Hawaii Travel Guide: Immigration, Passport, and ESTA
ALOHA! 初めてのハワイ旅行、「何からはじめたらよいの?」「ハワイの空港って?」「空港に着いたら大丈夫かな?」など疑問点はたくさん! そのようなハワイ初心者の不安を解決すべく、Myハワイでは、海外旅行の際に必須のパスポートや書類について、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)に到着してからの手順などをわかりやすくまとめてみました。次回のハワイ旅行のお役に立てれば幸いです。
【目次】
ハワイ旅行、出入国・到着ガイド
1.パスポートの取得
●パスポートの必要性
●取得方法
●旅レジ・ORRnetへの登録
●パスポートの安全対策
●紛失・盗難の対処法
3.税関申告書
●Form6059とは?
●記入の際の注意事項
4.ホノルル空港に到着後の手順
●到着
●イミグレーション/入国審査
●バッゲージクレーム/荷物の受け取り
●カスタム/税関
●ネイバーアイランド行きターミナルへのアクセス
パスポートの取得
パスポートはなぜ必要なのか?
ハワイ旅行に限らず海外旅行をする前にまずしなければならないのが、パスポートの取得です。パスポートは、文化や言葉が違う海外で自分の国籍や氏名、年齢など、「自分が何者であるか」を正式に書面で証明できる唯一の手段であり、旅行者にとって「命綱」とも言うべき大切なもの。もちろん、海外旅行中に空港で受ける出入国審査のときに欠かせませんが、その他にもパスポートが必要な状況が数多くあります。

日本国パスポート、10年用(左)と5年用(右)
パスポートの出番とは?
出入国の他にも、旅行中にはパスポートの提示を求めらることがしばしば。例えば、国際線の航空会社のカウンターやホテルでチェックインする時、お酒を買うとき、クラブやバーに入店する時、トラベラーズ・チェックで買い物をするとき、クレジットカードの本人確認、現地で交通違反などを起こし警察官に身分証明書の提示を求められたときなどです。またパスポート提示でディスカウントがもらえることも! このように、ハワイ旅行中は何かとパスポートのお世話になることが多いのです。
パスポートの取得方法
ハワイ旅行に必要なパスポートの発行元は外務省ですが、パスポート申請をするには申請者が住民登録をしている各都道府県のパスポート担当の窓口に必須書類を揃えて行かなければなりません。
窓口で必須書類を揃えて申請した日から、実際にパスポートを受け取るまでには約1週間前後かかります。各都道府県のパスポートセンターや旅券課の住所と電話番号は、以下の外務省のウェブサイトを参照してください。
ハワイ州をはじめアメリカ合衆国に入国する場合、観光旅行と短期の商用旅行で滞在期間が90日以内の場合は、アメリカ行きのビザ(入国許可証)を取得する必要はありませんが、ESTAの取得が必要です(ESTAについては次に説明しています)。
外務省ウェブサイト:www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
パスポートの申請に必要な書類
パスポート申請に必要な書類は、以下を参照ください。本人が現時点で住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口に出頭し、すべての書類を提出して申請します。
1.一般旅券発給申請書 1通
パスポートの申請書は、パスポート申請窓口で入手できます。パスポートには5年間有効(青)と10年間有効(赤)の2種類があり、申請用の書類も違います。申請にかかる費用が5年で11,000円、10年で16,000円なのでどうせなら10年ということになりそう。でも、結婚などで名前が変更する可能性がある場合はパスポートも再発行しなくてはならないので5年用を選ぶなど、各自のニーズによって選べます。ただし、申請者が20才未満の場合は、5年間有効なパスポートのみ申請することが出来ます。
2.戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
パスポート申請日前の6ヶ月以内に発行されたもの。
3.住民票の写し 1通
住民票の写しは、パスポート申請者の本籍地が記載されており、申請日前の6ヶ月以内に発行されたもののみが有効です。ただし、「住民基本台帳ネットワークシステム」で住民登録が確認可能な人については、原則として不要(総務省ホームサイトを参照)です。また住民登録をしていない単身赴任先や就学先などの都道府県で申請する場合、都道府県により対応が異なるので、詳細はパスポートセンターに要確認。
4.写真 1枚
パスポート申請用の写真は、以下の基準を満たしていることが条件となっています。
(1)大きさは、縦45mm×横35mmの縁なしで、無背景(薄い色)であること
(2)申請日前の6ヵ月以内に撮影されたものであること
(3)パスポート申請者は、帽子を被らず、正面を向き、頭頂からあごまでの顔の大きさが34mmであること(±2mmの誤差が許容範囲なので、厳密には32mmから36mmまで)
(4)その他、パスポート申請書に記載されている規格を満たしていること
(5)写真の裏面には申請者の氏名を記入します
5.申請者本人に間違いないことを確認できる書類を持参(有効な書類の原本のみが有効)
※個人番号(マイナンバー)制度開始後の平成27年10月5日以降に住民登録した市町村から送付されたカードは、本人確認書類としては使用不可。
(1)運転免許証、船員手帳、マイナンバーカード(個人番号カード。通知カードは不可)などの場合は1点のみの提示。
(2)健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)の場合、上記のうち2点必要。または、上記の1点と以下の1点を併せて提示しても良い。学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等。
申請の方法
上記の書類が全て揃えば、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請できます。
申請から受領までの期間は、通常1週間程度(土、日、休日を除く)をみておく。未成年者(20才未満の未婚者)の場合は父や母などの法定代理人、または後見人の署名が必要です。
パスポートの受領
パスポートを受け取る際には、以下のものを用意して、本人のみがパスポート交付窓口で受け取ることができます。
1.申請の時に渡された受理票(受領証)
2.パスポート申請の手数料(相当額の収入証紙と収入印紙を購入し、受領証に貼付します)年齢は誕生日の前々日が該当されます(※前日の場合は1才加算、例えば、12才の誕生日前日の場合は12才とみなされる)。
(1)10年間有効な旅券(20才以上)16,000円
(2)5年間有効な旅券(12才以上)11,000円
(3)5年間有効な旅券(12才未満)6,000円
旅レジやORRnet(在留届電子届出システム)に登録する
3ヵ月以内の旅行では、「たびレジ」がおすすめです。ハワイでの滞在先の最新情報や緊急事態発生時の連絡メール、緊急時の連絡などを受けられる便利なシステムです。
3ヵ月以上の滞在では、滞在地の日本大使館や総領事館に在留届の提出が義務付けられています。海外での滞在先が決まると「ORRnet」に登録ができるので、現地での情報収集にとても便利。

旅レジのトップページ
ハワイ旅行中のパスポートの保管は万全ですか?
パスポートの盗難や置忘れを防ぐ絶対的な方法はありませんが、ちょっとした配慮でリスクを少なくすることはできるはずです。
基本的に必要のない場合はパスポートは持ち歩かず、ホテルのセーフティボックス(貴重品入れの金庫)に保管しておくことをおすすめします(帰国の際に忘れないように!)。ハワイではバーやクラブなどアルコールを提供する場所に入る際やお店でお酒を購入する場合、またレンタカーの際のドライバーは日本の運転免許と一緒にパスポート保持が必要となります。

レンタカーやお酒のシーンでパスポート要!
後ろポケットはタブー!
外出時に持ち歩く際には盗難に遭わないための対策として、ジーンズやパンツの後ろポケットや上着の外ポケットに入れるより、上着の内ポケットや貴重品入れポーチに入れるなどの工夫が必要かもしれません。
また、ウエストポーチやショルダーバッグなど体に密着するタイプのバッグに入れるのも一案ですが、ファスナーがついた部分を後ろに向けてしまっては万全とは言えません! この場合はバッグは前もしくは横の部分、自分の視界内に下げることが大切です。
また、パスポートなどの貴重品を持参してビーチなどへ出かける場合は、ワイキキのレンタルロッカーに預けてしまったほうがセーフ。ハワイはアメリカ本土の大都市に比べて、全体的に治安が良いとはいえ油断は禁物。ちょっとした工夫で万が一のハプニングを未然に防げますよ。
スキミングに要注意!
安全対策は万全の旅行者でももう1つ気をつけなければならないのが、「ICチップ」が内蔵された新しいパスポートの取り扱いです。2006年3月20日以降に日本国内で申請されたパスポートには、偽造対策強化の一環として中央の部分にIC(集積回路)チップが組み込んでありますが、この中には国籍や氏名、生年月日、旅券番号、本人の顔の画像が記録されています。
ICチップ導入のパスポートで気をつけなければいけないのが、海外旅行者を狙ったスキミング(Skimming)という犯罪です。スキミングとは最近多発しているカード犯罪で、磁器ストライプカードからカード情報を読み取るスキマーという装置により中に埋め込んであるデータを盗みだし複製するもの。この系統の犯罪に対応して「スキミングブロック」が投入されたパスポートケースや貴重品入れもあるようですので、心配な方は要チェック!

ビーチに行くときにはパスポートは持っていかない!
ハワイ旅行中にパスポートを失くしてしまったら?
万が一、ハワイ旅行中にパスポートを紛失してしまったり、盗難に遭った場合は在ホノルル日本国領事館で「パスポートの再発行」もしくは「帰国のための渡航書の発行」かどちらかの手続きを取らなければいけません。以下に手順をステップごとに説明しています。
Step1:まずは最寄の警察に紛失(または盗難)届けを行い、ポリスレポート(届出を受け付けたことを確認する書類)の発行を受けて下さい。※ワイキキ滞在の方はカラカウア通りにワイキキサブステーション(下地図)があります。
Step2:速やかに在ホノルル日本国領事館に連絡して、来館前に名前、生年月日、滞在先のホテルを知らせてください。滞在タイプによって手続きが違います。パスポートを日本で作成したばかりの方は使わなかった証明写真を持参してくると万が一なくした場合に1つ手間が省けます(無くさないように気をつけましょう)。
(1)長期滞在者の場合
パスポートを再発行してもらいます。通常は発行に1週間程度(土、日、米国の祭日を除く)かかります。
(2)短期滞在者、パスポートを申請する時間がない場合
パスポートを申請する時間がない場合は、「帰国のための渡航書」を発行してもらいます。この渡航書は帰国の日程と便名が確定していて、帰国日まで1週間を切っている人のみ申請でき、日本へ帰国する帰路で1回のみ有効な「簡易渡航文書」です。渡航書の作成は2時間ほどかかり、当日もしくは翌日に受領が可能です。
帰国のための渡航書の申請に必要なもの
1.紛失一般旅券届書 1通
2.申込書 1通
3.ポリスレポート(紛失届書)1通
縦45mm×横35mmの写真 2枚(同じ写真)
※6ヵ月以内に撮影されたもの。自分で撮影したもの、笑っているものは不可。米国パスポート用サイズの場合は切らずに持参。
4.日本国籍を確認できる書類(戸籍謄本、日本の運転免許証)もしくは証人(日本国籍の確認できる書類を持参できる人)
5.帰国の便名が確認できる航空券、旅程表などの書類(印刷されたものが必要)
6.帰国のための渡航書の発給手数料$22(現金のみ)
◎在ホノルル日本国領事館
住所:1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, HI 96817-3201
電話:(808)543-3111
窓口申請受付時間:月‐金 8: 00~11: 30、13: 00~15: 00
ホームページ:www.honolulu.us.emb-japan.go.jp
ESTAの取得
ESTAって?
ESTA(エスタ)とはVisa Waiver Program(VWP)の略称で、米国への渡航を希望する外国人が安全であり、入国する適格性があるかを事前に審査する制度です。
米国の入国制度が2009年1月12日から変更され、ESTAが導入されました。90日以内の滞在目的で米国を訪問する場合は、以前と同様に査証(ビザ)が免除されます。米国の査証を取得する必要はありませんが、事前に電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA)に従って申請し、認証を受けてからでしか米国行きの航空機等への搭乗や米国入国はできません。
米国内で乗り継ぎをする場合も同様。ESTAは査証免除者が対象です。留学や就労の米国査証をお持ちの方は、ESTAの申請は必要ありません。
ESTAの申請
ESTAへの申請は、専用のウェブサイトから行います。日本語表記の画面もありますが、入力自体は全て英語で行います。入力する内容は、名前、生年月日、性別などの申請者情報、パスポート情報、渡航情報の他、質問に対し、「はい」「いいえ」で答えます。インターネット環境のない方や英語が分からない方は、申請者本人以外が代行することも可能です。旅行会社で別途の契約として申請を代行する場合もあります。
一度認証を受けると2年間(2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日まで)有効です。米国政府は渡航する72時間前までの申請を推進しています。渡航日程が決定していなくても申請できますので、米国への渡航予定がある方は余裕をもって準備することをおすすめします。
申請にかかる料金は、$14(処理費用$4と認証費用$10)です。クレジットカード、オンライン決済サービスのペイパル、もしくは第三者(旅行代理店、家族など)が支払うことも可能です。申請はこちらのウェブサイトから簡単に出来ます。もし渡航認証が拒否された場合でも、$4(処理費用)の支払いが必要です。

公式ESTAのトップページ
◎公式ESTA申請ページ(日本語) https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e4s1
さて旅行に行く準備が整ったら、いよいよハワイへ出発ですね。ホテルのお得な見つけ方はこちらの記事をご覧下さい。次には機内で記入しなければいけない書類、税関申告書について説明します。
税関申告書、Form 6059B
税関申告書とは?
アメリカ入国時に提出しなければいけない税関申告カードが、「Form 6059B」です。飛行機の中で客室乗務員により配られます。税関申告書は1人一枚ずつですが、一家族では一枚記入でOK。用紙は裏表に23項目の質問があり答えを記入していきます。
最初に名前、生年月日、滞在地、パスポート番号など基本情報を記入する項目があり、そのあと税関に関わる質問、10~14番は「はい」か「いいえ」で答える質問です。旅行者の人は「いいえ」の答えがほとんどかと思われます。
虫や病原体、カタツムリなど、明らかに怪しい響きのする物を持ち込んでいないかなどを聞かれますが、旅行者の答えはもちろん「いいえ」ですよね。 許可をもらった肉や果物を持ち込む場合もこの書類に申告しなければなりません。
ところでハワイ(アメリカ)に持ち込んではいけない食品とはどのようなものでしょうか? まず、持ち込みが可能なものは、パンや特定のチーズ、調味料や油、舗装された香辛料、ハチミツ、コーヒーやお茶など。ほとんどの調理済み食品は持ち込み可能ですが、例外は、肉、鶏肉、卵など畜産物を含む、またはそのエキスを含む製品(カレー粉やインスタントラーメン、それらを含むスナック菓子)など。またいくつかの輸入食品は米国食品医薬品局の許可が必要になります。詳細は動物検疫課(APHIS)のウェブサイト(英語)を確認ください。
肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込むことはできません。これらのものを所持していながら、申告を行わなかった場合は、虚偽申告とみなされ、$10,000(日本円で約1,095,000円)までの罰金が課せられる場合があります。通常は税関で没収されることがほとんどです。
通貨をハワイに持ち込む場合、米ドル相当で$10,000以上所持している場合は申告が必要です。この場合、米国や外国の硬貨、トラベラーズチェック、郵便為替、流通証券、無記名式での投資証券も含まれます。もし所持金が米ドル相当$10,000以上の場合は、通貨/通貨大替報告用紙(FinCen 105)での申告が必要になります。現金には関税はかかりませんので必ず申告するようにしてください(この情報は外務省海外安全ページ参照)。
同フォームは税関で入手でき、記入法がわからない場合は税関職員が助けてくれます。渡航前にこちらのサイトからダウンロードして事前に記入することも可能(英語)。家族の場合は全員の所持金の合計で$10,000以上として申告すること。申告を怠ると没収されたり、刑罰の対象になる可能性もあるので十分気をつけてください。
申告書記入の際の注意事項
●正直に記入すること。税関で虚偽の申告がわかると罰金の対象になります。
●食料品はお菓子などの所持でも書くこと。
●持ち込んでよい食品、持ち込めない食品を事前に把握。
●米ドル$10,000(日本円で約1,095,000円)以上所持している場合は申告が必要。申告漏れの場合は罰金、もしくは没収される。
税関申告書の書類6059Bの記入は初めての方でも簡単に出来ますが、どうしても不安という方は事前に入手も可能です。アメリカ合衆国税関・国境警備局が発行しており、UCBPのサイトからpdfファイルでダウンロードもできます。
また、もし間違えて記入してしまった場合でも、客室乗務員に言うと別の用紙をくれるので心配無用。日本からハワイ行きの飛行機は眠ってしまうことが多いので、初めての方は降りる際に慌てることがないよう、用紙が配られたら早めに記入することをおすすめします。
ホノルル空港に到着後の手順
長時間のフライトも終わり、いよいよダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル国際空港の正式名称)に到着。人国手続きさえ終えれば、待ちに待ったハワイでのバケーションのスタート!
とはいえ、入国手続きというものはハワイに限らず、海外旅行初心者にとっては面倒で不安なもの。そこでハワイの入国手続きに関して簡単にご説明します。また、ホノルル到着後、そのままハワイ島やマウイ島へなどの隣島へと乗り継ぐための空港内の移動方法なども合わせてご紹介します。
ハワイの空港に到着しました!
Step1.到着してイミグレーションまで移動
ホノルル空港は日本語が通じる従業員も働いており(片言日本語が通じる人はたくさんいます)旅行者も安心。オープンエアで開放感溢れる環境なので到着後すぐにハワイ感が満喫出来ますよ。
飛行機から到着ゲートに降り立ったら、Wiki Wiki Bus(ウィキウィキ・バス)という2両連結のシャトルバス、もしくは動く歩道が設置された連絡通路を徒歩で移動します。
Step2.イミグレーション(入国審査)
2階の国際線ロビーに到着したらイミグレーション(入国審査)へ。指紋のスキャンと顔写真の撮影などをします。この際、旅行者は係員の指示に従い、「Non-Residents(非居住者)」の列に並びます。待っている間は緊張するものですが、自分の順番が来たときに慌てないように審査に必要な書類一式はあらかじめ用意し、並んで待ちましょう。
係官から呼ばれたらブースまで進み、(1)パスポート、(2)記入済みの税関申告書を提出し、いくつかの質問を受けます。片言の英語でも問題ないのであわてず落ち着いて答えましょう。入国審査で聞かれる質問は以下のような感じです。
Q. How long will you stay in the United States? (ハウ ロング ウィル ユー ステイ イン ザ ユナイテッド ステイツ) アメリカに何日間滞在予定ですか?
A. 5 days. (ファイブ デイズ) /5日間です。
Q. What’s the purpose of your visit? (ホワッツ ザ パーパス オブ ユア ビジット) /入国の目的は何ですか?
A. Sightseeing. (サイトシーイング)/ 観光です。
A.Business Trip (ビジネストリップ)/仕事です。
さらに税関申告書に関する質問をされることもあります。例えば下のような質問です。
Do you have anything to declear?
(ドゥ ユー ハヴ エニシング トゥ ディクレア)/何か申告するものはありますか?
という質問です。何も無かったら
Nothing. (ナッシング)/いいえ、何もありません。
もしお酒など購入していれば、
A bottle of Wiskey(ボトル・オブ・ウイスキー)/ウィスキー一瓶です
と答えれば OK です。
個人出口は向かって右前、グループ出口は左側奥です。
また、小型のスキャナーで指紋のスキャンが行われます。これはアメリカでは入国の際に生体情報を提供することが義務付けられているためだそうです。ただし大人のみの検査で子どもには行われません。
ウェブカメラで顔写真の撮影もあります。この際メガネをかけている人は外すように言われます。検査官からパスポートに入国スタンプを押してもらえば、入国審査は終了です。
※2016年3月よりホノルル空港でも自動入国審査の機械(Automated Passport ControlまたはAPC)が投入されており、ESTAを取得している旅行者で2008年以降、一度でもアメリカに入国している人は使用できます。
「Aloha!Welcome to Hawaii(アロハ!ハワイへようこそ)」のサインが見えたらいよいよ入国! 長旅、お疲れさまでした!
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Step3:バッゲージクレーム/荷物の受け取り
無事入国のスタンプが押されたら、税関のある1階までさらに降りて行きます。税関検査の前に「Baggage Claim(バッゲージクレイム)」のサインを目印に、日本の空港で預けたスーツケースなどの荷物を受け取ります。
何台か並んでいるターンテーブルの中から、自分の乗ってきたフライトナンバーが表示されたものを探して、そこで荷物が出てくるのを待ってください。
到着便ラッシュの時間帯だと入国審査にけっこう時間がかかり、審査を終えて1階まで降りてくると、すでに係員によって荷物がターンテーブルから降ろされ周囲に並べられていることもあります。
他の人の荷物と間違えないよう、くれぐれもご注意を! 万が一荷物が出てこなかったら、荷物を預けた際に受け取った(航空券に留められている事が多い)クレームタグを利用航空会社の係員に見せて、荷物が無い事を知らせてください。
Step4: カスタム/税関
出てきた荷物を持って税関へ進み、パスポートと税関申告書を係官に渡します。これで空港内での手続きは以上となり、空港を出ます。
個人旅行の場合は、個人出口を出た正面の道路を渡った中洲がタクシー乗り場。レンタカーのシャトルバスは中洲に渡って右にずっと進み、駐車ターミナルの前あたりがシャトルバスの停留所です。タクシー乗り場もその辺りにあります。ホテルまでシャトルバスに乗る場合には、出口をでたところにハワイの大手送迎会社、ロバーツハワイのボードを持って立っている係員が必ずいるので、声をかければ案内してくれます。ウーバーやリフトは上の階に乗り場があります。
ホノルル空港内1階のシャトルバスやタクシーの位置は下記の記事をご覧下さい。
◇関連記事/ホノルル空港からワイキキまでの交通手段、徹底比較!
ホノルル空港内 シャトル&タクシー乗り場
ホノルル空港内 ウーバー/リフトの乗り場
さあ、いよいよ楽しいハワイのバカンスの始まりです!
Interisland Terminal , Commuter Terminal /ネイバーアイランド行きターミナルへのアクセス
国際線のメインターミナル1階にある到着出口を抜けてからネイバーアイランド出発ターミナルまで行くには、団体到着出口のすぐ右側にあるエスカレーターでまず2階へ上がります(個人到着出口を利用した場合はターミナルを背にして建物の一番左端にこのエスカレーターが位置します)。
2階の出発ターミナル前まで上がったら、ネイバーアイランド出発のターミナルビルはすぐ左隣。国際線ターミナルの建物を出て左手に5分程歩いたところに位置しており、ハワイアン航空の出発カウンターがあります。
ハワイ旅行の際に機内で快適に過ごす方法はこちらの記事をご覧下さい。
それではハワイでお待ちしています! ALOHA!
(2019年2月更新)
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