Green signs emergency proclamation wit goal of 50,000 homes
今後5年間に5万戸の住宅建設を計画
深刻な住宅不足の打開に向けジョシュ・グリーン州知事は７月17日（月）、緊急事態宣言に署名し、1年間の住宅政策改革に着手。5万戸の住宅を迅速に建設し、住宅価格を引き下げることで、住民の州外への流出を防ぎ、州外からの移住者誘致を図るとしています。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、住宅建設計画を承認、合理化を実行する権限を付与された22人のメンバーからなる「Build Beyond Barriers作業部会」が先ず、現在頓挫している1万2,000戸の住宅建設計画を始動させるということです。
現在、ハワイ州内では年間に建設される住宅は平均で4,000戸にとどまっており、グリーン知事は今後5年間で5万戸の住宅を建設する方針を示しています。
ハワイ州は全米で最も生活費が高く、住宅費は家計の支出の38％を占めており、住宅価格は過去45年間で1,200％上昇しているものの、所得の上昇は600%にとどまっています。2022年には生活苦を理由に1日つき20人の住民が州外に移住、その半数が「住宅費の高騰」を理由に揚げています。
（ホノルル・スターアドバタイザー より）
コメントを残す