Hawaiian Music Legend Eddie Kamae Passed Last Saturday
■サンズ・オブ・ハワイでハワイアンミュージックの時代を築く
2017年1月7日、20世紀後半のハワイアンミュージックに最も影響を与えた一人者である、エディー・カマエ氏が死去しました。89才でした。
■関連記事/「ハウマーナ」の監督、ケオ・ウールフォードさん他界
カマエ氏は生涯、ウクレレ奏者、レコーディングアーティスト、レコードプロデューサー、映画監督として活躍。1960年にモダン・スラッキー・ギターの父と呼ばれたギャビー・パヒヌイ、スチール・ギターのデビッド・ロジャース、ベーシストのジョー・マーシャルと組み、Sons of Hawaii(サンズ・オブ・ハワイ)を結成。トラディショナルなハワイアン・フォークミュージックの草の根となり、「ハワイアンミュージックの時代(Hawaiian Renaissance)」を築き上げました。サンズのユニフォームであったブルーデニムのオーバーオールと赤と白の格子柄のアロハシャツ(パカラ)は、彼らの音楽の起源であるハワイの労働者階級層の象徴でした。
カマエ氏はハワイのグラミー賞といわれるナ・ホク・ハノハノ賞も2度受賞しており、2007年には、ハワイアンミュージックの殿堂博物館入り(Hawaiian Music Hall of Fame and Museum) も果たしました。
ハワイアンカルチャーに多大な貢献をしたエディー・カマエ氏の冥福をお祈りします。
(Honolulu Star-Advertiser)
コメントを残す