How to Spend Time Comfortably During Long Flights to Hawaii
ALOHA! 年末年始のホリデーシーズンにハワイを含む海外旅行を計画している方も多いと思います。しかし、目的地に到着する前に立ちはだかる壁が「フライト中の時間」。機内で長い時間を過ごすのは決して楽しいものではありませんが、旅行の達人たちはいったいどうやってこの時間を過ごしているのでしょうか? 海外旅行経験の多いMyハワイスタッフがとっておきの情報をシェアします!
まずは事前のプランニングをしっかりと!
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季節や利用航空会社、往路・復路、または出発・到着する空港により多少異なりますが、一般的に日本の各空港とホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港までの飛行時間は約7~9時間程度です。
睡眠時間とほぼ同じ長さがあるフライト中の時間は、何もしないでいると退屈に長く感じられてしまいますので、この時間を有効に、楽しく過ごせるようしたいものですね。
しかし、飛行機に搭乗した後に「さて、どうやってフライト中を有効に過ごそうか」と思っても時すでに遅し。出発当日前にまずは「空いた時間をどうやって過ごせば楽しいか」を考えて、事前に必要なグッズを準備して手荷物にパッキングしておきましょう。
フライト中は、狭く外に出られない場所で他の人々と至近距離に長時間腰を掛けている、という特殊な状況でもあります。自分や家族が快適に過ごせる方法を考えて必要なものをしっかり準備し、無防備のまま搭乗することがないようにしたいものですね。
1. 冷房・乾燥対策
航空機機内は、フライト中エアコンが効いており肌寒く、湿度が極端に低く保たれています。
フライト中の機内の温度は一般的に24℃、湿度は20%程度に保たれているそうです。冬の場合もちろん屋外の温度より高いですが、密室状態の機内で8時間前後も過ごす場合、かなり肌寒く感じられます。機内の寒さや乾燥で体調を崩して旅行が台無し…などということがないよう、しっかり準備して快適に過ごしましょう。
◇おすすめグッズ:
●加湿マスク(喉・鼻の乾燥対策)
※ 子ども、または気管支系に問題がある方は使えない場合あり。各社製品の注意書きをご参照ください。
●カーディガン等の上着、膝掛け等
●ローション、リップクリーム、化粧水等(肌の乾燥を防ぐもの)
「機内ではとても乾燥しているので、日本とハワイを行き来する際は鼻と喉を守るために必ず加湿マスクを利用します。呼吸が楽になるし、喉が痛いときは特に効果抜群ですよ。これがあれば乾燥した機内でも快適に過ごせます」(Aさん/日本出身、ハワイ在住)
「快適でリラックスできる温かい格好をして搭乗します」(Eさん/ハワイ出身、日本・米本土在住経験あり)」
「自分の膝掛けをいつも持参します」(Jさん/ハワイ出身、海外旅行経験多数)
「肌や唇の乾燥を防ぐため、ローションやリップクリームを持参しています」(Nさん/中国出身、ハワイ在住)
「乾燥していて喉が渇くので、お茶やお水などを飲んで水分補給を心がけています」(Tさん/日本出身、ハワイ在住)
機内では冷房だけでなく、肌や唇の乾燥を防ぐ対策が必須です。なお加湿マスクは約10時間効力があるそうですので、往復フライト分1人につき2枚持参することをおすすめします!
2.睡眠をとるための工夫
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日本からハワイへのフライトは、通常「レッドアイ(Red Eye)」と呼ばれる夜から翌朝にかけての時間帯がほとんど。フライト中に眠れるかどうかは、ハワイ到着後にどれだけ気分よくアクティブに動けるかの鍵を握る大事な要素なので、機内で睡眠をとるための工夫が重要になります。
◇おすすめグッズ:
●アイマスク
●耳栓
●旅行用枕
●スリッパ
●フットレスト
「長時間のフライトを利用する時は自分の枕を持参して、快適に眠れるように準備します」(Jさん/ハワイ出身、海外旅行経験豊富)
「回りの雑音をブロックできるように、耳栓を用意します」(Aさん/日本出身、ハワイ在住)
「靴を履いていると窮屈なので、機内ではスリッパを履いてリラックス出来るようにします」(Nさん/中国出身、ハワイ在住)
「飛行機の中ではなかなか眠れませんが、アイマスクをすると辺りが暗くなるのでかなり助けになります。エコノミー席の場合はフットレストで足の快適さに大きな差が出ます」(Yさん/日本出身、ハワイ在住)
機内で快適に過ごすためのポイントは「足」。フライト中は定期的に立ち上がってストレッチをしたり、足を締め付けない格好をする、温かいスリッパを用意するなどの準備を整えましょう。中でもフットレストは注目したいグッズ!
なお、スリッパは到着後にホテルの室内でじゅうたんが気になる場合等にも使えますので便利ですよ!
3.空いた時間の過ごし方
基本的には座ったままで過ごす機内での7~9時間。何もしていないと時間が長く感じられるため、空いた時間はなるべく有意義に過ごしたいものです。
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◇おすすめグッズ:
●本や雑誌
●タブレット/スマートフォン(チャージ用のケーブルも)
●自分用のヘッドフォン
●旅先のガイドブックや語学を学べる本
「飛行機に乗ると必ず子どもが泣き叫ぶ声が聞こえるので、音を遮断できるヘッドフォンを持参して音楽を聴いたり映画を観たりします。オーディオブックを聴くのにも役立ちますよ」(Rさん/香港出身、ハワイ在住)
「飛行機内で上映される映画のラインナップは事前にチェック。あとは、海外ドラマシリーズ全編を一気に観たりして過ごしています」(Sさん/日本出身、ハワイ在住歴あり)
「スマホでゲームをしたり、ビデオを観て時間を過ごします」(Wさん/ハワイ出身、海外旅行経験多数)
「読みたかったけど読む時間がなかった雑誌や本を読みふけります」(Jさん/ハワイ出身、海外旅行経験多数)
「ガイドブックを読んで旅行先について学び、旅行の計画を立てます」(Dさん/韓国出身、ハワイ在住)
「着いてから困らないように、フライトの時間を利用して旅先の言語や文化を学びます」(Nさん/ハワイ出身、海外旅行経験多数)
たっぷり時間のあるフライト中は、普段は仕事や家事で忙しく「やりたかったけどなかなか時間がなくてできなかった」という趣味が楽しめるチャンスでもあります! 編み物などを楽しんでみるのもいいかもしれません。
4. 子どものぐずりを予防する方法
大人だけではなく子連れ旅行の場合は、年齢により「どうすれば子どもが快適に、ぐずらずにフライトを乗り切れるか」を考え、様々な状況を想定して準備をしておくことが重要です。
子どもがぐずるのはある程度仕方がないとはいえ、長いフライト中、周りの人の視線を気にしながら泣き叫ぶ子どもをあやす…というシチュエーションはぜひとも避けたいもの。また予防策だけでなく、ぐずってしまった後の対策も立てて準備しておきましょう!
◇おすすめグッズ:
●スナックや軽食(おにぎり、サンドイッチ等簡単に食べられるもの)
※乳幼児の場合必要なら十分な量の粉ミルク、離乳食等
●ゲーム機
●タブレット
●子ども用ヘッドフォン
●子ども用フットレスト
●お気に入り、または新しいおもちゃや絵本
●普段使用している枕やタオル等
●普段使用している風邪薬等(非常時用)
ポイント:お腹が空かないようにする
子どもは一般的に空腹を我慢できない場合が多いもの。お腹が空くと泣いたりぐずったりの原因となるため、子どもが好きなスナックやすぐに食べられる軽食(おにぎり、サンドイッチ等)などを搭乗前に用意しておくといざというときに便利です。
「子どもはいつお腹が空くか分からないこともあるし、好き嫌いもあるので、飛行機に乗るときは常におむすびやリンゴなどを持参します。お腹がいっぱいになるとよく寝ますよ!」(Sさん/日本在住、ハワイ在住歴あり)
「子どもが小さい頃はすぐ取り出せる袋にお菓子を何種類か入れて常備し、フライト中のぐずり対策を取っていました」(Kさん/日本出身、ハワイ在住)
飲料は通常フライト中にキャビンアテンダントに頼んで持ってきてもらうことが可能ですが、粉ミルクを摂取している乳幼児の場合は、念のため必要分より多く用意しておくといざという時に困りません。
ポイント:退屈させないようにする
子連れの長時間フライトを何度か経験した編集部員の観察では、機内にいる際、退屈すると子どもは立ち上がろうと暴れたり、ぐずり始めたりすることが多いようです。その行動パターンを読んで、退屈させないための先回り作戦を実行しましょう!
「小さい子ども2人を連れて旅するので、iPadに子どもが好きな映画をあらかじめ多くダウンロードして行きます」(Wさん/ハワイ出身、海外旅行経験多数)
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「ヘッドフォンは子どもの耳にうまくフィットするものがあると長時間の映画を観たり、音楽を聴いたりするのに便利です。特に、音量を手元で調節できるタイプのものがおすすめです」(Kさん/日本出身、ハワイ在住)
「普段はなるべく避けていますが、この時ばかりは、ゲーム機やタブレットに熱中させておきます(笑)」(Yさん/日本出身、ハワイ在住)
ポイント:子どもが快適なように気を配る
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大人は眠れなくてもまだ我慢できますが、ハワイへのフライト中に十分眠れず、到着後不機嫌になってしまった子どもをあやすのは大変なこと。フライト中はなるべく子どもがすやすや眠れるよう対策を取りたいものです。また睡眠だけでなく、子どもが快適に機内での時間を過ごせるよう気を配りたいもの。
では、達人たちは子どものためにどのように準備をしているのでしょうか?
「子どもが幼い頃から持っているお気に入りの枕は旅行にも必ず持参します。これがあると安心するし、ないと眠れないので」(Iさん/日本出身、ハワイ在住)
「日本出発はなるべく遅い時間にするなど、子どもが寝るタイミングに合わせてフライトの時間を決めます。当日は朝早く起こして、フライトでぐっすり眠れるようなスケジュールにします」(Yさん/日本出身、ハワイ在住)
「子ども用のフットレストを持参して、足を伸ばして眠れるようにしています」(Tさん/日本出身、ハワイ在住)
また、座席によって快適さに大きな差が出ることもあります。
「立ち上がったり通り抜けしたりがしやすく、他の席より足のスペースに余裕があるので、出来るだけ一番前の席を狙います」(Yさん/日本出身、ハワイ在住)
「窓際の席で外を見ていると気が紛れるし喜ぶので、子どもの席は絶対に窓際。同じ列に家族で座れるように手配します」(Aさん/日本出身、ハワイ在住)
「子どもが機内で急に『トイレに行きたい!』と言い出したものの、食事用のカートで通路が塞がれていて前に進めなかった苦い経験があるので、子どもが小さい場合はトイレに近い席がおすすめ」(Kさん/日本出身、ハワイ在住)
子どもがフライト中快適に過ごせ、かつぐずったり泣いたりするのを未然に防ぐためには、事前のプランニングと準備が欠かせないようです!
以上、日本ーハワイ間のフライトを快適に過ごす方法についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?
目的地がハワイ以外の外国でも、飛行機に乗って長時間過ごすのは一緒です。どこへ旅行に行くのであれど、「フライト中は手持ちぶさたで苦痛…」、「初めて飛行機に乗るけど、どうしたら快適に過ごせる?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Eriko said on 2019年09月06日
元気に遊ぼうさんさま、寒さ対策はソックスとかエキストラのブランケットなどですか? 9月のご旅行楽しんでくださいね。Myハワイでは旅行者インタビューコーナーもありますので、良かったらご家族で参加されませんか? 元気に遊ぼうさんにお会いしたいです。ご希望の場合https://www.hawaii-arukikata.com/interview/index.aspから応募できますのでいつでもどうぞ!
元気に遊ぼうさん said on 2019年08月31日
9月に孫と一緒にANAの亀でホノルルに行く予定です、皆さんいろいろ工夫されているようで参考になりました。孫も7歳になりぐずることもなく安心しています。7~8時間のエコノミー席ではどうやっても「快適に過ごせる?」はできませんが、寒さと騒音対策は出来るので忘れずに準備して、ぐっすり眠ってホノルルに向かう予定です。帰りは海外の航空会社なので寒さ対策と小袋のお菓子を準備します。