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ハワイ島の海で33名がイルカ「ハラスメント行為」

投稿者: Eriko 更新日:2023年03月30日

Authorities say 33 swimmers were harassing dolphins off Big Island

45.7メートル以内でイルカと泳ぐのは違法!

ホノルルスターアドバタイザーとその他の米メディアによりますと、3月28日(火)ハワイ州当局は、ハワイ島沖のビーチで野生のイルカの群れにハラスメント行為(妨害)をしていたとされる33名を米国連邦警察に通報しました。

2021年以降、ハワイ沿岸でハシナガイルカに50ヤード(約45.7メートル)以内の範囲で近づくことが連邦法で禁じられています。多くの旅行者が日中休息しているイルカの近くで泳いでいたことを懸念し、ハワイ諸島周辺海域に生息するハシナガイルカ(スピナードルフィン)の保護を目的としてこの法律は定められました。

ハシナガイルカの生息地であるハワイの島々とラナイ島、マウイ島、カホオラウェなどの特定区域内から2カイリ(約3.7キロ)内の海域が対象で、ボート、カヌー、スタンドアップパドルボード、ドローンなども規制の対象となります。

ハワイ州の国土天然資源局は、ハワイ島ホオナウナウ湾でシュノーケルをしていた33名がイルカの群れのあとを攻撃的に追跡し、囲んだりと嫌がらせ行為をしていたところをドローンがキャッチし、警察官がその場で違反行為を警告したと伝えています。

ハワイのハシナガイルカは、夜間に深海から水面に浮上する魚や甲殻類を餌としており、日中にはタイガーシャークやその他の捕食動物から逃れるべく浅瀬へと移動します。

泳いでいるため、知識がない人が見ると起きて活動しているかのように見えます。しかし脳の半分は睡眠状態にあり、半分は起きて水面で呼吸をしているため、海で泳いでいるように見えても寝ていることがあるそうです。休んでいるイルカを邪魔するのは違法なのです。

(ホノルルスターアドバタイザーより)

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