Eight months on 'Hawaiian Mars' tests rigors of exploration
■8ヵ月間外の世界から隔絶され、心理状態の変化を調査 ハワイ島マウナロアで、米航空宇宙局(NASA)の支援により、有人火星探索のための模擬実験が行われています。マウナロアに建てられたドームの中で、8ヵ月にわたって6人の男女が生活し、心理状態の変化を調べるのが目的です。実験中火星生活と同様、外に出るときは宇宙服を着用し、食べ物も新鮮なものは食べられません。インターネット接続にも20分がかかります。玄武岩に覆われ、草木一本生えていないマウナロアは火星実験に最適な場所なんだそうです。 ■関連情報/ ハワイ島ガイド NASAは2030年代までには、有人の火星探索を計画しています。しかし、片道8ヵ月かかる火星への旅は、宇宙線に耐えられるかという問題とともに、クルーの精神状態にも重きが置かれており、今回の実験が大きく貢献するものと見られています。なお、実験に参加しているのは、科学・宇宙分野に深い関心を持ち高い教育を受けた20~30代の健康な男女で、リアリティ番組とは違って「揉め事」を起こしにくいタイプが選ばれているそうです。 (時事ドットコムより) |
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