How to Do Travel Arrangement by Yourself
青い海、輝く太陽、風になびく椰子の木…そんな風景が日常のハワイは、世界中の旅行者を魅了し、海外旅行初心者でも安心して楽しめる旅行先として人気です。でも、個人手配をするとなると、「一体何から始めたらいいんだろう?」という人もいるかもしれませんね。これまで旅行代理店に頼っていた方、海外旅行自体が初めてという方も、簡単に自分で旅行の手配ができるように、ステップごとにまとめましたのでぜひ参考にしてください。
ステップ1:何はともあれ旅行時期を決める
まずは、ハワイに行く時期を決めます。ゴールデンウィーク、お盆、または年末年始など繁忙期にしか休みが取れない、という方も多いかもしれません。でも、もし比較的自由に時間が取れるのであれば、ハワイで行われるイベントに合わせて旅行したり、ホテル料金が安い時期を狙って行くのがおすすめです。
●旅の目的は「ショッピング」派ならセールを狙え!
驚くほど安く買い物したい人は、やはり11月第4金曜日の「ブラックフライデー」は外せないですね。「この日を狙ってしかハワイ旅行をしない!」というリピーターもいるほど。ただ、「ブラックフライデーには行けない」という人もご安心ください。ショッピングモールによっては、定期的にセールを行っていますので、お気に入りのブランドが入っているショッピングモールのセール時期をチェックしておきましょう。
ワイケレ・プレミアム・アウトレット
◇関連記事/【動画付】最新版!ハワイのアウトレット、ワイケレ徹底取材
セール時期 |
|
2月第3月曜日を含む週末 |
プレジデントデーセール 2019年2月18日 |
5月最終月曜日を含む週末 |
メモリアルデーセール 2019年5月27日 |
7月4日を含む前後5日間ほど |
独立記念日セール 2019年7月4日~ |
7月下旬~8月上旬 |
新学期準備に向けてのセール |
9月第1月曜日を含む週末 |
レイバーデーセール 2019年9月2日 |
10月第2月曜日を含む週末 |
コロンブスデーセール 2019年10月14日 |
11月第4金曜日を含む週末 |
ブラックフライデーセール(深夜0時頃にオープン)2019年11月29日 |
12月26日~1月初旬 |
アフタークリスマスセール |
アラモアナセンター
セール時期 |
|
1月1日 |
お得な商品がたくさん詰まった福袋を店舗で販売 |
11月第4金曜日 |
サンクスゲッティングデーセール(ブラックフライデーセール) |
カハラモール
セール時期 |
|
1、4、7、10月上旬 |
季節ごとに行われるセール |
11月第4金曜日 |
ブラックフライデーセール |
12月26日~1月初旬 |
アフタークリスマスセール |
ロイヤル・ハワイアン・センター
◇関連記事/ワイキキのショッピングモール、ロイヤル・ハワイアン・センター
セール時期 |
|
1月1日 |
有名ブランドを含む店舗で福袋の販売 |
11月第4金曜日 |
ブラックフライデーセール |
インターナショナルマーケットプレイス
セール時期 |
|
12月31日、1月1日 |
割引50%以上相当の福袋の販売 |
11月第4金曜日 |
ブラックフライデーセール |
●スポーツイベントを観戦したい、参加したい派
スポーツイベント
時期 |
イベント |
1月 |
ソニーオープン(ホノルル) |
4月 |
ハパルア・ホノルルハーフマラソン(オアフ島)2019年4月14日 |
6月 |
アイアンマン70.3 ハワイ(ハワイ島)2019年6月1日 |
9月下旬 |
ホノルルセンチュリーライド(オアフ島)2019年9月29日 |
12月第2日曜日 |
JALホノルルマラソン 2019年12月8日 |
◇関連記事/【ゴルフ】ソニーオープン開幕直前!松山英樹選手に密着取材
●一度は見たい? ハワイであるイベント
各種イベント
時期 |
イベント |
12月31日深夜~1月1日 |
新年の花火(ワイキキ他) |
3月下旬~4月下旬 |
メリー・モナーク・フェスティバル(ハワイ島) |
5月最終月曜日 |
灯篭流し(アラモアナ) |
7月4日 |
独立記念日の花火(アラモアナ他) |
10月31日 |
ハロウィン(ワイキキ他) |
12月初旬 ~ 1月上旬 |
クリスマス |
◇関連記事/【動画付】楽園ハワイのクリスマス~ワイキキ&ホノルル・ハレ
ロイヤル・ハワイアン・センターのハロウィンイベントにて
その他のイベント
●2月 POW!WOW!ハワイ(カカアコ地区)
毎年恒例の無料アートイベントで、カカアコ名物の壁画アートが楽しめます。
●3月 ホノルルフェスティバル(ワイキキ)
日本とハワイが架け橋となり環太平洋地域の文化交流をはかるための一大イベント。最終日のグランドパレードとワイキキビーチで打ち上げられる花火は見どころ。
●4月 ワイキキ・スパムジャム(ワイキキ)
ワイキキのカラカウア通りが歩行者天国となり開催されるブロックパーティ。通りに立ち並ぶブースでは珍しいスパム料理が食べられるハワイならではのお祭り。
●5月 ナ・ホク・ハノハノ・フェスティバル(ハワイ・コンベンションセンター)
ハワイのグラミー賞と称される音楽授賞式。5月は「メレメイ」と呼ばれるハワイの音楽月間で、ワイキキやハワイ各地でフラやミュージックにちなんだ無料イベントも多く開催されています。
●6月 まつりインハワイ〜Pan-Pacific Festival(ワイキキ)
日本とハワイによる国際親善と理解、友好関係を深めるためのお祭りイベント。期間中にはお祭り行事やカラカウア通りのパレードで見られるおみこしは最高!
●7月 プリンスロットフラフェスティバル(ダウンタウン、イオラニ宮殿)
非競技のフラ・イベントとしてはハワイで最も古く、最大級の規模で行われるイベント。本格的なフラが数日間開催され、フラ愛好家にはたまらないイベント。
●8月 メイド・イン・ハワイ・フェスティバル(ホノルル、ニール・ブレイズデル・センター)
毎年ホノルル市内のニール・ブレイズデル・センターの展示場とアリーナで開催されるハワイ物産展。レアなお土産も探せると日本人旅行者にも人気上昇。
●デュークス・オーシャンフェスト(ワイキキビーチ)
近代サーフィンの父と呼ばれるハワイの英雄「デューク・カハナモク」氏を讃えるイベントでは、1週間にわたりオーシャンスポーツの競技が開催されます。
●9月 アロハフェスティバル(ワイキキ)
ハワイの3大フェスティバルの1つ。9月中に同フェスティバルにちなんださまざまなイベントが開催されます。ハワイの伝統的な儀式やセレモニーがみられるロイヤルコート・オープニングセレモニーや美しいハワイの花で飾られた山車が登場するフローラルパレードは必見です!
●9月 オキナワン・フェスティバル(未定)
沖縄の文化を人々に発信することが目的の沖縄舞踊や音楽、フーズなどが楽しめる人気のイベント。沖縄からの移民が多いハワイならではのお祭り。
●11月 ハワイ国際映画祭(リーガル・シアター・ドール・キャナリー18を中心とする映画館)
恒例の国際映画祭では、環太平洋諸国のムービーを中心に新作や話題作が上映されます。毎年世界中から映画界の大物ゲストが登場します。
ワイキキ・スパムフェスティバルは楽しめるイベント!
●観光やアクティビティを楽しみたい!
時期 |
|
12月~4月 |
クジラの出産時期 |
4月~9月 |
乾季(夏) 気温も高く大きな天候の崩れも少ない。オーシャンアクティビティなどこの時期がおすすめ。 |
●とにかく安い時期に行きたい人は閑散期! ホテルは祭日は高いから、と諦めないで!
「航空券やホテルの料金が安い時期に行きたい!」という人も多いでしょう。日本発の航空券はもちろん日本の休・祝日には高く設定されますが、世界中から旅行客が訪れるホテルはどうでしょうか? 一般的には、下図のような繁忙期と閑散期に分かれます。旅行客が多く稼働率が高くなる繁忙期は、やはり料金も高めの設定になっています。
7~8月の夏休みの時期と年末年始は、アメリカ本土からの旅行客数も増えるので、普段より高めの料金となっています。 日本の祝日のゴールデンウィークは、日本からの観光客が多いハワイではそのことは知られており、高めの料金を設定しているホテルもあります。しかし最近では、通常時期の料金のままというところも多くなってきているのをご存知ですか?
また、1~2月は、ゴールデンウィークの時期の空室がまだまだ残っており、「料金を高くせずに通常料金で見守る」というホテルも多いので、航空券さえ安く予約できれば、実は狙い目の旅行時期の一つなのです。ただし、ゴールデンウィークが近づくにつれ部屋が埋まってくると、料金が高くなったり満室になることもあるので、早目の予約がおすすめです。
ステップ2:パスポートを取得/パスポートの有効期限を確認
旅行の時期が決まったら、パスポートをチェック! 今回海外旅行が初めてという人は、パスポートを取得し、パスポートを既に持っている人は有効期限を確認しておきましょう。日本国籍の人は、米国での滞在期間有効なパスポートが必要です。帰国日まで有効期限が残っているか、しっかり確認してください。
パスポート取得に関する情報はこちらの記事をご覧下さい。
ステップ3:ホテルを予約
航空券と比べてホテルの場合、公式サイトから変更・取消時に返金可能な宿泊プランを予約すれば、自由に変更やキャンセルが可能です(※宿泊プランや、時期により異なるので要確認)。 このためには、お気に入りホテルのニュースレターに登録したり、FacebookやインスタグラムなどSNSページのフォロー、またこまめに公式サイトをチェックする等して、お得なプランや情報を早くキャッチ出来るようにすることが大切です。
閑散期予約は先ずは確保! 繁盛期は早めの計画!
閑散期の場合は、チェックインの3日前(72時間前)まで予約を変更できるホテルが多いので(予約時に要確認)、旅行する時期が大分先で、これから変更の可能性があるという場合は、まずは泊まりたいホテルのお目当ての部屋を、「変更・取消時返金可能な宿泊プラン」で予約しておくことをおすすめします。
特に海の前に立つビーチフロントのホテルは、海が見える部屋(オーシャンビュー、オーシャンフロントなど)が人気で、予約したい時にはもう部屋がない、ということもよくある話です。そうならないためにも、まずは泊まりたい客室を確保しておきましょう。しかし、「変更・取消時返金不可」のプランを選んで予約してしまうと、人数や日程の変更だけでなく、名前の変更や部屋割りなど、宿泊代金に影響しない変更も認められない場合、が多々あるので要注意です!
変更・取消時返金が可能なプランを選ぶことが大切です。もちろん、旅行時期が近く、日程変更の可能性がほぼない場合は、「変更・取消時返金不可」の最安値宿泊プランを選べばお得に滞在できますよ。
一方、繁忙期はというと、もちろん閑散期以上に競争率が激しい! ですので、お盆や年末年始は「1年前から予約する」という人も少なくありません。実際、1月の段階で、既に年末の予約が入っているホテルもあるので、繁忙期に旅行を考えている皆さんは、出来るだけ早めに計画を立てることをおすすめします。
この場合に気をつけないといけないのは、「変更・キャンセル規定」です。「チェックイン日から起算して、3ヶ月以内のキャンセルは、全泊分を取消料として課金」「チェックイン日から起算して1ヶ月以内の変更は、1泊分の手数料を要する」など、繁盛記は閑散期よりも厳しく設定されている、のが通常です。需要がある時期に部屋を確保するわけですから、当然のことかもしれません。予約の際には、必ずキャンセル規定を確認することをおすすめします。
ホテル予約は年々前倒しの傾向に!
前述のように、お部屋を予約した後も、ソーシャルメディアやホテルのウェブサイト、メール配信などをこまめにチェックし、お得な情報をより早くキャッチして、予約している料金より安いのが出たら変更するのがベストですね。
でも、「そんなに早くから予定を組めない!」という人は、一体最低何日前までに予約をするのがいいのでしょうか?
下表は、ワイキキの主要なホテルに「その月に泊まった人が平均して何日前に予約してきたか?」という調査を行ったデータです。この表をみると、2016年よりも2017年と予約時期が早まっているのがわかりますね。
例えば、2016年1月に泊まった人は、約4ヶ月前の117日前に予約していますが、2017年1月に泊まった人は、18日も早い135日前、つまり4ヶ月半ほど前に予約を完了しています。そして、2018年はさらに予約が前倒しになっており、ここ数年ワイキキのホテルでは、この「前倒し傾向」に拍車がかかっているそうです。
「宿泊したい部屋を取れなかった」人が、次年にリベンジとばかりに早目に予約するのが原因のようです。専門家によりますと、ビーチフロントの立地条件の良いホテルでは、この傾向がさらに強まるということです。 最もお得に好みのホテルの部屋を確保したい方は、ぜひこのデータを参考にしてみてください。
◇関連記事/ハワイ旅行、家族連れにおすすめのホテル11選
◇関連記事/卒業旅行におすすめ!ハワイのホテル10選
◇関連記事/【最新版】ハワイの本当におすすめホテル15選
2017年 |
|
1月 |
135日前 |
2月 |
84日前 |
3月 |
91日前 |
4月 |
112日前 |
5月 |
110日前 |
6月 |
105日前 |
7月 |
98日前 |
8月 |
121日前 |
9月 |
115日前 |
10月 |
119日前 |
11月 |
130日前 |
12月 |
124日前 |
2016年 |
|
1月 |
117日前 |
2月 |
77日前 |
3月 |
83日前 |
4月 |
104日前 |
5月 |
101日前 |
6月 |
92日前 |
7月 |
100日前 |
8月 |
115日前 |
9月 |
118日前 |
10月 |
111日前 |
11月 |
112日前 |
12月 |
108日前 |
ステップ4:航空券の予約
さて、ホテルが予約できたら、航空券を予約します。航空券は、変更やキャンセルに手数料がかかったり、返金されない、など規定が厳しいのでご注意ください。一緒に旅行する人と相談して、日程が固まったら予約しましょう。関西方面の人は、エアアジアやスクートなどLCCも参入していますので、これらを上手に利用してお得にハワイ旅行を楽しみたいですね。
◇関連記事/格安航空会社、スクートを徹底レポート!
◇関連記事/ハワイ旅行者必見!マイレージプログラム徹底比較(比較表あり)
ステップ5:これがないと入国できない! ESTA申請は忘れずに
旅程がほぼ決まったら、少なくとも旅行の2週間前には、ESTAを申請しておきましょう。ESTAの公式サイトでは、航空券購入前に手続きすることが推奨されているようですが、有効期間は2年なので、旅行時期が近づいた段階で取るほうが無駄にならずに良いと思います。
通常72時間ほどで承認は降りるようですが、7~8月の繁忙期は混み合ったり、それ以外の時期でも、システムメンテナンスでサイトがダウンする可能性もあるので、余裕を持って準備しておきましょう。ESTAは新規で申請すると、2年間有効で複数回の渡航も可能。1回の申請に$14の申請料金が必要となります。ESTA取得に関する詳細はこちらの記事をご覧下さい。
ステップ6:オプショナルツアーやレストランの予約
ハワイでの滞在をさらに充実したものにするために、いつどんなツアーに参加するのか、どのレストランで食べるのか、など細かい旅程を決めていきます。観光ツアーやレストランを希望の日程で予約を取るためには、2週間前までに予約するのが目安です。
ハワイのレストラン情報は下記の記事をご覧下さい。
◇関連記事/ハワイで絶対行くべき、おすすめのステーキレストラン5選!
◇関連記事/朝食ビュッフェが楽しめるハワイのホテル10選
◇関連記事/ヒルトンの花火が観えるレストラン10選
いかがでしたか? ある調査によると、ハワイはリピーターも多く人気の旅行先なので、他の場所よりも早めに予約を完了する人が多いのだとか。楽しいハワイ旅行にするためにぜひ余裕を持って計画してみてくださいね。ALOHA!
コメントを残す