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ハワイ歩き方事務局

ハワイ鉄道

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2003年07月01日

今回はオアフ島西部のエヴァ―カヘ・ポイント間を走る観光汽車「ハワイ鉄道」をご紹介します。「電車には、もう慣れっこ」という日本のチビッコたちも、貿易風に吹かれながら平原を行くオープン・エアーの汽車なら、きっと新たな楽しみを発見できるはず。終点のカヘ・ポイントでは、ドルフィン・ウォッチングのチャンスもあります

ハワイ鉄道

年間1万人が参加する90分の人気ツアー


機関車、フラットカー合わせて4両編成で運行。定員は180人

ハワイで公共の乗り物といえば、今はホノルルにザ・バスがあるだけですが、昔はオアフ、カウアイ、マウイ、ハワイの各島に機関車が走っていた… と言ったら、驚かれる方も多いのではないでしょうか? そうなんです、実は1889年から1947年までの約60年間、ハワイの各島にはディーゼル機関車や蒸気機関車が走っていたのです。公共利用の7路線に加え、各砂糖きび農場や軍事施設にも独自の線路が敷かれ、ハワイの人々にとって機関車は、ごく身近な存在だったという訳です。しかも、汽車にはそれぞれハワイ語の名前が付けられ、線路脇にも「Akahele I Ke Ka`aahi」(鉄道に注意)なんていうハワイ語のサインが立てられていたりして、鉄道慣れした人々にとっても、大変ユニークな鉄道システムとして知られていたそうです。


素朴な木の座席に座り、のんびり汽車の旅を楽しみましょう

ご存知のように、これらの路線は今、全て廃線になっていますが、1970年に「ハワイの歴史的な鉄道路線を少しでも後世に残そう」という目的で、非営利団体「ハワイ鉄道協会」が設立されました。そして、ダウンタウンからノースショアのカフクまで汽車が走っていたオアフ島の線路のうち、エヴァ―カヘ・ポイント間の約10キロと一部の汽車を修復。毎週日曜日の午後1時と3時の2回、90分の鉄道ツアーを実施しています。今では、年間約1万人の乗客があるというのですから、その人気ぶりが分かるというものですね。


昔はVIP用特別車だった車掌車は毎月第2日曜日に運行

歴史的&アンティークな車両は見もの
汽車の発着地点は、ホノルルから車で約40分のエヴァ地区にある特設駅。汽車はレトロな外見の機関車と一見トロリーのようなオープン・エアーのフラットカーの4両で編成されています。この機関車は、1944年まで実際にエヴァ地区を走っていたアメリカ海軍のディーゼル機関車なのです。フラットカーは第二次世界大戦中、ホノルル港周辺で活躍していたアメリカ陸軍の貨車だったそうです。フラットカーの内部には、外に向かって設けられた素朴な木製のベンチがあるのみで、そのノスタルジックな雰囲気がまた人気を呼んでいます。


リリウオカラニ女王など様々なVIPが座った車掌車のデッキ

また、毎月第2日曜日に限り、この4両に特別仕様の車掌車が加えられます。この車掌車は1900年、オアフ鉄道会社の初代社長だったベンジャミン・ディリングハム氏のために造られた特別車。マホガニー、コア、オーク、楓(カエデ)など14種類もの木材を使って造られた豪奢な車両で、ディリングハム氏のほか、ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニや作家のマーク・トウェイン、ロバート・スティーブンソンなども乗った、いわばVIP車両なのでした。トイレや軽食が作れるキッチンも備えられ(現在は使用されていません)、美しいアンティークな内装は一見の価値あり。この車両に乗車するには特別料金が必要ですが、第2日曜日のみの運行ということもあり、毎回いち早くチケットが売り切れるほどなのです。


オープン・エアーのフラットカーからは見晴らしも抜群

時速24キロ、片道40分の鉄道の旅
派手な汽笛を鳴らした後、いよいよ出発。時速24キロのスピードで、エヴァ平原の真っ直中を進んでいきます。右手に雄大なワイアナエ山脈を眺めつつ、貿易風に吹かれながらの汽車の旅はなかなか快適 ゆっくり走る汽車に沿道の人たちが手を振り、乗客も手を振り返します。もちろん、踏み切りなどないので、道路を横切る時にも車掌が赤旗を振り、汽笛を鳴らして合図。ここでも乗客と車のドライバーが笑顔で手を振り合い、いかにもハワイらしい光景が繰り返されるのが楽しいですね。


終点のカヘ・ポイント近くでは遠浅の海がすぐ目の前に広がる

折り返し地点のカヘ・ポイントまでは、約40分。汽車は次第に内陸部から海岸近くを走り始め、カヘ・ポイント間近の最後の5分間は、エメラルド・グリーンの海がすぐそこに迫る感じです。周辺はダイビングのメッカになっているだけあって、透明度は抜群。汽車の中からでも、海の底が見えるほどなのです。終点で汽車は5分ほど停車し、エヴァに向かって折り返しますが、一帯はドルフィン・ウォッチングに適したエリアとしても知られているので、皆さんも停車中は是非、イルカを探してみてくださいね。

休憩の後、汽車は再びエヴァに向かって出発。再び40分をかけて、エヴァ平原を走り抜けます。こうして、のどかな約90分の汽車の旅は終了。日本で電車に乗り慣れていても、ノスタルジックな汽車に揺られてハワイの田舎を走り、ゆったりとした時の流れを体験するのは、一種のタイムスリップと言えるかもしれません。チビッコたちが大喜びすること、間違いありません


特製Tシャツ($10)を手にするボランティアのミューラー氏

化粧直しした100年前の機関車も展示中
最後に、汽車の発着地点の見所も、簡単にご紹介しましょう。まず、チケット売場ですが、ここは簡単なギフトショップを兼ねており、ハワイ鉄道のシールやワッペン、絵葉書、地図、ロゴ入り特製Tシャツなど、様々なギフトを販売しています。子供用Tシャツは2才用から。中でも、車掌や運転手などスタッフが着用している縞模様の帽子が人気アイテムです。その他、絵本や木製の笛、汽車の模型など、汽車にちなんだオモチャもいろいろ扱っているので、一度、覗いてみてくださいね。

一方、庭には、修復された100年以上前の機関車「Kauila」や「Ewa1」など、歴史的な機関車も展示されているので、お見逃しなく。ギフトショップの裏には、これから修復される予定の古めかしい機関車も多数停車しているので、鉄道ファンなら目を離せないのでは?


展示中の機関車も必見。かつてエヴァ砂糖きび農場で活躍した蒸気機関車「Ewa1」

なお、注意事項ですが、日によって汽車が混み合うこともあるので、出発時間の45分前には到着し、チケットを入手しておくと安心です。車掌車に乗車希望の場合は、席さえ空いていれば当日券も入手可能ですが、あらかじめ予約しておいた方がベター(留守番電話にメッセージを残しておくと、後で電話をかけてくれます)。早めに到着した場合は、緑の芝生のピクニック・エリアでランチを楽しむのもオススメ。ここにクーラーまで持ち込み、乗車前後にピクニックを楽しむローカル・ファミリーの姿も多く見られます。また、汽車にはトイレがないので、チビッコたちは必ず乗車前に、ギフトショップ横のトイレを利用するのを忘れないでくださいね


Hawaiian Railway
ハワイ鉄道
住所:91-1001 Renton Rd., Ewa Beach, HI 96706
アクセス:ワイキキからH-1フリーウェイwestに乗り、約30分。5A Ewa出口で降りる。そのままhwy76(Ft.Weaver Road)に入り、約10分進むと右手にあるTesoroガス・ステーションの角を右折し、Renton Roadに。約5分で左手にハワイ鉄道の入口が見えます。バスならワイキキから42番エヴァ・ビーチ行きに乗り、ワイパフ・トランジットセンターで431番に乗り換え。所要時間はワイキキから1時間〜1時間30分
電話:(808)681-5461
FAX:(808)681-4860
出発時間:毎週日曜日13:00、15:00。車掌車は第2日曜日のみ運行。チケット売場は11:30にオープン
乗車料:大人$10、子供(2才〜12才)&シニア(62才以上)$7。2才未満は無料。車掌車は一律1人$15
ホームページ(英語):hometown.aol.com/hawaiianrailway

(2003年7月取材、2004年3月一部修正)

子連れ旅行のアドバイスとおすすめグッズ

投薬用ベビー・スポイト
Soft Tip Medicine Dispenser

子供、特にベビーに薬を飲ませるのは、親にとって頭痛のタネですよね。それがリキッドタイプの薬なら、スポイトを使うのも一つのアイデア。さらに今回ご紹介するベビー用スポイト(First Year社)なら、厄介な投薬がいっそうラクラク 一見、オモチャのような愛らしいデザインもさることながら、先端部分がソフトな素材で作られているので、抵抗するベビーの口の中を傷つける心配も皆無です。しかも、薬が漏れにくい工夫が施されており、付属のカップ(大さじ2杯まで入ります)はスポイトカバーとしても活躍。旅行の際にも大活躍してくれそうなスグレモノですが、ロングス・ドラッグスなどで$2.49とリーズナブルなのも嬉しいですね。

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