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日本からハワイへの渡航体験記 【2023年2月 福岡→羽田→ホノルル】

投稿者: Eriko 更新日:2023年02月16日

ALOHA!  新型コロナの規制が緩くなりハワイと日本間の渡航のハードルも下がりました。今回は日本へ一時帰国した編集部員が2月初めに福岡から羽田経由でホノルル(ダニエル・K・イノウエ国際空港)へ渡航した体験記をお伝えします。ハワイから日本までの帰国の手順に関しては、先月掲載したハワイから日本への帰国時の体験記を参考にしてください。

 

【目次】

1.事前準備: ワクチン接種証明書、宣誓書、コンタクトトレーシング
2.羽田空港にて
3.機内サービス
4.ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に到着: 入国手続き

 

1. 事前準備: ワクチン接種証明書、陰性証明書、宣誓書

ハワイ旅行もずいぶんシンプルになりました。特に日本からハワイへの渡航は、ハワイから日本への渡航時と比べるとさらにシンプルだといえるでしょう。

現在日本からハワイへの渡航者(2歳以上で米国市民権、または永住権を所持していない人)はCDC(米国疾病予防管理センター)の基準の対象となります。

準備するものは以下を参照ください。90日以下の観光で行く場合にはESTAの申請も忘れずに!

(1)新型コロナウイルスのワクチン接種証明書(2回以上)

渡航前に自治体から取得しておきましょう。搭乗前に航空会社が証明書を確認します。(日本在住者の場合のみ、米国市民権または米国永住権保持者は必要なし)証明書は日本語でも大丈夫です。

ハワイから日本へ帰国する際には、3回目接種を完了している人のみ出発72時間以内に取得する陰性証明書の提示の必要はなくなります。ハワイ→日本渡航の事前準備はこちらの記事からご覧ください。

(2)米国指定の宣誓書の提出

羽田空港で、もしくは事前に同意しサインする米国指定の宣誓書(英語)米政府が航空会社に義務付けている書類で、2歳以上で米国市民権、または米国永住権を持たない旅行者は提出が必要です。2〜17歳の子どもの場合は、保護者が代理で記入して提出します。

事前にフォーム(英語)を印刷してサインしチェックイン時に航空会社に提出することもできますが、チェックイン時に空港で航空会社が用意しているものに記入も可能。

(3)コンタクトトレーシング(接触歴追跡)

書類のフォーマットは航空会社によって異なります。米国在住者もコンタクトトレーシングへの記入は必要です。編集部員は出発前にチェックインカウンターで英語のフォームに記入しましたが、事前準備も可能。全日空(ANA)などは日本語の翻訳もついているようです。

JAL:https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2021/inter/211102/

ハワイアン:https://www.hawaiianairlines.co.jp/coronavirus/before-travel

ZIPエアー:https://www.zipair.net/ja/important/121

ANA:https://www.ana.co.jp/topics/coronavirus-travel-information/pdf/USA_05_CDC_information.pdf

(4)ESTA(電子渡航認証システム)へ登録 

90日以下の観光で渡航する場合はESTAの申請が必要です。2009年にビザ免除プログラムを利用する際に提出する「I-94W」に替わり導入された電子渡航認証システムです。2022年5月26日より申請料金は21ドル。有効期限は取得日から2年間ですので、渡航前にESTAの有効期限を確認する必要があります。

ESTA申請についての詳細は米国大使館こちらのページをご覧ください。

 

2. 福岡空港→羽田空港→ハワイ

今回編集部員はハワイアン航空利用で福岡→羽田経由のハワイ行きでしたので、まずは福岡空港へ到着。羽田行きの航空会社JALのカウンターで手荷物を預けました。渡航手続きは、羽田のハワイアン航空のカウンターに行くよう指示されました。

余裕をもって福岡空港へ3時間前に到着しましたが思いのほか空いており、パスポートの確認と手荷物を預ける手続きを終えて出発前までゆっくりする余裕がありました。

それより前回の経験もあり、羽田到着から出発まで2時間しかないことのほうが予定通りに到着できるのだろうかと心配でしたが、無事羽田に到着!

手荷物受取所でいつま経っても荷物が出てこず近くにいた係員に尋ねたところ、荷物は経由地から目的地までそのまま移動されるので受け取らなくてもよかったらしい(汗)。

ハワイ→日本の渡航の際には国際から国内便への乗り換えでいったん手荷物をピックアップしたので、帰りも同じだと勘違いしていました。貴重な時間ロスでしたが、重いスーツケースと一緒にターミナルを移動する手間が省けたのはよかったです。乗り換えでハワイまで行く方はお気を付けくださいね。

第1ターミナルからシャトルバスで第3ターミナルへ移動。羽田空港のターミナル間の移動は無料連絡バス(シャトル)またはトラムを利用できます。今回編集部員はシャトルバスを利用しましたが、乗り場は1階にあり、約5分おきに走っています。

さて第3ターミナルまで移動し、3階のハワイアン航空のカウンターへ。カウンターの前は静かでこちらも行列なし(帰りの機内は空いてるかもと期待膨らませる!)。第3ターミナル全体は、海外旅行者の姿もみられ活気が戻っていました。

編集部員は米国永住権を保持しているので、ハワイアン航空のカウンターでは、コンタクトトレーシングの書類に記入だけで、誓約書や接種証明の提出は求められませんでした(米国市民と永住権保持者は不要)。

チェックインの手順は、日本からハワイへ旅行される方に関しては、パスポートの確認、ワクチン接種証明書の提示、コンタクトトレーシング(連絡先のフォーム提出)などです。パスポート確認時に、ESTAも自動的に確認されます。

必要書類はカウンターで航空会社がくれます。今回のように混雑していなければ大丈夫ですが、列があり各自に確認するとなると時間を要する可能性があるので、空港へは早めに到着しておくことをおすすめします。

こちらは同時期にハワイへ渡航した同僚が撮影した成田空港第2ターミナルの様子です。

 

時間は午後7時を過ぎていたと思うのですが、空港内のお店はオープンしているところが多かったです。第3ターミナルのセキュリティチェックを通過したゲートエリアも、免税店を含むお店などが営業していました。

機内で食べるスナックを調達しようとお店を探したのですが、食べ物屋はどこも行列。キョロキョロしているとおにぎりを買える自動販売機を発見! お財布に残っているコインでおにぎりを購入。ファミリーマートの自動販売機では、おにぎりのほかにもパンやお菓子もありとても便利~! (※パンやおにぎりはハワイに持ち込めない可能性がありますので要注意!)

搭乗ゲートを見渡すと、ハワイ在住者が半数以上で日本人旅行者はまだ少なめな印象でした。

 

3. 機内サービス

時刻通りに搭乗でき胸をなでおろす編集部員。後部の窓際の座席でしたが隣にはだれもおらず。わ~い! この日は空席が多かったようで真ん中のミドル席でさえ4席とも空いていたので、キャビンアテンダントに交渉して席替えをしてもらっている人もいました。

離陸後しばらくすると飲み物と食事のサービスがありました。食事は一択で、ロコモコ風の食事が出てきました。お腹が空いていたので食後に自動販売機で買ったおにぎりも完食。さらにハワイ到着の1時間ほど前にマフィンとおせんべいが配布されました。※機内食はハワイに持ち込めないものもあるので、機内で食べきれない場合は破棄とのこと。

ハワイアン航空では機内におけるマスク着用は任意ですが、今回搭乗していた客室乗務員は私が見る限りではマスク、および手袋を着用していました。乗客もまだマスクをしていた人が多かったです。

消灯後にあたりを見回すと、2席~4席を独り占めしている人が多く横になっている人も多い。私も映画を1本見ているうちにウトウトしてきたので二つの席に丸くなって眠りました。いつもは日本からハワイへの飛行機では眠れないのですが今回は珍しく爆睡していたらしく、「ハワイへまもなく到着」という機内アナウンスで目が覚めました!

 

4. ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に到着: 入国手続き

約6時間と40分ほどでホノルルに到着しました。

飛行機を降りて税関審査まで約10~15分ほど歩きます。以前はウィキウィキバスに乗り入国手続きの場所まで行っていましたが、現在は徒歩での移動。

オートウォーク(動く歩道)はありますが、けっこう歩くので荷物は持ちやすいようにまとめた方がよさそうです。

入国審査ではコロナ関連の検査はなく、ワクチン接種証明書の提示なども要求されませんでした。パスポートを提示して滞在期間と渡航目的を聞かれたくらいで通過できました。

機内預け荷物を受け取ったあとで税関で検査員に止められ荷物検査をされてしまいましたが、それさえなければ入国はかなりスムーズだったと思います。厳しい手荷物検査を終えて無事に出口へ。

3年間もパンデミックだったということを忘れるくらい、ハワイ到着後の入国審査はごくノーマルなものでした。出口は以前の個人向け出口は現在使用されておらず、個人旅行者、団体旅行者に限らず誰もが以前の団体客向けの出口から出るようになっています。

団体出口にあるベンチに腰掛けて、家族が迎えにくるのを待ちました。

国際線出口は団体出口のみに

 

編集部員の渡航体験記いかがでしたか? 日本→ハワイの渡航はほぼパンデミック前と変わらなくなっています。2022年末にハワイから日本へ渡航した際の渡航体験記と併せて読むと、ハワイ旅行(海外旅行)がどれくらいノーマルに戻ったかが分かると思います。皆様が早くハワイへ戻って来られる日をお待ちしています!

 

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