Board OK’s removal of Doris Duke breakwater
飛び込み事故多発受け州土地・天然資源委員会
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オアフ島ダイヤモンドヘッドの麓、ブラックポイント地区に建てられた国宝級のイスラム芸術品が収められた美しい邸宅「シャングリラ」の前にある防波堤が、撤去されることがこのほど決まりました。
シャングリラは、アメリカの“タバコ王”の一人娘として、父親の莫大な遺産を相続した故ドリス・デューク氏が建てた豪邸で、博物館として公開されています。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、シャングリラの前にある、海に突き出した岩の防波堤は、海への飛び込み台として利用する海水客が多く、これまでに事故が多発しており、中には半身不随となる深刻な事故も起きています。
州土地・天然資源委員会は6月23日に開かれた土地使途委の会合で、防波堤撤去案についての投票を行い、6対1(棄権1)の賛成多数で取り壊しを許可する決定を下しました。なお、同委員会は2018年に2度に渡り撤去案を否決していました。
当局では、2024年後半に撤去作業に着手したい考えを示しており、工期は6ヵ月から9ヵ月と見込まれています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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