Personal lockers on beaches proposed to prevent beach theft
ワイキキの安全対策の一つとして提案
多くの海水浴客で賑わうワイキキビーチで多発している窃盗犯罪の防止対策として、ビーチに個人用ロッカーを設置する案が浮上しています。
KHON2ニュースの報道によりますと、個人用ロッカー設置案は、12月６日(水)にホノルル市内のハワイ・コンベンションセンターで開かれた年次安全対策会議「ビジター・パブリックセーフティ・カンフェレンス」で協議された犯罪防止策のひとつ。ワイキキ改善協会のリック・エッグド会長は、ビーチでの窃盗犯罪は、観光地ワイキキにおける深刻な問題のひとつであると指摘し、「市当局に対してロッカー設置を働きかけている」と述べています。
またハワイ宿泊・観光業協会のムフィ・ハネマン会長兼CEOは、ワイキキは観光地として、また勤務地、居住地としても素晴らしいところだが、「安全な場所でなければ、訪れる人も、また働きたいという人もいなくなるでしょう」と迅速な対応の必要性を訴えています。
ワイキキの安全対策として、ロッカー設置のほか、警察の駐在所の体制強化や再犯者への厳罰化、ホームレス向けの診療所開設などが提案されています。
観光業界関係者によると、2022年９月から実施している犯罪撲滅を目的とした取り組み「ワイキキ・セーフ・アンド・サウンド・キャンペーン」は、窃盗などの財産犯罪と暴力犯罪の発生件数を激減させるなど、大きな成果を挙げているということです。
(KHON2 Newsより)
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