ハワイからオリンピック観戦!2012
第1回目は、ハワイのオリンピックといえばまず第一に名前が挙がる英雄デューク・カハナモクにフォーカス! そうです、ワイキキビーチのデューク・カハナモク像が立っている、あの男性です。 デュークは1890年オアフ島生まれで、オリンピックに競泳代表選手として4度出場しメダルをもたらしたヒーローです。彼の名前が一躍世界に轟いたのは、1911年のアマチュア水泳競技会でのこと。自由形で当時の世界記録を一気に4.6秒も縮める記録をたたき出したのです。そして翌1912年のストックホルム・オリンピック大会で100m自由形で優勝。1924年パリ大会では準優勝、1920アントワープ大会では再び100m自由形で優勝を果たしたゴールドメダリストなのです。
また彼は水泳だけでなく、サーフィンをメジャーなスポーツのひとつに広めた立役者でもあります。幼いころからワイキキのビーチで水泳やアウトリガー・カヌーなどに親しんでいたデュークにとって、サーフィンは身近なスポーツのひとつでした。競泳の圧倒的な実力を世に示した彼は、競技生活引退後はサーフィンの復興に力を注いだのです。現在、サーファーからのみならずハワイの人々から「サーフィンの父」と呼ばれています。 そんな彼の功績をたたえ、生誕100年を記念した1990年にワイキキビーチに彼の等身大の銅像、デューク・カハナモク像が立てられました。 現在、チャリティサーフィンイベント「デュークス・オーシャンフェスト」、ハワイのスポーツ選手たちを支援する「アウトリガー・デューク・カハナモク財団」、アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチのホテル内にあるビーチフロントのレストラン「デュークス・ワイキキ」など、彼の名前はハワイのあちこちで見聞きすることができるのです。
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