のMishika(ミシュカ)さんは、「One Tree(ワン・ツリー)」という曲の無料ダウンロードを提供し、寄付を募るという形で、このチャリティー・イベントに貢献しているそうです。 米ハワイのマウイ日本文化協会のメンバーや、福島出身者、先祖が福島出身の日系人らからなるNPO法人「アロハ・イニシアチブ」は、東日本大震災や福島第 1原発事故で避難生活を強いられている人のために、無償でハワイの一般家庭にホームステイしてもらうプロジェクトを行っています。マウイを中心にした約 140家族が、被災者の人々を受け入れるホストファミリーに名乗りを上げています。ホームステイは子供だけのものではありません。被災された方なら、年齢 を問わず受け入れてもらえます。旅費や滞在費は地元企業の寄付などで賄い、ボランティアの人々が通訳も担当するので、英語が話せなくても大丈夫です。ホス ト・ファミリーも簡単な日本語を勉強中です。ハワイに滞在できるのは、ビザ免除で最大90日間となります。アロハ・イニシアチブはオアフ島でも説明会を行 い、さらなるハワイの家族が続々とホスト・ファミリーに名乗りを上げています。 アロハ・イニシアチブの代表者、キース・レーガンさんは、「ハワイの暖かい太陽の下、心身を癒していただければ」と話しています。詳細は、アロハ・イニシアチブのウェブサイトをご覧ください。 (編集部より:このたびの東日本大震災による犠牲者の皆様に哀悼の意を表すとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く状況が改善され、復興の道が開けますことを願ってやみません。) |
◎アロハ・イニシアチブ(Aloha Initiative) ウェブサイト:http://alohainitiative.com/ |
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