ディナーショーやフラダンス、ディナークルーズ… その他にも、ハワイには楽しいアクティビティがいっぱい。このコーナーでは、ハワイ旅行をもっと楽しくしてくれるアクティビティ情報を順次、ご紹介します。
アリイ・カイ号でディナー・クルーズ
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ようこそ、アリイ・カイ号へ!
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ビュッフェ・スタイルのお食事の後は…
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船の上は、盛大なパーティに
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■楽園の海をポリネシアン・スタイルで ハワイ旅行中に「ワイキキは、どこへ行っても日本人ばかり」と、がっかりした人はいませんか? 今回は、世界各国からの旅行者やローカルのスタッフと一緒にクロス・カルチャー体験ができる、とっておきのディナー・クルーズをご紹介しましょう。ダウンタウンのアロハ・タワーから出航するティキの彫刻を船首に冠したポリネシアン・スタイルの双胴船、アリイ・カイ号。お手ごろな値段でディナーとエンターテイメントが楽しめる船上パーティでは、一体、どんなエキサイティングな時間が待っているのでしょうか? |
おれたちがパーティを盛り上げるよ!
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■フレンドリーなノリが最高 船が出港するアロハ・タワーへ向かうバスに乗り込むと、陽気なローカルのガイド兼クルーが、まずはジョークを交えながら自己紹介。「オレの名前は、ロパカ。みんなで、繰り返して言ってみな! えっ? 覚えられない? じゃあ、ロバートでいいよ! まずは、隣の人と友達になって名前と仕事と年収を聞いて!」バスは、いきなり爆笑の渦に。そして、船では乗ってきたバスごとに、「ノリの良さ」を競うコンテストがあるというので、バスの中で簡単な掛け声を振りつきで、練習します。「ウォ〜! ヒュウヒュウ! ウッハ!ウッハ!ホオーッ!!」よく訳がわからなくても、あら不思議。アメリカ本土やほかの国からのお客さんと一緒に練習しているうちに、なぜか一体感が生まれてきます。なんだか、面白くなりそうな予感が… |
まずは、腹ごしらえ。美味しいものに囲まれて、シアワセ
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■$10の追加でアップグレードも ハーバーに到着すると、まずは船の前で記念写真をパチリ。船内のテーブルに案内されたら、ドリンクのチケットが1枚ツアーに含まれているので、カクテルやトロピカルな飲み物をオーダーします。お食事は、ビュッフェ・スタイルですがシェフがロースト・ビーフを目の前で切ってくれたりとサービスも満点。バスの中で事前に$10でアップグレードをお願いすれば、窓側の席に案内され、ドリンク券をもう1枚とシェルレイの歓迎がついてプチVIP気分を味わうこともできます。
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■船上でのビュッフェはバラエティ豊富 ライブバンドの演奏に耳を傾けながら、トロピカルなドリンクで楽園の海原を楽しんだ後は、お食事の時間。ビュッフェのテーブルには、サラダ、パスタ、チキン、ポテト、お魚、ロースト・ビーフなどバラエティ豊富なメニューが並びます。中でも、特製ロースト・ビーフとグレービー・ソースは、絶品です。デザートのセレクションも、フルーツやケーキ、カラフルでトロピカルなフルーツ味のゼリーなどが盛りだくさん。しっかり食べて、ダンスタイムに備えるのだ! |
海を見ながら、ちょっとセンチメンタルに…
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■「もう、日本に帰りたくな〜い」 船上から、水平線上にあるダイヤモンド・ヘッドを見つめながら、物思いに耽る私。ハワイで出会った人たちとの思い出、おいしいレストラン、そして美しい海。ハワイのすべてが心の中に焼きついて、これからハワイなしで生きていけるかどうか… ずっとずっと、こんなに素敵な時間が続けばいいのに。実は、明日は一時帰国のため日本に帰らなければならない日なんです。「もう、日本に帰りたくな〜い!!」 。 でも、ハワイでの最後の夜を海の上で、こんな風に過ごせるなんて、とっても幸せ。 |
美しいダンサーだちの動きにうっとり
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■タヒチのダンスを体験! 気がつくと、 もうポリネシアン・ダンスの時間。「ポリネシアン・ダンサーズ・オブ・アリイ・カイ」がハワイのフラダンスをはじめとする、タヒチやサモアのポリネシアの島々のダンスを披露してくれます。腰を激しく揺らしながら踊るタヒチの踊りは豪快そのもの! 女性のダンスだけでなく、ポリネシアン風のタトゥーをした力強い男性のダンサーたちの踊りもあり、乗客を楽しませてくれます。カクテル片手にアリイカイ・ダンサーズの腰の動きに見とれた後は、私たちもチャレンジ。タヒチのダンスが習える参加型のミニ・レッスンの始まりです。バスでガイドをしてくれたクルーも一緒になってレッスンに参加してくれるので、恥ずかしいということもありません。どのくらい、マスターできるかな? |
■ダンスは、楽しんだものが勝ち! 最後は、全員参加のダンスタイム。ここからが本格的なパーティ・タイムです! 「ちょっと恥ずかしい」なんて言ってる場合ではありません。こういう時は、楽しんだもん勝ちなのです。しかも、この船では、ステージがテーブル席の中央にある通路に設けられていて、壇上にあがる気恥ずかしさもなく、ほんの一歩、席を立つだけで気軽に輪の中に入れるのです。気がつけば、私も見知らぬ外国人と手をつなぎ、見よう見まねのステップで汗をかき、ライトに照らされ、足を踏まれながらもゲラゲラ笑い、我を忘れて夢中になって楽しんでしまいました。今までは、こういう場所ではノリノリの人たちをどちらかと言えば冷めた目で見ていた私。でも、今回は迎えのバスの中から始まるスタッフの盛り上げに自然に乗せられてしまった感じです。 |
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ディナー・クルーズは楽しんだものが勝ちだよ♪
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ガイドのロパカさんと記念にダンス!
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なんだか、ノッて来たわ〜! ブギウギ♪
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 タヒチのダンスはこうして、腰をフリフリするのっ |
 楽しいことならお任せのエンタメ男のパティさん |
■言葉が分らなくても、友達になれる! アリイ・カイ号でのひとときは、まさにクロス・カルチャー体験。まず、バスの中から世界各国から来た乗客と友達になってしまうし、船上では英語のアナウンスの次に日本語、韓国語、中国語のアナウンスが流れ、国際色豊か。ライブ音楽もハワイアンあり、エルビス・プレスリーの歌あり、坂本九の歌ありと、いろいろな音楽を楽しめます。また、ダンサーやスタッフの出身地もさまざまで、ここが太平洋のメルティング・ポット(人種のるつぼ)だということを実感させてくれます。
みんなが我を忘れて踊った最後のダンスタイムでは、隣同士になった日本人の50代くらいのおばさまと金髪のアメリカ人の高校生の男の子が手をつなぎ、仲良く満面の笑みで踊っていたほほえましい光景も。 踊ったあとは気分爽快、世界各国から集まった他の乗客とも一体感が生まれていました。年齢も国籍も関係なく、誰もが楽しめるスタッフの雰囲気作りに感動すら覚えました。ここには、心から楽しいことが好きなスタッフが集まっているのかもしれません。アリイ・カイ号での楽しかった場面や爆笑した場面を思い返して、日本に帰っても心の中のハワイがビビッドに甦ってきそうです。 |
●アリイ・カイ・ディナー・クルーズ 出航場所:アロハ・タワーのピア5 時間:ワイキキで16:05からバス送迎を開始 出航時間:約17:30出航、約19:30帰港 催行会社:ロバーツ・ハワイ 電話:(808)539-9400 送迎:ワイキキの主要ホテルから ホームページ:www.robertshawaii.com |
アリイ・カイ号限定のお土産
●ここでしか手に入らないお土産を
写真入りキーホルダー クルーズ中に、船上で撮った写真を加工して、その場でアリイ・カイ号のロゴ入りの特製キーホルダーを作ってくれます。右の写真のベン・アフレック似のイケメンは、フォトグラファー兼キーホルダー製作担当クルーのランディ君。ハワイの船上の思い出を世界で1つしかないキーホルダーにして、1個$12で販売してくれます。 「ランディ君、キレイに撮ってね!」
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特製ロゴ入りココナツのドリンク「ロコ・ココ」 アリイ・カイ号の特製ロゴが入ったココナツのカップにピニャ・コラダ、チチ、ストロベリー・ダイキリ、マルガリータ、ラバ・フローなどのフローズン・カクテルを入れてくれます。この「ロコ・ココ」は、アリイ・カイ号の船上でしか手に入らない限定品で1杯$10。アルコール抜きでもつくってくれます。($9) ただし、この商品は限定商品なのでドリンク券の利用はできないそう。かわいいカップは、持ち帰りもできるので、お土産にしたい人はスタッフにお願いすると袋に入れてくれますよ。 |
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(2006年3月取材)
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