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今年の2月、バラク･オバマ大統領が、オアフ島クニア近くにある第2次大戦中の日系人強制収容所跡「ホノウリウリ」を、国定史跡に認定することを発表しましたが、それを受けて、同所を2007年より所有しているバイオテクノロジー会社「モンサント」社は、現在までに寄付した123エーカーに加えてさらに22エーカーを米内務省傘下の国立公園局に寄贈する意向を発表しました。

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日系人の間で通称「地獄谷」と呼ばれた、ホノウリウリは、オアフ島クニアの山あいにあり、第2次大戦中に日系社会のリーダーたちが収容されていた場所です。近年までその全貌は知られていませんでしたが、ハワイ日本文化センターのボランティア、ジェーン・クラハラさんはじめスタッフの人々の大変な努力で場所が突き止められ、その場所を歴史公園として保存する運動が行われてきました。その運動が実り、今年2月オバマ大統領は、「収容所の物語が何世代にもわたって確実に語り継がれていく」ように、同所を国定史跡にすることを発表しています。同所は人気ドラマHawaii Five-0でも取り上げられたことがあり、ハワイの日系人の間では非常に重要な場所として知られています。

(Pacific Business Newsより)