Love’s Bakery to close, lay off all 231 employees
ハワイで1851年創業
1851年に創業のハワイのパン製造会社「ラブズ・ベーカリー(Love’s Bakery)」が、2021年3月31日(水)をもって営業を終了することがわかりました。231名いる従業員も解雇されます。
ラブズ・ベーカリーは、今回の閉鎖は、賃借料の滞納や2回目のPPP(中小企業向け給与保証プログラム)の大幅な遅れなど、新型コロナウイルスのパンデミックの影響による経営難が原因であると述べています。
コロナ禍のハワイでは一般家庭のパンの消費量は増えましたが、ホテルやレストランなど企業へのセールスが大幅に減少したためだと見られています。
ラブズ・ベーカリーは、食パン、バンズ、ベーグル、イングリッシュマフィンなどの販売をはじめ、その他のブランドへの流通も行なっていました。
「このような状況でも経営を継続していくことを望んでいましたが、3月31日にビジネスを完全に閉鎖することにします」と、ハワイ州労働局に申請をしました。
ヌアヌ・アベニューとイヴィレイの店舗にて創業を開始し、1948年にカパフル・アベニューへ移転。その後ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)側、ミドル・ストリートにある現在の場所に移転し営業していました。
ラブズ・ベーカリーは、今年の7月で170周年を迎える予定でした。
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(ホノルルスターアドバタイザーとハワイニュースナウより)
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