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キョーコ

同性愛カップル予約拒否は違憲

投稿者: キョーコ 更新日:2019年03月20日

Justices Reject Hawaii Kai B&B Owner Who Denied Room to Gay Couple

連邦最高裁、B&Bオーナーの控訴を却下

レインボー

ベッド&ブレックファースト(B&B)と呼ばれるホノルルの簡易宿所が、レズビアンカップルの予約を断ったことは州の差別禁止法違反に当たるかどうかが争われた訴訟で、「違憲」とする州最高裁の判決を不服として控訴していたB&Bオーナーに対し、連邦最高裁はこのほど訴えを却下していたことがわかりました。

ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、原告のカリフォルニア州在住のダイアン・サーベリさんとタエコ・バフォードさんは2007年にハワイを訪問した際、ハワイカイの「アロハB&B」に予約を入れたところ、2人が同性愛者であったことを理由に断られたということです。

2人は差別行為にあたるとハワイ人権委員会に訴えを起こしました。同委員会が差別行為にあたると判断したことを受け、サーベリさんとバフォードさんは2011年にB&Bオーナーのフィリス・ヤングさんを提訴しました。

カトリック教徒であるヤングさんは、宗教的信条を理由に同性愛者の予約を断る権利があると主張していましたが、2013年に敗訴。ヤングさんはこの判決を不服として控訴し、2018年2月に控訴裁が、同年7月には州最高裁が訴えを退け、ヤングさんに差別行為を禁ずる命令を下していました。

ヤングさんは州の判断に納得できず、昨年10月に連邦最高裁に上告しましたが、3月18日に最高裁はこの訴えを却下しました。

(Honolulu Star-Advertiserより)

 

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