Yellow-Faced Bees in Hawaii Added as Endangered Species on the List
■ハチが絶滅危惧種入りするのはアメリカで初めて
2016年9月30日(金)アメリカ連邦政府は、ハワイにのみ生息する7種のハワイメンハナバチを絶滅危惧種リストに登録しました。
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ハチは受粉を行い植物や動物が成長するうえで大きな役割を果たしています。しかし、ハワイメンハナバチは外来種として指定された植物やアリ、土地開発などの影響で、生息地を失いつつあります。
ハワイで活動する昆虫学者のカール・マグナッカさんは、「人々は個体数の少ない木にばかり注目しがちだが、森全体を支えているのはハチなんだ」とコメントし、「ハチが生態系から姿を消すと、受粉が行われていた植物も姿を消してしまうだろう」とハチが植物に及ぼす影響について述べています。
.@BeesBackyard @Myrmecos Here’s one of the newly listed Hawaiian species, Hylaeus longiceps! pic.twitter.com/Qqlr9XeqVT
— Karl Magnacca (@kmagnacca) October 2, 2016
ハワイで絶滅危惧種に指定されているウミガメやアザラシのように、ハワイメンハナバチの個体数回復を目指して、私たちもハワイの自然環境を守っていけるようにしたいですね。
(abcNEWSより)
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