State’s first child fatality is wake-up call
米本土から渡航、到着直後に体調急変
ハワイ州保健局はこのほど、11歳以下の男児が新型コロナウイルス感染症で死亡したことを発表しました。州内での子どもの死亡は初めてのことです。
ホノルル・スターアドバタイザー紙によりますと、男児は米本土から家族と一緒にハワイを観光で訪問。到着後まもなくして具合が悪くなり、病院に搬送された後、死亡しました。
死亡した男児の両親は渡航前にワクチン接種を済ませており、またPCR検査で陰性が確認されていましたが、男児は検査を受けていませんでした。なお、ハワイ州では5歳以下の子どもに対しては、事前検査は義務付けていません。また男児は基礎疾患があったと伝えられていますが、具体的な疾患名や年齢など、個人情報保護の配慮から現段階では明らかにされていません。
医療専門家は、子どもの感染は少なく、重症化する例はまれといわれていますが、「(重症化するかどうかの違いは)年齢ではなく、免疫力によるもの」と強調。
喘息や心臓病、糖尿病、肥満など基礎疾患のある子どもを持つ親は、特に注意深く体調を観察し、発熱や悪寒、倦怠感、咳や息切れ、匂いや味が分からなくなるなどの新型コロナウイルスの症状が見られたら、直ちに医療機関で診てもらうよう、アドバイスしています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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