ハワイのホテル、グルメ、ショッピング、オプショナルツアーなどの旅行情報 ホノルルから「ハワイ観光に役立つ最新情報」を毎日更新

ハワイ歩き方事務局

アンティ・アヤの2011年メリー・モナーク・フェスティバル、こぼれ話♪

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2011年06月21日

毎年4月にハワイ島のヒロで行われるフラの大会の最高峰、メリー・モナーク・フェスティバル。その2011年度大会を観戦した、ハワイ歩き方のライター、アンティ・アヤ(アンティ・アヤのゆるゆる~な海のお話などで活躍中)が、楽しいこぼれ話を披露してくれました。

アンティ・アヤの2011年メリー・モナーク・フェスティバル、こぼれ話♪

●ミス・アロハ・フラでサプライズのプロポーズ

ハワイ、フラ、クム、カヒコ、フラ会議

アロハ、アンティ・アヤです。メリー・モナーク・フェスティバル(以下MMF)2011が終わって1週間以上たつというのにまだ余韻にひたっています。

まずは、素敵なプロポーズのお話を…。


今年のミス・アロハ・フラの発表前に、2010年度ミス・アロハ・フラのマヘアラニ・ミカ・ヒラオ・ソレムさん(以下ミカさん)がステージから下り、観客席でフラを披露しました。以前に所属していたハーラウのクム、マープアナ・デ・シルバさん、クム、カレオ・トリニダットさんに挨拶をしてステージに戻ると、現在のクムでありBFのカウイオナーラニ・カマナオさんが膝まずきました… プロポーズです!それにはミカさんだけでなく会場中がお祝いの歓声に包まれました。おりしもイギリス王室のロイヤル・ウエディングの日、MMFが始まって48年、ステージ場でのプロポーズは初めてのことですよ~。

その後に発表されたミス・アロハ・フラ2011年にはクム、ケアリー・レイシェルのハーラウ、ケアラオカマイレのトリ・フーラリ・カンハさんが選ばれました。彼女とは去年、私が勤めるノア・ノアでハーラウ・ユニフォームを一緒に作ったので、身内からミス・アロハ・フラが出現したような嬉しい受賞でした。発表後、ハニカミながらステージに上がったのが印象的でしたね。ハワイ語賞を受賞したクム、スノーバート・ベントーさんのハーラウ・カ・パ・フラ・オ・カ・レイ・レフアのプアナニ・アシュレイ・レイスモニスさんもMMF中に婚約したそうですよ~。イギリス王室だけでなくフラ界もロマンスが多いですね~。

 

●カヒコ・ワヒネの演技ではウリーウリーが流行?! 戦闘的なカネの踊りには溜息…

ハワイ、フラ、クム、カヒコ、フラ会議

次の日はグループ・カヒコ(古典フラ)。

ワヒネ(女性)はウリーウリー(瓢箪から作られた振る楽器)を使うハーラウが、かなり多かったですね。その中でもオリで始まったハーラウ・ケアラオカマイレの演技は静かながら表情豊かでユーモアもあり光っていました。

カネ(男性)は王様の風格さえ漂うハーラウ・ケ・カイ・オ・カヒキに負けまいと体を創り、肌も焼いてきたハーラウも多かったです。ウーリリやカーラアウなどの小道具を使い迫力のある戦闘的な演技が多く、黄色い歓声とともに溜息が洩れました。

 

ハワイ、フラ、クム、カヒコ、フラ会議

●アウアナ(現代フラ)は島の特徴を出した演技
最終日のグループ・アウアナの演技では個性が光るハワイ島ヒロのハーラウ、古典的で優雅なマウイ島のハーラウを意識してか、オアフ島からは観光地ワイキキ色を出した楽しい演技が光りました。ハワイの英雄でハンサムなデューク・カハナモクのメレを使った、ハーラウ・カ・レオ・オ・ラカ・イ・カ・ヒキナ・オ・カ・ラーは、バミューダに五輪マークつきのタンクトップ姿で軽快に波に乗ったり、デュークの銅像と同じポーズを取り観客は大喜びでした。

ワヒネでは婚約しばかりのミカさんを先頭に、若さはじけるハーラウ・オ・カムエラがウリーウリーを軽快に使いながらくるくると綺麗に回転し、ティーリーフ・スカートから健康的に足と見せパンツを披露。最後にはウリーウリーでOAHUという文字まで作ってくれ、チアリーダー顔負けの演技でした。

今年のアウアナではフォーメーションでサークルを作るハーラウが多かったですね。 ワヒネの優勝は流れるような優雅な演技のハーラウ・ケアラオカマイレ、カネはやはり鍛えあげた体でキレが断トツのハーラウ・ケ・カイ・オ・カヒキが優勝。総合優勝はハーラウ・ケアラオカマイレ。ミス・アロハ・フラとほとんどの賞を受賞しました。クム・ケアリーが総合優勝トロフィーのパフドラムを持ち上げようとして、その重さにびっくりし断念するおちゃめな場面もありました。

 

●今年のMMFのファッションは?

 

ハワイ、フラ、クム、カヒコ、フラ会議

MMFといえばヒロの街、そして人気ブティック「シグ・ゼーン」。今年のシグ・ゼーンのお店はショー・ウィンドーにカパ(タパ)柄の紙が貼られ、中が見えないようにしてありました。ちなみに、カパとは、木の繊維をたたいて布状にし模様をつけたハワイ伝統の工芸品です。

エキシビションでは今年のテーマをカパにしたシグ・ゼーン氏の奥様クム、ナーラニ・カナカオレのハーラウ・オ・ケクヒはカヒコを踊り、衣装には本物のカパが使われていました。そのカパはハワイの各地のカパ・マスターによって作られたものだそうです。今年は全体的に、アウアナでも繊細なカパ柄が多く使われていました。カパ柄は2011年のフラ衣装の流行になりそうですね。

いつか皆さんともメリー・モナーク会場でお会いしたいで~す♪

 

■ハワイの基礎知識 ハワイアン・カルチャー 第2回インターナショナル・ワイキキ・フラ・カンファレンス
■ハワイ暮らし フラ留学&ハワイ暮らし
■ハワイ島 ノスタルジックな人情の街、ヒロで見つけた気になるお店

この記事が属するカテゴリー: カルチャー, フラ, 基礎知識
関連キーワード: アンティ・アヤ, こぼれ話,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

さらにおススメ