Consulate General of Japan in Honolulu Alerts Travelers' Safety after Japanese tourists injured in attack at Kakaako
カカアコ地区で日本人旅行者が暴行被害
アラモアナセンター西側に位置し、大規模な再開発計画が目下進行中のカカアコ地区。美しい壁画やおしゃれなショップが軒を連ねる“インスタ映え”スポットとして、近年多くの観光客で連日賑わっていますが、5月28日（月）のメモリアルデーの祭日、日本人旅行者が被害に遭う暴行事件が発生しました。
在ホノルル日本国総領事館によりますと、28日昼ごろ、カカアコ地区内の公衆トイレで、日本人旅行者が薬物使用者と思われる複数の男らから暴行を受け、重傷を負ったということです。
領事館では「カカアコ地区は従来から、ひったくりや車上狙いも多発しており、同地区を訪問する際は十分注意するとともに、ひと気のない場所に入り込んだり、公園の公衆トイレを使用することはおやめください」と注意喚起しています。
カカアコ地区では最近、自然食料品専門店の「ダウン・トゥ・アース」や「ホールフーズマーケット・クイーン」がオープンし、これまで以上の賑わいをみせていますが、メイン通りから1本それた道に入れば、治安が悪く、危険な場所もありますので、近づかないように気をつけて下さい。
ハワイで安全に過ごすための注意事項
ひと気のない場所へは一人で行かず、どんな場所でも周りの状況を把握して、怪しげな人物がいる場合はその場を即座に離れるようにしてください。カカアコに出かけトイレを使用したい場合は、カカアコの総合施設「SALT（ソルト・アット・アウア・カカアコ）」内にもトイレがありますのでお店の人にたずねてみてください。
昨年暮れには、ハワイで邦人旅行者がターゲットとなる悪質な盗難事件が相次いで発生しています。1件は2017年11月はじめにワイキキホテルのエレベーター内で邦人夫婦、2件目は11月11日にワイキキからKCCファーマーズマーケットにレンタル自転車で向かう途中の邦人グループが被害者となりました。
これらの事件を総括して、昨年、在ホノルル日本領事館から日本人旅行者が安全にハワイでの休暇を過ごすための注意事項が発表されました。下記の被害防止対策の注意事項を参考にしてください。
ハワイでの被害防止対策
1．ハワイは米本土や他の観光地と比べると安全だとはいえ、日本とは違う場所だということを心得て気を引き締めて行動して下さい。
2．旅行者は外見から判断がつきやすく、また海外に住んでいるため被害者になっても法廷に出向けないことが多いこと、などから犯罪のターゲットにされやすいということを意識した行動をとってください。
3．深夜の外出、または人通りの少ない場所にはなるべく入らないように気をつけましょう。
4．エレベーターなどは密室となるため、乗る際に不審な様子を感じた時は、すぐにその場を立ち去る等被害防止のために細心の注意を払ってください。
5．レンタル自転車を利用の際には、前かご部分にバッグを置かないようにしてください。できるだけ所持品は持って行かないようにしましょう。
6．外出時は、貴重品等の携行は最小限にしてください。万が一被害に遭遇した場合は、抵抗するよりも、身体の安全を優先した行動をとってください。
7．身の危険を感じた場合は速やかに安全な場所へ非難しすぐに911に警察通報を行って下さい。
8．万が一に備えて、渡航前に旅行保険に入ることをおすすめします。
旅行者の皆さんもハワイでの休暇を楽しく過ごせるように心がけて行動してくださいね。これらの情報についての詳細は在ホノルル日本国総領事館のホームページで確認できます。
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◎在ホノルル日本国総領事館
住所：1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, Hawaii 96817-3201
電話： （808）543-3111
FAX： （808）543-3170
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