5 Museums in Hawaii You Must Visit
ALOHA! 秋といえば食欲もそうですが(笑)、しっとりとした気分で芸術を楽しみたい季節でもあります。この季節にハワイ旅行を予定している方、日程に美術館や博物館巡りを組み込んで、ハワイで芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は、この秋訪れたいハワイの美術館と博物館を数ある中から5選をご紹介しましょう!
1.ホノルル美術館
ホノルル美術館はアン・ライス・クック氏と夫のチャールズ・クック氏が収集した芸術コレクションを展示するために1922年に創立され、1927年4月に一般公開が開始されました。
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現在では石器時代のものから20世紀の近代芸術まで、5,000年の年代にわたる日本、中国、韓国、西洋やハワイの美術工芸品5万点以上が館内に展示されています。
こちらは仏教の関する展示。さまざまな国や地域の仏像や仏教関係の芸術品が展示されています。
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そしてこちらは中国の美術品を展示しているエリア。家具や陶器、絵画など幅広い作品があります。
また、館内にはカフェ「ホノルル・ミュージアム・オブ・アート・カフェ+コーヒー・バー」もあり、ランチ時にサンドイッチやサラダなど軽食からステーキやパスタなどアントレが楽しめます。営業時間は午前11時から2時までと短いのでご注意くださいね。
ギフトショップも併設されていて、トートバッグなどホノルル美術館のオリジナルアイテムやポストカードなどさまざまなアイテムが販売されています。
また、ホノルル美術館では期間限定の特別展示を随時行っています。ハワイで芸術鑑賞をしたい方、ここは絶対に外せませんよ!
【行き方】
シャトル:
ワイキキからはアストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート&スパ、トランプ・インターナショナル・ホテル、ザ モダン ホノルルとイリカイ・ホテル(アラモアナ・ブルバードで乗車)から無料のシャトルが運行されています。各ホテルの出発時間はこちらからチェックしてください。
バス:
ワイキキからバスを利用する場合、クヒオ・アベニューから2番バスに乗車。ホノルル美術館前にバス停がありますので、そこで下車します。帰りは2ブロックほど海側へ行ったカピオラ二・ブルバードからワイキキ行きのバスに乗車してください。
車:
ワイキキから車を利用する場合、カラカウア・アベニューを山側に終わりまで進み、サウス・ベレタニア・ストリートで左折してそのまま真っすぐ進みます。ホノルル美術館の駐車場に行くためにはビクトリア・ストリートで左折し、すぐまたヤング・ストリートに左折しますが、ホノルル美術館の周囲のキナウ・ストリートやビクトリア・ストリートにも路上駐車(有料)できます。
◎ホノルル美術館
Honolulu Museum of Art
住所:900 S.Beretania St., Honolulu, HI 96814
電話:(808)523-8700
営業時間:火曜~日曜10:00‐16:30
定休日:月曜(11月28日、12月14日、15日、25日休館)
入場料:大人$20、18才以下無料(入場料はホノルル美術館スポルディングハウス分も含む)
ウェブサイト(英語):https://honolulumuseum.org/
2.ホノルル美術館スポルディングハウス
ホノルル美術館から車で10分程度、風光明媚なマキキ・ハイツ地区の山の上に位置するのが姉妹館の「ホノルル美術館スポルディングハウス」。美しい庭園を含む広大な敷地に建つ美術館はほかとは趣きが異なり、落ち着いて芸術を楽しむことができます。
こちらは以前コンテンポラリー・ミュージアムという別の美術館でしたが、2011年にそのコレクションをホノルル美術館に寄贈し、ホノルル美術館と合併して現在の名前になりました。
ここには絵画や彫刻など、数々の近代美術作品が展示されています。
現在は2018年11月から続く展示「イン・ザ・ハウス:リセント・アクイジションズ(IN THE HOUSE:Recent Acquisitions)」が開催されており、コンテンポラリーでアバンギャルドな芸術作品の数々を楽しむことができます。
また、敷地内にはカリフォルニア在住のアメリカ人アーティスト、デービッド・ホックニーが1981年のオペラ「L’Enfant et les sortiléges (子どもと魔法)」のため創作した舞台芸術を納めるため、特別に建設された展示館もあります。
中の展示はこのようになっています。外観とはまったく違う、不思議な世界を体験できますよ。
広大な敷地内の至るところにはモダンな彫刻が展示されていて、美術館の中だけではなく屋外でもアートの鑑賞を楽しむことができます。
敷地内にはまた、庭園を眺めながら軽食が楽しめるカフェと、お土産にも良さそうな様々なアイテムを販売している可愛らしいギフトショップもあります。
ホノルル美術館スポルディングハウスは2019年12月末以降クローズとなり、サウス・ベレタニア・ストリートにある前述の本館と合併されますので、興味のある方は今年中にぜひ訪れてくださいね。
【行き方】
シャトル:
ワイキキからはアストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル、ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート&スパ、トランプ・インターナショナル・ホテル、ザ モダン ホノルルとイリカイ・ホテル(アラモアナ・ブルバードで乗車)から無料のシャトルが運行されています。各ホテルの出発時間はこちらからチェックしてください。
バス:
ワイキキからバスを利用する場合は、クヒオ・アベニューで13番バスに乗車し、ダウンタウン近くのアラパイ・トランジット・センターで下車します。そこで15番のバスに乗り換えてマキキ・ハイツ・ドライブにあるスポルディングハウス前の停留所で降りてください。
車:
ワイキキから車を利用する場合は、カラカウア・アベニューを山側に進み、サウス・キング・ストリートに右折後すぐプナホウ・ストリートに左折します。プナホウ・ストリートを真っすぐ山側に進み、ネホア・ストリートで左折、その後マキキ・ストリートで右折し、二股に分かれる道が見えたらマキキ・ハイツ・ドライブに進み、そのまま1マイル(約1.6キロ)ほど進んだ右側にあります。
◎ホノルル美術館スポルディングハウス
Honolulu Museum of Art Spalding House
住所:2411 Makiki Heights Drive, Honolulu, HI 96822
電話:(808)526‐1322
営業時間:火曜~日曜10:00‐16:00
定休日:月曜日
入場料:大人$20、18才以下無料(入場料はホノルル美術館分も含む)
ウェブサイト(英語):https://honolulumuseum.org/11981-contemporary_museum_spalding_house
3.シャングリラ
アメリカの大富豪であり慈善家でもあったドリス・デューク氏が1937年に建立した邸宅「シャングリラ」には、インドやイラン、スペイン、エジプト、モロッコ、シリアなど、イスラム文化の影響を強く受けた芸術品が約5,000点展示されています。
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シャングリラはデューク氏の没後、2002年にイスラム文化の芸術や建築様式を展示する美術館として一般公開されました。
邸宅内には同氏が1912年から93年の間にかけて、北アフリカや中東、南欧、東南アジアを旅した際に集めたイスラム芸術のコレクションが多数展示されています。また邸宅内ではタイルなどの装飾も中東文化の深い影響を受けています。
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同館では毎週水曜~土曜日の午前9時、10時30分、午後1時30分にホノルル美術館が開催する約90分間のツアーに参加することが可能です。ツアーのチケットは事前予約が必要となります(ツアー予約は下の【行き方】欄からどうぞ)。
シャングリラは2019年9月4日~28日はメンテナンスのため休館しますが、10月2日より再開されます。
【行き方】
ホノルル美術館で実施しているツアーに参加した場合のみ訪問することが可能です。ツアーの詳細はホノルル美術館のウェブサイトでどうぞ。
◎シャングリラ
Shangri La Museum of Islamic Art, Culture & Design
営業時間:ホノルル美術館主催のツアーのみ
予約方法:日本語ツアーは(808)532-3853まで電話、またshangrilatickets@honolulumuseum.orgまでEメール
入場料:$25(ハワイ州民以外)
ウェブサイト(英語):http://www.shangrilahawaii.org/
または、https://honolulumuseum.org/4883-tours_shangri_la(英語、日本語)
4.ビショップ・ミュージアム
ホノルルのカパラマ地区に位置するビショップ・ミュージアムは妻でありカメハメハ大王の末裔であるバー二ス・パウアヒ・ビショップ王女の遺志を汲んで、夫のチャールズ・ビショップ氏が1889年に創立した博物館です。
創立当初はハワイ王室に伝来する家宝やハワイの文化財などを展示していましたが、後にハワイを含む太平洋の島々に伝わる物品や文書、写真など数百万点に上るアイテムを展示するようになりました。現在ではハワイ最大の博物館として、自然や科学、ハワイ文化などに関する特別展示も随時実施しています。
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ハワイやポリネシアの伝統文化について学びたい場合、桁違いのコレクションを保有するこの博物館は絶対に外せません。ぜひ足を運んでみてくださいね!
【行き方】
バス:
ワイキキからはクヒオ・アベニューから「School St./Middle St.」と2番バスに乗車します。スクール・ストリートとカパラマ・ストリートの角で降車し、カパラマ・ストリートを海側に下ってバーニス・ストリートで右折します。
トロリー:
ワイキキからトロリーを利用する場合、パープルラインでビショップ・ミュージアムに行くことが可能です。ビショップ博物館で停車するので安心。帰りも同じパープルラインでワイキキに帰ることができます。
車:
ワイキキからは最寄りの入り口からH-1フリーウェイ西方向(West)に乗り、リケリケ・ハイウェイ出口でカリヒ・ストリートに降ります。カリヒ・ストリートからバーニス・ストリートに右折してください。駐車料金は1台$5です。
◎ビショップ・ミュージアム
Bishop Museum
住所:1525 Bernice St.. Honolulu, HI 96817
電話:(808)847-3511(英語)、(808)847-8291(日本語)
営業時間:毎日9:00‐17:00(入館16:30まで)感謝祭・クリスマス休
入場料:大人$24.95、子ども(4~17才)$16.95、シニア(65才以上)$21.95
ウェブサイト(英語):https://www.bishopmuseum.org/japanese-home-page/
5.ハワイ州立美術館
ダウンタウンに位置するハワイ州立美術館は、2002年にオープンした同州政府が管理運営する美術館です。嬉しいことに入場料は無料なので、ダウンタウン散策の際にぜひ訪れてみてください。
写真でお分かりのように、ハワイ州立美術館は1872年から長い歴史を誇る由緒ある豪奢な建物を利用しています。ここはホテルやYMCAなど様々な役割を果たしたのち、1978年に米国の歴史的文化財として指定されました。
ハワイ州立美術館はハワイ出身または在住の芸術家たちによる作品のコレクションではハワイ州最大規模を誇り、主に個性的なモダンアートの作品を鑑賞することができます。
ダウンタウンはもちろんイオラニ宮殿やカメハメハ像、州議事堂からも至近距離なので、ぜひハワイ州立美術館もダウンタウン散策のコースに入れてみてください。アートだけでなく、今の時代では到底建てられないクラシックで素晴らしい建築も見ものですよ。
【行き方】
バス:
ワイキキからはダウンタウンを通る2番、または13番バスが最も頻繁に運行されています。クヒオ・アベニューから乗車し、ダウンタウンのホテル・ストリートで下車してください。帰りも同じルートで(バス停は反対側)ワイキキまで帰ることができます。
ワイキキ・トロリー:
ワイキキ・トロリーに乗車する場合、レッドラインを利用して州議会(State Capitol)で下車、徒歩5分程度。サウス・ベレタニア・ストリートからリチャード・ストリートに左折してサウス・ホテル・ストリートで右折。
車:
ワイキキから車を利用して行く場合、カラカウア・アベニューを終わりまで行きサウス・ベレタニア・ストリートに左折、ダウンタウンの州議事堂を過ぎたらリチャード・ストリートに左折。しかし美術館には駐車場がなく、またサウス・ホテル・ストリートには車で進入できないので、至近距離にあるイオラニ宮殿内の駐車場(有料)に停めるか、またはストリートパーキング(有料)となります。
◎ハワイ州立美術館
Hawaii State Art Museum
住所:250 South Hotel St., Honolulu, HI 96813
電話:(808)586‐0900
営業時間:月曜~土曜10:00‐16:00
定休日:日曜、州・連邦祝祭日
入場料:無料
ウェブサイト(英語):https://hisam.hawaii.gov/
以上、芸術の秋にぜひ訪れてみたい美術館と博物館5選をご紹介しましたが、いかがでしたか? 次回のハワイ旅行では、ビーチや観光名所だけでなく芸術鑑賞もスケジュールに組み込んでくださいね!
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