「ハワイにはたくさん行っているけど、いつもツアー会社任せでつまらない…」とお悩みの方のために、ハワイの歩き方編集部が個人手配の方法を伝授します。あなたもコレを見れば、個人旅行の達人になれるかも?
第2回 パッケージ・ツアーの裏側を読む!
前回の「脱パッケージ・ツアー度チェック」で、とほほの結果に終わり、「やっぱり個人旅行なんて無理よ」と、ため息をつきながらお嘆きのあなた! 大丈夫です。この連載を最後まで読み終えるころには「よし、やってやる!」と鼻息荒く宣言しているに違いありません。一歩踏み込む勇気と知識があれば、個人旅行は決して難しくないのです。 ■恒例の「脱パッケージ・ツアー度」チェック! 例えば、こんなツアーのパンフレットが目に入ってきたとします。 さて、あなたはどう思いましたか? 申し込みも済ませ、現地に行ってから「こんなはずじゃなかった!」と嘆く前に、下のチェック表でまずは「パッケージ・ツアーの裏側熟知度」を見てみましょう! |
Q.なぜ、「¥59,800」に一番魅力を感じてはいけないのか? A.いいんです。感じてもいいんです! いいんですが、ちょっと料金の後に注目してみてください。「¥59,800〜」となっているのが分かるでしょう? 「〜」が付いているということは必ずしも59,800円だということではないのです。これはほとんどが月曜日、水曜日など週明けや週の半ばの出発の料金であることが多いですね。仕事を持っているとそうそう長い期間休めませんからみなさん土日に出発したいでしょ? そういう場合、「59,800円だ!」と言って食いつくと高めの料金になってしまうことが多いのでご注意を! Q.なぜ、Aホテルがどこにあるか気にしないといけないのか? Q.ホテルの「部屋指定不可」とは? では、どういうホテルなら海に近いのか見分けるコツを伝授しましょう。まず、泊まりたいホテルのウェブサイトや旅行代理店のウェブサイト、またはハワイの歩き方のホテル予約ページなどを参照し、そのホテルにある全ての部屋のカテゴリー名を調べます。その中に「オーシャンビュー」があれば海が近いホテルで、「オーシャン・フロント」というカテゴリーがあれば海が目の前のホテルである可能性が高くなります。もし、「オーシャン」が付くカテゴリーが1つもなく、「デラックス」や「スーペリア」などでカテゴリーが分けられている場合、これはビーチから遠いホテルということが多いですね。ホテルも、もし海が部屋から見えるのであればそれを売りにしたいわけですから、カテゴリー名に「オーシャン」と入れてあるはずなんです。でも、それがないということは「海が見えない」ことをあえて言いたくないということでもあるわけです。ただし、全てがこのルールに当てはまるわけではありませんので悪しからず。また、ホテルの部屋のカテゴリーについては、また後ほど、「ホテルを予約する」の時にじっくりとお教えしますので、お楽しみに! Q.航空会社はこだわりを持つべき? Q.なぜ「市内観光やウェルカム・ランチ付き」に喜んじゃだめ? |
■パッケージ・ツアー悲喜こもごも話 みなさん、パッケージ・ツアーを申し込む時の注意点、分かりましたか? それでは、次に、パッケージ・ツアー派から個人旅行派に変わった人の理由を見ていきましょう。 1.「うちで買ったチョコレートじゃないと品質が悪くなる!」と言われてチョコレートを強く勧められた! 2.「ナッツのわさび味はうちだけよ!」と言って通常の料金よりも高い値段で買わされた! …とまぁ、いろいろ失敗談は尽きません。パッケージ・ツアーでも良心的なものもありますし、上手に利用すればお得なこともありますが、注意してしすぎることはありませんので、いろいろ調べてから申し込むのがいいですね。 |
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